豪州オーストラリアの小学校に関する4つの本音

海外で見た、親の学校への関わり

~日本のPTA役員の順番性などと比較して~

 

日本の幼稚園や小学校の役員などで、苦労したことはありますか?

順番で、小学校6年の間に1度は役員をしなければいけないなどありますでしょうか?

実際に、幼稚園の卒業アルバム委員をしたのですが、いい思い出であると同時に、お母さん方へ気を遣ったり、先生にお伺いをたてたりなど、神経が磨り減ることも多かったと記憶しています。もっと気楽にできないものでしょうか?

そんな観点から、海外で見た、親の学校への関わりを書いてみたいと思います。

  1. 保護者会に出席の強制感がない!?

オーストラリアの小学校に2年間、ハイスクールに1年間息子が通学しましたが、絶対に出席しなければいけない、保護者会、面談などは特にありませんでした。保護者会のような集まりが1年に1回あったのですが、ほとんどの方が、出席していませんでした。出席したい方が先生のお話を聞く機会があるというニュアンスです。たぶん、お仕事が忙しくて出られないお母さんが多いのだと思います。面談も1年に1回ありましたが、面談を希望する方がするくらいで、全員が面談をすることはありませんでした。面談をしたい方は、どうぞいらしてくださいという雰囲気です。

2.学校の役員もやりたい人がやる

学校の役員はどうやって決めているのかは、学校の先生と親しい方、知り合いの方たちが、自主的にやっているようです。例えば、小学校は、カトリック系でしたので、教会関係者のお母さんが役員などの主要な役割をしていました。

ハイスクールでも長年、学校と親しい方、兄弟がいて昔から学校関わっている方などが役員などをしていました。

もちろん、役員の子供さんが、優先的に学校の代表で行事の委員をするなどもあるようですが、

日本のように、学校の代表委員になると、内申点が良くなるなどの日本的な狙った作戦などは全く考えていないようです。

 

ですので、普通のお母さんは、子供が学校に行っているだけで十分で、何か問題があれば、学校の先生と直接話すのでしょうが、特に、役員として学校に関わらなければいけないという、強制感が全くといっていいほどありませんでした。

3. 卒業式もラフすぎる!?

小学校の卒業式でも、ラフな普段着でいらした親御さんたちが多かったです。日本のように、お父さんもスーツを着たり、お母さんがワンピースやスーツを着たりはしません。少し小奇麗な服装の方もいましたが、ジーンズ姿の方もいたり、足元は、サンダルだったり、とてもラフでした。写真撮影をするわけでもなく、卒業証書は一人ずつ手渡されましたが、あっけなく終了しました。

卒業アルバムも、日本のような分厚いものでなく、個人の写真が大きく写ったもので、個人的にはこれで、十分なのではないかととても満足しました。

先生の写真があるわけでもなく、友達の写真があるわけでもなく、個人の大きな写真があり、自分で自由に書き込めるようになっています。卒業証書兼卒業写真です。

卒業式で泣いている親御さんや子供たちもひとりもいませんでした。

子供同士で別れを惜しんで、写真を撮ることもありませんでした。

親子で、家族で写真を撮っていましたね。

その後のハイスクールの入学式はありませんでした。いきなり、オリエンテーションではじまりました。

4.なんでも自然体! 人生を楽しむ姿勢!

全体を通して、興味深かったのは、日本と比べて、オーストラリアの小学校では、学校に関わりたくないお母さんは、全く学校にも来ないし、親同士で仲良くなるということもないことです。自分の用事が終われば、さっさと帰ることなのです。

日本では、子供のために、お母さん同志が仲良くする場面も多いのではないでしょうか?また、日本では、役員などもあり、保護者会は、学期ごとに、参加しなければいけない、面談もいかなければいけないのが普通ですね。

保護者会にも、面談にも現れないお母さんは、日本では、子供のことを考えていない、変人と思われてしまいがちです。

学校の役員に関しても、必ず、自主的にやりたい方、学校のために貢献したい方がいるようなので、その方が喜んで自分の楽しみで行っているようです。仕事があり、忙しい方、学校に関わりたくないお母さんは、自分の気持ちに素直に従って、学校と関わらないのです。それに関して、他人がどうこういうこともありません。とても、自然だなと感じました。強制感がまるでないのです。

しかし、うまく学校と家庭が自然に回っている感じです。その中で子供が自然に成長している感覚です。受験もなく、本当に幸せな感じがします。

 

 

 

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ドイツのベルリンよりライブ情報を発信しています。 オーストラリアに3年間の親子留学ののちに ドイツベルリンに教育移住。 ドイツや英語圏への親子留学のサポート をしております。また、お母さんの在り方としての 母親学についても発信中。