夜21時に小学生が塾帰り!
日本に居たころは、小学生が21時ごろに電車で塾のリュックを背負っている姿を目撃しました。我が家は、相撲観戦のために、両国国技館で1日過ごして、夕食をした帰りだったのですが、御茶ノ水付近でたくさんの小学生を見かけました。小学校受験を控えている6年生は、夕方17時ごろから、21時ごろまで、塾があると聞いています。
我が家の息子もいずれ、このように塾に通うようになるのだろうか?と思いつつ小学生の姿を眺めていましたが、今から考えるとこれは世界でも異常な光景ではないかと思うのです。
小学生は、夜21時には、就寝があたりまえ
オーストラリアでもドイツでも、小学生は、睡眠時間が10時間は必要と言われていますので、もうすでに、夜21時には、ベットの中です。もちろん、夕食は、18時ごろに、家族そろって食べます。お父さんも18時ごろには、帰宅しています。それから、家族団らんをして、20時すぎごろには、自分の部屋で、ゆったりすごして、寝る準備をします。オーストラリアでは、大人も22時には寝てしまうのです!
小学生の心と身体の成長にいいはずがない!
小学校から帰宅してから、また、さらに塾に通い、夜21時に帰宅する生活が小学生の心と身体の成長にいいはずがありません。小学生の時代は、詰め込みの暗記をする時代ではなく、感性をはぐくむ時代でもあるのです。小学校時代に、抑圧された勉強と強制的な暗記をすると、脳神経の働きは結果的に、悪くなるのではないでしょうか?
では、どうすればいいのでしょうか?
塾のシステムと学校の制度が、子供にとって大切なことを考えないのならば、親が独自に子供を守るように取捨選択することが大切になってきます。まず、夜に帰宅する塾は通わずに、週末だけの塾に通ったり、または、通信教育で自力で勉強、親が指導する、究極は、中学受験をしないなど、独自に親が子供を守ることが大切です。御三家などのレベルの高い学校を狙わなくても、自力で勉強をして合格できる学校を選択する潔さも必要ですね。
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