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親子留学 ドイツ

ドイツとオーストリアの違い。ドイツに住んで、オーストリアはホリデーにて過ごすのがいい理由。

ドイツとオーストリア・・・同じドイツ語圏ですが、雰囲気が違います。ドイツのミュンヘンあたりは、オーストリアのザルツブルグと近いですので、オーストリアの雰囲気も含まれているような気がします。

そこで・・おもしろいのが、日本の郵便局では、オーストラリアとオーストリアを間違えるようで、日本で荷物の送り先をオーストリアと書いても、オーストラリア、カンガルーやコアラさんの国に行ってしまうようで・・。

ですので、日本からオーストリアに送りたいのであれば、欧州のオーストリアと書かないと。。いけないそうです。めんどうですね・・。

私は、オーストラリア親子留学からドイツ親子移住しました。豪州親子留学です!オーストリアではありません・・。というか、オーストリア親子留学なんて、ほとんどできないですよね。

ドイツは、自由な雰囲気の国。オーストリアは、伝統を重んじる保守的な国である

大雑把に特徴をつかんでみると、ドイツは、わりと自由な国、オーストリアは、伝統や格式を重んじる国ということができるでしょう。

オーストリア出身で、ベルリン在住の友人がいますが、その方がいうには、

オーストリアでは、どんな洋服を着ているか・・どんな家に住んでいるか・・どんな職業についているか・・・などから、評価されるそうで、

自由がない、規制されている感じがある・・ということで、ですので、ベルリンに住んでいて、とても自由で気ままで過ごしやすい・・とのことでした。

ベルリンに住んでいても、誰も洋服のことなど気にしないし、どんなところに住んでいるかなども気にしない・・みんなひとりひとりで、過ごしている・・

確かにそうですね・・。私も3年間ベルリンに住んでみて、過ごしやすいと感じています。

この夏は、オーストリアのザルツブルグからザルツカンマーグートの湖水地帯を旅行したのですが、

ザルツブルグからミュンヘンに戻る時に、電車の中で、おもしろい人に出会いまして、私の席の前に座ったのですが・・

面白いというのが、おじさんなのだけれど、若い女性の格好をしているという・・ミニスカートを履いているという・・とても女子なおじさん、おっさん・・でも話すとかわいい雰囲気・・

でも、このような方の話す内容は、非常に本音をついていて、ドイツ人の考え方を垣間見ることができました。

気まぐれで、ドイツ南部あたりを旅行したら、ホテルが全て満室で、4日間湖のそばで寝た・・駐車場で寝た・・など、まるでホームレス状態だったそうです。(どうりで・・最初臭かったし・・)

そりゃ、こんな夏休みに予約なしで、行こうとする方が無理があると私は思いますが、バカンスさえも気ままにいけずに、席取り合戦のような感じを批判しているのでしょうね・・。

また、オーストリアは、教会がいっぱいあり、カトリックを信仰している方が多く、そんなことも批判していて、

伝統って、なんだ・・・キリストって何だ・・みたいな内容で、非常に本音をついていて、爆笑しましたし、面白かったです。

ドイツ人は、批判的に物事を見るので、非常に面白く、それは、ドイツの学校時代にみなさん培われている点だと思います。

ドイツの学校では、人と同じ意見を言っても、評価されず、自分なりの批判的な、かつ、オリジナルな意見が求められます。

そんな様々な意見から、より良い方向を探って行こうとする雰囲気があるのです。

日本だと、批判的な意見はいやがられ、少し尖った意見などをいうことを躊躇してしまう点もありますよね・・。

ツイッターなどは、匿名で尖った意見を見ることができるので、面白いですけどね・・。

ベルリンは、ドイツではない。ベルリンはベルリン(伯林)だ!

