ドイツ・ベルリンの学校、ギムナジウムの10年生の時間割大公開!

ドイツ・ベルリンの学校、ギムナジウムは、9月4日に新学期がはじまりました。息子は、10年生に進学しました。

昨年は、ギムナジウム9年生の時間割を書いたと思います。

ドイツのギムナジウム9年生の時間割

2016.09.06

ドイツ・ベルリンのギムナジウムの時間割大公開!

ドイツ・ベルリンのギムナジウムの10年生は、5月ごろにMSAという中等教育卒業試験があります。MSAの試験は、ドイツ語・数学・英語になります。

まずは、最初に2月にプレゼンテーションの試験があるそうです。これは、ドイツ語、数学、英語以外の科目から選択します。理科系でも社会系でも、音楽などでも良いそうです。スポーツ以外ならOKだそうです。我が家の息子は、化学を選択するようです。

1年間アメリカやイギリスに留学に出かけた生徒がいるのですが、この生徒たちは、MSAの試験なしで、11年生に進級するそうです。英語圏での留学の成績が大事なようですが・・。

また、10年生の最後には、職業体験があります。実際に会社に応募して働いてみる体験をするのです。会社は自分で探さなければいけません。どうせなら、興味のある分野のおもしろい体験をしたいですので、今から探していかなければいけません。

10年生の時間割はどうなっているのでしょうか?日本だと高校1年生になりますが、日本の高校生の時間割と比べてみてください!

  1時間目8:00~ 2時間目 3時間目

4時間目~14:30

月曜日 生物 数学 英語 ドイツ語
火曜日 歴史 フランス語 スポーツ ドイツ語
水曜日   物理 数学  
木曜日 ドイツ語 英語 化学 倫理・地理
金曜日 倫理・地理 スポーツ 数学 音楽

あっさりとした時間割ですね。

日本と違うところは、生徒会の時間とか、掃除の時間がありません・・。

また、クラブ活動もありません。家庭科や技術などの時間もありません。

英語の時間が思ったよりも少なく、自分でやる必要がありそうです。

こんな感じですので、高校生でも午後3時ごろには、帰宅しています。もちろん、塾などはありませんので、家でのんびり過ごすか、たまに習い事に行くくらいです。

ドイツの高校生の生活と日本の高校生の生活で、将来的に何が違ってくるのでしょうか?

ドイツの高校生の生活と日本の高校生の生活の違い

1.ドイツの高校生は塾に行かない!

ドイツにも、Nachhilfe という補習塾などがあります。ドイツの高校生は、自分の不得意な科目などのために、補習塾に行っている生徒もいます。しかし、1科目くらいです。数学や化学などの補習に通学する生徒がいるようですが・・。

基本的には、塾などには行きません。学校での授業を中心にクリアしていけば、大学進学への道がつながっていくからです。

それに比べて、日本の高校生は、ほとんどの生徒が塾に通学している状態ではないでしょうか・・。母校の生徒たちも、代々木にある鉄緑会に通学しているようです。英語は、渋谷の平岡塾に土曜日などに通学しているようです。

我が家は、日本での教育を続行するならば、なるべく塾なしで、Z会あたりの通信教育で大学受験をさせようと目論んでいたのですが・・。和田秀樹さんの緑鉄会という通信教育もありますので、こちらもいいなと考えていたのです。

自分の経験からも、塾に通学する労力がもったいないと考えていたからです。

2.クラブ活動を強制されない。生徒会活動も重視しない。

日本では、クラブ活動に入部することを一般的には強制されて、クラブで協調性や団結力などを学ぶことがよしとされています。

そして、クラブ活動を通して、友人関係をはぐくむことが、青春である・・みたいな感じで、好きでもないクラブ活動をしている生徒も多いはずです。

また、成績もよく、どらえもんの出木杉くんみたいな生徒が生徒会長などになり、活躍していることもよいと思われています。

アメリカでも大学入学のために、クラブやボランティアでの活動をアピールしなければいけない点があるようです。

ドイツベルリンの息子の学校を見ている限りでは、あまりそういうことは関係ないようです。生徒たちば、バラバラで、個人的に仲良くしているくらいです。また、自分の好きな習い事にそれぞれが没頭しているか、のんびりしている状態です。

確かに、のんびりすごしていかないと、自分がわからないし、将来もみえてこないな・・と改めて、息子を見ていて思いました。

自分を知るには、自分ひとりの時間がないと、見えてこない・・。

日本のように協調性や団結力などを重視していると、集団の中の歯車としてうまく機能するように適応していくけれど、自分がなくなっていく・・。そんなことを改めて感じました。

生徒同志は、インスタグラムやWhat’sApp でつながっているようです。

私の個人的な意見では、ドイツの学校の方が帰宅が午後3時ですし、家で親と一緒に過ごす時間も長く、将来的なこと、毎日の生活のことをいろいろと話し合う時間もたくさんありますので、子供の成長にとって、非常に健全だと思うのです。

やはり、高校生になっても、子育てが大事で、家庭が大事だと思うのです。高校生になると、親より友達が大事・・とかいう方もいますが、高校生でもまだ、親との関係が大事で、そして、その上で、良い友達も大事です。本音は、親からしか伝授できないと考えています。学校や友達からの情報は、建前でしかないですからね・・。

ですので、学校の時間が長ければ長いほど、塾やクラブ活動に奪われる時間が長ければ長いほど、世の中の流れに洗脳されていきます。

まるで、それが正しいかのように、そして、みんながしているので、しなければならないと、柔軟な考え方、発想の転換ができない状態にまで、固執した考え方になり、高校時代から、欲まみれ、惑わされて、手が届かない夢を持つことがいかにも、良いことだとブレイン・ウオッシュされていきます。

そんな点でも、ドイツの学校生活を健全に過ごしながら、親から子どもに大切なことを伝授できる時間があり、ドイツ生活は非常に有意義だと考えています。

生きるということは、「自分を知ること」 これにつきるのです。

成功して有名になったり、何かを達成してお金を稼ぐことではありません。

しかし、お金は、生活するために必要かつ十分だけ必要なのですが・・。

自分を知ることができて、ある程度の収入を得られることができるように、そして、その仕事が世の中の悪いことにつながっていないこと・・・そんなことを息子に伝授したいと邁進しているのです。

世の中の悪いことにつながっているお仕事をされている方・・かなりの数、いらっしゃると思います。どんなにお金を稼いでも、そこに意味があるのか・・疑問だな・・と思ってしまいます。

ABOUTこの記事をかいた人

ドイツのベルリンよりライブ情報を発信しています。
オーストラリアに3年間の親子留学ののちに
ドイツベルリンに教育移住。
ドイツや英語圏への親子留学のサポート
をしております。また、お母さんの在り方としての
母親学についても発信中。