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ドイツからの旅

ザルツブルクから世界遺産登録の世界一美しい湖水の街、ハルシュタットへの旅

ザルツブルクに一晩とまり、翌朝ハルシュタットに向かいました。

ザルツブルグからオーストリアのどこへ行くかかなり迷いました。インスブルックやチロル方面など魅力的なところがたくさんあるからです。グロースグロックナーなども行きたい場所です。

インスブルックInnsbruck)は、オーストリア共和国の都市で、チロル州の州都である。風光明媚な観光地として、またウィンタースポーツの地として世界的に知られており、1964年1976年にオリンピックを開催したことでも知られる。

面積104.91 km²、2016年1月の人口は13万人強であり、オーストリアで5番目に人口が多い都市である。インスブルック都市圏全体の人口は約29万人。さらに約3万人が非定期居住者として登録されている。

出典:ウィキペディア インスブルック

グロースグロックナー(Großglockner)は、オーストリアにある山で、国内最高峰である。標高は3,798メートル。ザルツブルク州ケルンテン州チロル州の東チロルにまたがる。周囲はホーエ・タウエルン国立公園となっている。

出典:ウィキペディア グロースグロックナー

今回は、まずは、オーストリアのザルツカンマーグートを旅することにしました。

ザルツカンマーグート(Salzkammergut)は、オーバーエスターライヒ州ザルツブルク州にまたがるオーストリアの観光地である。ザルツブルク市の東方に位置する。ザルツカンマーグートは「塩の御料地」の意味であり、かつてこの地方の価値ある塩鉱がハプスブルク帝国の帝国直轄地だったことに由来している。

出典:ウィキペディア ザルツカンマーグート

ザルツブルクからハルシュタットに向かうコースは2つあります。バスと電車です。 

ダッハシュタイン山塊の山麓に位置し、ハルシュタット湖の湖畔に家々が並び立つ景観は、オーストリアの代表的な風景として観光ガイドに用いられ、近年では観光地として脚光を浴びている。一帯は、「ザルツカンマーグート地方のハルシュタットとダッハシュタインの文化的景観」として、1997年にユネスコ世界遺産に登録された。

町の外れには、古代ローマ以前にまで遡る岩塩坑がある。この塩坑からは古代の墓地遺跡が発見され、ハルシュタット文化の由来となった。なお、Hallはケルト語で「塩」、Stattはドイツ語で「場所」を意味する。

出典:ウィキペディア ハルシュタット

ザルツブルクからザルツカンマーグートの奥地、世界遺産のハルシュタットへの旅

電車でハルシュタットまで行く方法

(こちらがおすすめです!)

ザルツブルグの駅構内のチケット売り場にて、きっぷを購入します。当日でもいいですが、前日購入が安心ですね。

10:12 ザルツブルグ発でAltnang-Puchheim Bahnhof で乗り換えて、ハルシュタットに12:47に到着の電車を予約しました。

電車だと少し遠回りですが、乗り換えてからの景色がきれいですので、こちらがおすすめです。途中、ブラームスやシューベルトが暮らしていたという、グムンデンのトラウン湖を通ります。

電車の時刻表はこちら

ウィーン行きの電車 Attnang-Puchheim で乗り換え

乗り換え後の、ブラームスやシューベルトが過ごした、グムンデンの街とトラウン湖。車窓から素敵な景色が続きます。

グムンデン: Gmunden)は、オーストリアオーバーエスターライヒ州グムンデン郡に属する基礎自治体 ( ゲマインデ ) 。健康リゾート、夏のリゾートとして利用されていて、さまざまな種類の山羊、梨、野菜や、松ぼっくり風呂、湯治施設、吸引室、ホエイ治療などを有している。ザルツカンマーグート地域の重要な塩工業の中心地でもある。また、窯業が盛んで毎年8月最終週の3日間には陶器市が開催され[1] [2]、後述のグムンデン陶器で知られるように「陶器の町」とも評される[3]

街はトラウン湖の北端に接していて、トラウン川が流れ込んでいる。南東にはトラウンシュタイン山が控える。世界最短といわれる全長2.3kmの路面電車が住宅街の路地を縫うように走っている。

出典:ウィキペディア グムンデン

 

