ドイツ親子移住と子供の心を踏みにじらない教育

ドイツ親子移住で見た、児童書がたくさんある!

日本では、絵本ブームでもあり、幼児期のための絵本がたくさん出版されています。しかし、小学校2,3年くらいからの児童書が少ないと思ったことはありませんか?

それに、日本の児童書の絵がつまらないというか、素敵な絵がついた児童書が少ないです。もう、児童書なのだから、絵はいらないということでしょうか?

ドイツの本屋さん、図書館でびっくりしたことは、ものすごい数の児童書があり、それも表紙に素敵な可愛い絵が載っている本がたくさんあることです。見るなり、すべてを購入しようかと思ったほどでした。

本屋のお姉さんに聞いてみました。

”ドイツの小学生は、このような児童書をたくさん読むのですか?”

”はい。ドイツの小学生はたくさんの本を読みます。とても楽しい本がたくさんあるので、お楽しみで読むのです。”

この返事を聞いて、ドイツの小学生が羨ましくなりました。

日本では、どうでしょうか?

小学校3年生くらいになると、中学受験に必要な読み物とか、図鑑とか、漫画で描いてある中学受験を目論んだ日本の歴史本とか・・・なんか、中学受験を狙ったものを読んでいるようで、これでは、小学生は本が好きになりませんね・・

 

スイミング教室の更衣室で、公文の宿題をするの?

息子が小さい頃、通っていたスイミング教室の更衣室で目撃したのですが、

更衣室で、まだ小学生2年、3年くらいの子でしょうか・・・B5版の紙の宿題をしているのです。B5版の紙といえば、公文ですね。

それも、スイミングパンツに着替えてから、その恰好で・・  これから、泳ぐのに、その前にそんなことするの? 疲れないのかな??

この様子は、愕然とするとともに、何かイヤなものも感じました。こんな子供時代から、忙しいのですね・・日本の大人社会の縮図ではないでしょうか・・

サピックスの日本の歴史のまとめを覗くことができた!

また、違う日だったと思います。またまた、スイミングスクールの待合室です。小学校6年生の男の子が、サピックスの日本の歴史、江戸時代でしたね・・のまとめを見ていたのです。

私は、ちょうど隣に座っていましたので、ガッツリ内容を覗きこんでしまいました。江戸時代の歴史が、図解して、わかりやすくまとまっているものを、その子は見ていました。(なんで、スイミングスクールの待合室で??ですが・・)

しかし、その江戸時代の歴史の図解を見ていた男の子ですが、本当に歴史を理解して見ているのでしょうか?

私は、経験からそう思いません。ただ、歴史の言葉をなんとなく暗記しているのだと思います。ただ、それだけです。本当の江戸時代の流れなどは、掴んでいない、全く理解していない・・・と思います。(本当に理解しているのは、小学生で少数派ですね・・)

中学受験をする子が言う、もっと遊びたい、もっと寝たい

中学受験をする子は、ほとんど、もっと遊びたい、もっと寝たいと言うようです。小学生で、まだ、11歳、12歳なのですから、もっと遊べばいいわけです。もっと寝ればいいわけです。それができないなんて、なんて酷なんでしょう・・

小学生くらいで、仕方がないから、お母さんがやれと言ったから・・という感じで毎日好きでもないのに、塾通いをしているなんて・・と思いませんか?

小学生から、自分の心を踏みにじるような毎日を過ごしていると、中学受験で御三家に合格する子によくある、ポーカーフェイス顔、そして眼鏡をかけて、あまり、喜怒哀楽の表情がない、小学生時代から人を小バカにしたような無表情顔になってしまいます。

人間は7歳までにカラダが成長し、14歳までにココロが成長する! 思考力は、14歳以降の問題です!

シュタイナー教育によれば、人間は7年ごとに成長段階があると言われます。

魂と身体[編集]

シュタイナーの教育思想では、人間の本性、すなわち内面の特質を、身体(肉体、Leib)、心、(魂、Seele)、精神(霊性、Geist)の3つに分けて理解している[13]

または、人間の魂から身体までを、意識の座である自我、感情と印象の座であるアストラル体、生命の座であるエーテル体、物質から成る肉体の4層に分けて理解するとも言われる。肉体が誕生しても他の3層は未分化の状態であり、7歳のときにエーテル体が自律、14歳のときにアストラル体が自律、21歳のときに自我が自律するとされる。(それ以降も人間の成長は続くが、ここでは教育のみに話をしぼるため割愛する。)従ってその各段階に分けて人間の成長を理解することが重要視される。

