ドイツ親子留学で、子供さんも海外の学校生活が初めての方も多いかと思います。
我が家の息子は、オーストラリアでの学校生活の最初も、ドイツの学校生活の最初も
英語やドイツ語にまず最低1年間は集中しなければいけなかったですので、習い事もなしで、
週末はどこにもいかない感じで、すべてを語学に集中していました。
真剣に語学をものにしようとすると、最初は疲れますので、
週末もどこにもいかなくなるものです。
まさか、日本語補習校などもいきませんよ・・。疲れるだけです。
学校も12時半で終わって、帰宅して、語学に集中するのがよいのです!
最初の1年間は、語学をものにするまでの覚悟が必要です。
ドイツ親子留学、最初の1年目は、ドイツ語に集中すること!
英語もドイツ語も同じではありません。
ドイツ語は、英語と違って、文法が大事になりますので、定冠詞や変化をきちんと覚えないとはじまりません。
最初は、親子で、毎日2、3時間の家庭でのドイツ語学習が必要になります。
ウェルカムクラスが12時半に終わったら、アフタースクールなどにも参加せずに、
すぐに家に帰宅して、次の日のドイツ語のために準備する必要があります。
3時間のドイツ語の自宅学習が必要だと思います。
今後、ギムナジウム、ゼムンダールシューレに通学するようになっても、
自分で3時間の自主勉強ができないようでは、ついていけないからです。
たくさんの友達をつくるのは、1年後になります。コミュニケーションが
できないうちに、いろいろと参加しても意味がないからです。
日本語補習校は、我が家は行ったことがありません。そんな余裕は
なかったですけれどね。オーストラリアでもドイツでも、
英語、ドイツ語に集中しているので、余裕はありませんでした。
語学を真剣にものにしようとするなら、最初の1年はしんどいものである!
たぶん、親子留学・・というイメージで、海外の学校に通学すれば、
語学ができるようになる・・・なんて、まさか、考えていないですよね・・。
なにをもって、語学ができるようになるか。。という基準も問題ですが・・。
授業について行けるまで、語学をものにしていくのは、しんどいものです。
最初の1年間は、しんどいですよ。
まず、ボキャブラリーを増やさなければいけないし、ドイツ語は文法を
真剣に覚えなくてはいけないし・・で、キラキラした海外生活のイメージはありません!!
このあたりを少し間違えてしまっている方も多いかな。。と思っています。
英語圏は、留学というものが、国の商売でもあり、留学生は、お客様です。
ですので、学費が高くなります。留学が終わったら、さっさと自分の国に
帰国しなさい・・という留学商売です。
しかし、ドイツは、留学生ではなく、移民になりますので、
お客様ではなく、真剣にドイツで生活、勉強しないなら、国から出ていけ!
そんな感じがあります。だからこそ、学費も無料なんですね・・。
ドイツで真剣に生活するのか?勉強するのか?税金をおさめるのか?
こんなことが問われているのです。
ドイツ親子留学、キラキライメージを捨てなさい!
ドイツは、クリスマスシーズンが近づいてくると、街並みも可愛くなって
キラキラしたイメージがでてきますが、
ドイツ親子留学は、決して、キラキライメージを持ってはいけません。
移民として、ドイツで生活していくことは大変であるとの覚悟が必要です。
そんな覚悟があるなら、長期滞在すればするほど、心地よくなっていきます。
長期滞在すればするほど、最初に頑張ったことが活きてくるからです。
まあ、なんでもそうですよね・・。
キラキラして、親子留学をしたいのなら、富裕層になって、
太平洋の島あたりにでも・・いかがでしょうか・・。