ベルリンは、ドイツの首都ですが、実は、ベルリンは、他のドイツの都市とは、全然違います。雰囲気も、人々の考え方も違います。

ベルリンは自由な雰囲気で、移民も多く、人々に活気があります。純粋なドイツ人は、半分以下かな・・目算でそんな感じもあり、移民背景をもつドイツ人が多いです。

オーストリア旅行中には、ジーゲンに住むドイツ人に会い、その方も言っていましたが、

ベルリンは、ドイツではない。ベルリンは、ベルリンであると・・。

その方は、ドイツの中では、ケルン、ボン、ハンブルグあたりが好きなようです。自分の出身地域に近いからですね・・。

ハンブルグは、ドイツ人が一番好きな都市である・・とも言われています。確かに、アルスター湖が街の中心にあり、北欧な感じがあり、雰囲気がいいですからね。。

私は、実際に、ケルン3か月(1988年)、ゾーリンゲン3か月(2011年)、ボン、フランクフルト、デユッセルドルフ、ハンブルグ、コブレンツあたりのライン川、フランクフルト、ニュルンベルグ、バーデンバーデンからシュバルツバルトの森周辺、フライブルグに滞在経験がありますが、

確かに、ベルリンとは、大違いです!

ベルリン以外の都市は、整備されて、綺麗で、しかし、動いていない、活気がない。。という感じがあります。古い都市、つまらない・・ともいえます。

それに比べて、ベルリンは、躍動しています。移民だらけです。ごちゃごちゃして、カオスな点も多いのです。だからこそ、面白いのです。

ベルリンの壁ひとつで、東と西に分かれていたなんていう国・・東西冷戦の象徴だったわけです。或る日突然、家族が西と東に分かれた方もいたそうですので。何じゃそれ・・ですよね。

西とか東とか・・そんなどうでもいい、イデオロギーに振り回された都市・・それが、ベルリンなのです。

イデオロギーというものは、故意につくられたもので、それをかざして、誰かの利益になるがために、国を翻弄していくものですからね・・。

ベルリンは、漢字で書くと、伯林となり、これは、森鴎外の舞姫の中に書いてあります。森鴎外は、伯林に留学していたんですよね・・。日本も明治時代には、ドイツ留学をしていたという・・。夏目漱石はイギリス留学で、森鴎外はドイツ留学ですね・・。日本がアメリカに支配される以前のことですね。

ヨーロッパを楽しむ方法。ドイツに住んで、オーストリアなどにホリデーに出かけるのがオススメ。

ドイツで、滞在許可証(ビザ)を取得するのがいいですので、

ドイツに住んで、欧州の周辺国、オーストリア、スイス、リヒテンシュタインなどにホリデーに出かけるのが、欧州を楽しく過ごすポイントになります。こちらは、すべてドイツ語圏ですね。

ドイツ語圏でなければ、フランス、イタリアも近いですし、ポーランド、チェコ、ハンガリーなども近いです。

なんといっても、欧州の中で、真ん中に位置しているのが、ドイツです。

だから、2つの世界大戦に両方とも負けたのが、ドイツですし、現在は、難民をどどっと。。ドイツに押し寄せさせて、ドイツに負担をかけさせているのですね・・。

でも、なんだかんだいっても、人材・・というのが一番の価値があるので、難民も移民もドイツ語を学んで、ドイツの人材となることで、さらにドイツの国は発展すると思うのです。

ですので、ドイツには、将来性がありますし、そして、ホリデーには、山や自然が豊かな、オーストリア、スイスに出かければいい・・というのが、私の考えです。

ドイツ親子留学で、いずれは、子供がドイツの人材になっていく。。。いい選択だと思いますよ。こんなアフター311の世界ですからね・・。

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添田衣織 そえだいおり

2011年からの親子留学も14年目。EU永住権も取得、子供も成人して、本格的な移住の境地になっているところです。海外移住は10年、20年と積み重ねていくものなのですね!新しい挑戦には、いつも困難がつきまといますが、それをさらに乗り越えて・・。穏やかに、そして躍動的にチャレンジしていきましょう。

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