ドイツベルリンの教育制度 ギムナジウムとゼクンダールシューレ
ドイツベルリンの教育は、小学校の次は、
- ギムナジウム
- ゼクンダールシューレ
に分かれます。
ベルリンでは878の学校の13,727のクラスに340,658人の子供たちが学び、56,787人が職業教育を受けている。ベルリンには6年間の初等教育課程があり、初等教育を完了した生徒は中等教育課程でゼクンダールシューレを経て職業訓練を目指すか、ギムナジウムを経て大学を目指すか選択する。ベルリンには特別な二言語教育課程の学校であるオイローパシューレがある。通う学校で子供たちはドイツでも外国語で小学校から始まり高校まで教育を受ける。ベルリンのほぼすべての行政区で9つのヨーロッパの主要な言語を選択出来る学校が29校ある。フランス・ギムナジウム・ベルリンは1689年にユグノーの難民の子供たちの教育のために設立されドイツ語とフランス語の教育が提供された。[111]ジョン・F・ケネディ学校はバイリンガルのドイツ人、アメリカ人の公立学校でツェーレンドルフ地区にあり、特に外交官の子供たちや英語話者の外国人コミュニティに人気がある。
実際に、ベルリンでは、小学校5年生からギムナジウムに行く生徒もいるし、7年生からギムナジウムに行く生徒もいます。
ギムナジウムという大学進学コースの中学・高校に行かない場合は、ゼクンダールシューレになります。
ギムナジウムは、12年生で大学入学のためのアビトーアという試験を受けますが、
ゼクンダールシューレでは、13年生で大学入学のためのアビトーア試験を受けます。
ゼクンダールシューレの方が1年多く、勉強するのです。
よくみなさん間違えているのが、ギムナジウムでないと、大学に行くことができないと思われていることです。
例えば、ベルリンにあるマンデラ、JFKというインターナショナルスクールは、ゼクンダールシューレの部類になります。 12年生で終了でも、この2つのインターはゼクンダールシューレの部類になります・・。
(ご指摘いただきました!マンデラとJFKが13年生まであると書いていましたが、
現在はマンデラ、JFK ともに12年生で終了だそうです。 以前に聞いたことは、13年生だったのですが、もしかしたら変更したのかもしれません・・)
10年生には、MSAという中学卒業試験があります。科目は、ドイツ語、英語、数学になります。
10年生を卒業すると、職業学校に行きたい生徒は、職業のために直結している専門の学校に行きます。
以上は、ドイツのベルリンにおける教育制度です。
ドイツでは、教育に関しては、州ごとの管轄になりますので、ドイツの他の都市、ミュンヘン、デユッセルドルフなどとは違ってきますので、注意が必要です。
よく、ドイツの教育ということで、ドイツの教育がすべて、以下のように思われているところがありますが、
ベルリンに関しては、小学校、ギムナジウム、ゼクンダールシューレ、ベルーフシューレ(職業学校)という、シンプルな形になっています。
以下は、ベルリンの学校システムとは違います。
初等教育
まず義務教育の年齢(6歳)に達した子供は、「基礎学校(Grundschule)」と呼称される公立の初等学校(ISCED-1)へと進学し、10歳まで4年間の教育を受ける(グレード1-4)[4][5]。義務教育である事から、原則として入校試験などはない。概ね日本の新学制における小学校1年生から小学校4年生に相当すると考えてよい。修了後は卒業という形式は行わず、上部学校の5年生へ「編入」するという形式で学業を継続する事になる。
また、公立学校以外の選択肢には以下がある。
- シュタイナー教育校
- モンテッソーリ教育校
- フリー・オルタナティブスクール
- 教会の運営する学校
またこの時に後述する職業教育か高等教育準備のどちらを希望するか、予め進路選択を行っておく必要がある。
中等教育
中等教育ステージ1
初等教育を通常10歳で修了後、次の進路は以下に分かれる。
- ギムナジウム - グレード12-13にてアビトゥーアを受験する、あるいはグレード10-12にて職業上級学校(Fachoberschule)への編入試験を受ける
- 実科学校 - グレード10にて卒業する
- 基幹学校 - グレード9で卒業する
- 総合学校 (Gesamtschule, 一貫校)
ドイツにおいては伝統的に職人の徒弟制度に由来する即戦力的な職業教育と、大学教育に代表される高等教育が明確に教育課程として分離されている。従って日本における中学校及び高等学校のような、後期初等教育・中等教育の時点から異なる教育を受ける事になる。もちろん両者は途中移籍や再履修が可能であるが、一方の学校を卒業した状態から直接もう一方の進路に進む事は現実的な方法ではない(職業訓練修了→大学など)。
最初の2年間は、観察指導段階(Orientierungsstufe)が設けられている[5]。
高等教育への進学準備
高等教育へ進む事を希望する場合、ヨーロッパ中央部で見られるギムナジウム(Gymnasium)という8年制の長期教育課程へと進学する。後期初等教育を下級生として終えた後、上級生として中等教育を受ける形となる。日本における中高一貫教育に小学校高学年を合わせたような長大なものであり、教育を受ける生徒にとって子供時代の大部分を過ごす重要な場所となる。こうした要素からしばしば文学や創作作品の舞台とされる事も少なくない。