乗り換えてから、ハルシュタットまで90分ですが、前半は、進行方向左側に湖の景色が続きます。温泉地のバッド・イシュールを過ぎてからは、右側の景色が綺麗になります。

バスでハルシュタツトまで行く方法

ザルツブルグの中央駅の目の前のバス停から、バス150で、バッド・イシュールまで行きます。

バッド・イシュールから、電車に乗り換えて、20分でハルシュタットに着きます。

こちらのコースは、帰りにザルツブルグに戻るときに、おすすめです。

行きにバスのコースで、帰りに電車のコースでもいいと思いますが・・。

ユネスコ世界遺産の世界一美しい街ハルシュタットでは、船着き場すぐの絶景が広がるヘリテージホテルに宿泊

ザルツカンマーグート地方のハルシュタットとダッハシュタインの文化的景観」(ザルツカンマーグートちほうのハルシュタットとダッハシュタインのぶんかてきけいかん)は、オーストリアの世界遺産のひとつ。風光明媚なザルツカンマーグート地方の中でも、真珠に喩えられるハルシュタット湖ダッハシュタイン山塊に囲まれるようにして発達した岩塩採掘の町ハルシュタットは、「世界の湖岸で最も美しい街」とも評される独特の景観美を呈している。映画『サウンド・オブ・ミュージック』の撮影にも使われた。

出典:ウィキペディア ザルツカンマーグート地方のハルシュタットとダッハシュタインの文化的景観

ハルシュタット駅に到着。小さな駅です。街の中心は、対岸なので、船に乗って、渡らなければいけません。

小さな船に乗って、対岸に渡ります。あれ?韓国人の旅行者が多いです。韓国のテレビドラマでの撮影があったようで、韓国でハルシュタットは人気らしいです。

オーストリアのハルシュタットの風景。カナダやニュージーランドと比べてどうでしょうか? この風景からもわかるように、空気も綺麗で、特に水がおいしいです。氷河の水が入っているからでしょうか・・。

早朝のハルシュタット。靄がかかり、幻想的です。

ハルシュタットの湖を見ながらの朝食やランチもいいですよね。太陽の当たり具合で景色の感じが変わります。

ハルシュタットの湖の周りの可愛い家やガストホフ(ペンション)など。

Salz とは、塩のこと。サルツカンマーグートは、岩塩の取れる町なので、塩のお店があり、ハーブ入りの塩もたくさん売られていました。

船着き場すぐのヘリテージホテルのレイクビューのお部屋。目の前が湖で、最上階なので、窓からの景色を日の出前から、夜まで堪能することができました。お部屋もフィットネスができるくらい広いです。息子がまだ、寝ていました・・。 朝食ビュッフェにもライスがありました。

ハルシュタツトへの旅の注意点とポイント

今回は、2週間前にホテルの予約をしたので、ヘリテージホテルの予約も一番最後だったと思います。できれば、2か月前くらいから計画をして、ホテルの予約をすると、もっとお手頃なホテルやガストホフが予約できると思います。

ハルシュタットのホテルに関しては、お手頃なホテルでも素敵なところがたくさんあります。利便性がよく、窓からの景色がよいホテルは値段も高くなっています。

また、ザルツブルグからも、ザルツカンマーグートの奥地になりますので、交通も不便です。ハルシュタットの食料品売り場は、わりと値段が高めで、品数も少ないです。レストランの数も少なく、夜は早めに閉店します。

ハルシュタットは、テレビドラマの影響で、韓国人旅行者がたくさんいます。中国人旅行者も少しいます。日本人旅行者は、3日間で、2~3家族くらいしか見ませんでした。

韓国人旅行者が多かったので、韓国では何が流行っているのか・・・まで、わかってしまいました。スマホでの自撮りが流行っています。自撮り棒をほとんどの人がもっていて、いたるところで、撮影・・・。サムスンですね。

欧米人の旅行者は、ニコンやキャノンの専門的なカメラを持っていて、やはり・・と納得しました。私は、いまだに古いデジカメで撮影しているので、専門的なカメラがそろそろ必要かな・・と思いました。

せっかく、風景のすばらしいハルシュタットを旅行するなら、キャノンやニコンのカメラを持って…がいいかもしれませんね。

 

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添田衣織 そえだいおり

2011年からの親子留学も14年目。EU永住権も取得、子供も成人して、本格的な移住の境地になっているところです。海外移住は10年、20年と積み重ねていくものなのですね!新しい挑戦には、いつも困難がつきまといますが、それをさらに乗り越えて・・。穏やかに、そして躍動的にチャレンジしていきましょう。

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