息子が通学する、ドイツの学校、ギムナジウムには、耳学問ができる生徒がいます。
え。。耳学問って??と思いますよね・・・。
ドイツの学校、ギムナジウムでの耳学問ができる生徒とは?
耳学問ができる生徒とは、つまり、教科書は支払っているのに、もらわない、
(教科書代は、10年生までは、年間50ユーロ、11年生から年間100ユーロです)
ノートも書かない、ペンも筆箱ももってきません・・・。
しかし、抜群に数学、物理ができるのです・大学の授業も受けているらしい・・。
つまり、教科書も読まないし、ノートも書かないのに理解しているので、
耳学問ができているということですね。
先生たちも、知っているそうで、この生徒は、ときどき、
隣の生徒にペンを貸して・・・という感じで通しているそうです。
息子は、面白いよね・・・それもできるからね・・と言っています。
実は、この耳学問・・・大事なんですよ・・。
実は、学ぶ、理解するということは、読まない、書かない方が
優秀である場合が多いのです。
しかし、なぜ、日本では、ノートを書かせることを大事にするのか??
という疑問がでてきませんか??
学校でノートを書かせる意味とは?
日本の学校で、ノートを書かせる意味とは・・生徒を静かにさせるため・・と聞いたことがあります。
それって、思考停止かもしれないですね。
ノートについては、女子生徒は、ノートを書くのが好きで、しかし、
書くことに集中して、頭を使っていない場合が多い・・
色を使ってのノート作りが好きですね!
反対に、男子生徒は、ノートを書かないけれど、頭を使っている場合が多いと聞いたこともあります。
男性と女性の脳の使い方の違いや性格、趣向の違いとも言えますね。
刑事コロンボが大事な事件の重要項目を、その辺の
レシートのような紙に書いていた・・というシーンもありましたよね。
このようなことから、必ずしも、ノートを書くことが良いことではない・・
ということがわかりますね。発想転換ができそうですね。
ノートは、バラバラ、ぐちゃぐちゃに書くと、記憶に残ります!
私も今までの経験から・・いろいろとわかってきていますが、
もし、覚えたいことがあるならば、ノートはバラバラ、ぐちゃぐちゃの方が
記憶によく残りますよ・・・と思うのです。
真剣に頭を使いたいならば、ノートは雑に書くこと!
ノートを綺麗に書いて、まとめるのは、誰のため??ですね。
仕事で記録として残す、プレゼンのためにまとめるのならいいですけどね。
自分のために書くなら、ぐちゃぐちゃ、バラバラでも、わかればよいのです。
語学に関しては・・・
英語もドイツ語も、バラバラ・・ぐちゃぐちゃ・・の方が
よく記憶できますよ・・いや、本当に・・。
日本の受験生のみなさん・・・頭を使いたいなら、ノートはぐちゃぐちゃに・・
小学生の漢字練習・・・四角いマスに書いているのは、つまらないですよね・・
適当な紙に書いた方が面白いですよ・・。