魂はさらに意志・感情・思考(表象活動)の3つの領域から理解され、それぞれの発達にふさわしい時期にその能力を伸ばすよう、配慮されている。

人智学では再受肉(転生)が信じられており、シュタイナー教育を理論づける文献『神智学』では中心点ともなっている。再受肉思想は、直接的には神智学から導入された。転生の繰り返しを通して持続される「個人」と、その個人の覆いである「人格」があるとしており、個性には「個人の個性」と「人格の個性」があるという。後述する「気質」の概念は、この二つの個性が前提となっている。再受肉の思想は、教師に対して、目に見える子供の「人格の個性」だけでなく、その内奥にある太古から受け継がれてきた「個人の個性」を一歩引いて見るといった視点をもたらす、教育上の効果があるという。ただし、シュタイナー自身は、人間が肉体から独立した精神として純粋な精神界に立っているのを内的に見ることができた(人間の精神・霊を霊視できた)とされており[25]、「個人の個性」など証明不可能な持論を超感覚的に現実として認識していたとされているが、シュタイナーと霊的に同レベルに達し同様の体験をしたと報告している弟子はおらず、教師はシュタイナーの言説を参考に「個人の個性」を想像することで認識を補う[26]。そのため教師には、シュタイナーの言説から得た特定の「調和」のイメージがドグマとなり、子供をその固定されたイメージに誘導するといった事態を注意深く避けることが求められており、自らを発達の途上にあると認識し、想像力の固定化を避け、子供自身と向き合うことが期待されている。[24]

七年期[編集]

上記の認識に基づき、この人間の特質を教育対象として年齢によって3期に分け、その発達特徴を理解する。この約7年間隔の発達的特徴に応じた教育課題があり、その課題を達成するためのキーワードが重要な指標になる[8]。発達の生理学や心理学に基づいた説明がなされており、幼児期や思春期膳の誤った取り扱いは、のちに心身の発達や健康上の障害、広範囲な精神医学上的症状の原因を作り出しやすいという認識に立っている。[13]生まれてから成人するまでの21年間のうちに世界から「真・善・美」を全身を通して理解し、その世界と自分との一体感を見いだし、世界の中で自由で自律的に生きることのできる人格の育成を目指す。

  1. 第1七年期(0〜7歳) – 誕生から7才頃の交歯期までで、模倣を特徴とする[13]。肉体の感覚器官が十分に発育する期間である[27]。この肉体を動かす事、すなわち意志の成長が課題であり、無意識的な活動、特に毎日の生活のリズムを重視する。この時期の子供は周囲の大人、特に両親からの直接的、間接的な影響を全身に吸い込んで成長する。つまり無意識的にも「(私の周りの)世界は善であふれている」ことを子供が理解するような環境づくりを目指す[27]
  2. 第2七年期(7〜14歳) – 性的成熟期である。感情作用が活発化し、想像力が 育つ一方、権威あるものを求める人間の段階であるとされる[13]。四魂の感情活動が分化・洗練される期間であるとされる[27]。感情の成長が課題となる。そのため教科内容から抽象性を排して芸術的な味わいを持たせつつ[27]いきいきした感情を育み、「世界は美しい」と感じられる教育[27]を目指す。ドイツ文学者の子安美知子は、小学校時代の教師は「愛される権威」「自明の権威」であることが目指されると説明しており、シュタイナー教育を受けた娘の子安文は、教師は非常に怖い存在であり、教師は教師であって友達のようにはならないと述べている[28]
  3. 第3七年期(14〜21歳) – 認識活動が中心にあり、自分の判断で自分と環境世界の関係を決定していく時期である[13]。肉体と魂に結合した自我活動が精神に向かっての思考を開始する期間[27]。表象活動の活発化が課題となる。明晰な表象活動により「世界は真実だ」との認識が目覚める方向[27]の教育を目指す。

この7年周期は誕生から死までだけでなく、死後も繰り返される転生の中で続くライフサイクルであるとされている

出典:ウィキペディア シュタイナー教育

シュタイナー教育の解説によると、思考力というのは、14歳以降に開始されると書いてあります。実際に、息子は現在15歳ですが、昨年あたりから、考え方が変わってきたなと感じますので、正しいと感じています。

しかしながら、日本では、まだ、小さい時から、思考力を鍛える!とかありますね。愚の骨頂ですよ。もう商業主義としか、思えません。

14歳までは、美しい世界を見ること!

14歳までは、感情が出来上がる、ココロが出来上がる時代ですので、美しい世界を見るような成長が子供にはふさわしいのです。ですから、ドイツのように、児童書が多く、夢のような美しい絵や楽しいワクワクした絵が満載の本がたくさんあることは、素晴らしいことなのです。

(注意:夢のようなといっても、ディズニー系、ハリウッド系は、どうなんでしょう・・・私の個人的な意見は、疑問視ですが・・)

それに比べて、日本の早くからの思考力を求める問題、中学受験などは、子供のココロをそれとなく、踏みにじるものではないでしょうか・・・

中学受験に合格されたお子さんの合格体験記やコメントなどもよく拝見しますが、本当のことは実は書いてはいないだろうし、子供の本当の機微な心の様子などまでは、わからないものです。

私の経験や身近な方の経験から想像するに、中学受験を経験した誰1人として、この時代をよい時間だったと心から思う人はいないのではないかということです。合格したということで、すべてが、解決されているだけなのです。

ABOUTこの記事をかいた人

ドイツのベルリンよりライブ情報を発信しています。 オーストラリアに3年間の親子留学ののちに ドイツベルリンに教育移住。 ドイツや英語圏への親子留学のサポート をしております。また、お母さんの在り方としての 母親学についても発信中。