卒業後はアビトゥーアと呼ばれる大学入校資格を取得する試験への受験資格を与えられる。このアビトゥーアが実質的な卒業試験であり、同試験合格によって正式に中等教育を完了したと見なされ、日本における高卒資格に相当する社会的地位が与えられる。
職業教育
一方、大学などの高等教育を希望しないか、もしくは志願できるだけの学力を持たない学生は、基礎学校を卒業してのち、直ちに労働者としての訓練を受ける。この進路を選んだ場合は、それぞれ「基幹学校(Hauptschule, HS)」および「実科学校(Realschule, RS)」と呼ばれる教育課程の、どちらかを選択する場合が殆どである。
基幹学校は職業教育校のようなもので、義務教育の延長として小学校高学年から中学校に相当する6年制教育を受ける(2Aレベル)[4][6]。基本的に義務教育の範囲内として留年や進級試験はないが、最終学年への進学のみ進級試験に合格する必要がある。ここで訓練程度を測った上で、卒業者に日本の中卒相当の資格を与える。ギムナジウム編入などが困難である事に加え、そうした意欲や可能性を持つ生徒は、後述する実科学校への進学を希望する為、多くは15歳前後で労働者として就職する。
実科学校は、同じく職業教育学校として位置づけられている教育課程(2Aレベル)で、期間は6年制となる[4][6]。基幹学校に比べて、実務訓練だけでなく高等教育準備に関する課程も行われるため、ギムナジウム進学に失敗したが高等教育を諦めていない人間が進む場合が多い。卒業後は中卒相当資格と同時にギムナジウム編入試験を受ける資格を与えられる。ただし編入試験は、実科学校内の成績優秀者でなければ合格が難しいとされており、選に洩れた生徒は、基幹学校の場合と同様に、若年労働者としての社会に出る事になる。
ドイツの総合大学に入学するためには、アビトウーアを合格すること
ドイツの大学には、2種類があります。
ドイツ総合大学とドイツ専門大学です。
ドイツ総合大学に入学するためには、アビトウーアという大学入学のための試験に合格することが必要です。
ドイツの総合大学の医学部に入学するためには、アビトウーアの試験結果を審査されます。そして、点数の順番に入学許可されます。その他、薬学部、法学部などの人気学部でも審査があるようです。
現在では、いろいろな学部で、アビトウーアの試験結果の点数の良い順番で足切りがあるそうです。
少し前と違い、現在では、5割程度が大学に行くようになったそうです。以前は、大学に行くのは、2割と言われていました。
ドイツの大学は、入学するのは、わりと簡単ですが、卒業が大変です。
ドイツ親子留学、親子移住を早めにして、しっかりとドイツのハイスクール、ギムナジウムやゼクンダールシューレで勉強して、アビトウーアを合格して、ドイツの大学に進むことをおすすめします。
ドイツの大学入学までに、最低でも4~5年は必要だと考えます。
ですので、15歳以降からドイツの中等教育を受けると、大学への道が厳しくなります。
おすすめは、8~10歳ごろからドイツの学校に入学することです。
もし、英語圏に留学しているなら、英語圏で2~3年留学して、ドイツの学校に入学すると、アドバンテージになります。
早めにドイツの小学校からスタートすることをおすすめします。
ドイツの学校で成功するために、3~8歳まで何をすればよいか?
ドイツ親子留学の理想的な適齢期は、8歳くらい~10歳くらいです。
理由は、日本語がある程度できるようになってからということです。
では、8歳くらいまでに何をしておけばよいでしょうか?
答えは、算数の計算力をつけることとある程度の英語力です。
算数や数学ができることが、ギムナジウムに行くことができるポイントになります。
英語ができることにこしたことありませんが、英語圏に留学の経験がなければ仕方ありません。
そうしたら、あとは、算数力、数学力があることが有利になります。
幼稚園生からのそろばん、暗算なども有効的です。
日本では、小学校の算数はXを使いませんが、そんなことを言わずに、数学力をつけるために、小学生にもXを教えて、使っていきましょう。
実際、我が家の息子は、数学を得意としていますので、ギムナジウムでも有利になっています。
息子は、早期教育で、生まれたときから、ドーマン博士のドッツカードで遊んできました。その後、家庭保育園のKIRARA(関西の浜学園のもの)も行いました。
また、幼稚園の年長から、そろばんをはじめて、2年くらいで、そろばん1級以上、暗算1級以上、フラッシュ暗算1級以上まで駆け上がりました。東京都のそろばん大会(珠算連盟大会)で3年間金賞を受賞しました。
頭の中には、2~3つのそろばんがあります。
その後、算数オリンピック系の通信(立体系)、将棋なども行い、常に、数学を意識してきました。はなまる学習会の算数も少ししてきています。
また、スポーツにも有効な速読の訓練、七田式右脳訓練もしてきています。
オーストラリアでもドイツでも、西洋人の生徒は、数学力、計算力が弱い生徒が多いです。
ですので、日本から来る場合は、算数、とくに、計算力をつけておくと、有利になります。
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