ドネルケバブはトルコ発祥だけれど、ケバブサンドは1972年ベルリン発祥。ベルリンには、1000以上のB級グルメ、ケバブ店がある。子供たちにケバブは大人気です!
「ドネルケバブ」は、トルコ語で、「ドネル」は回転する、「ケバブ」は焼き肉の意味です。ケバブ屋さんでは、肉が回転しながら、焼いていて、それを、大きなナイフでそぎ落として、トルコパンにはさんでくれますね。
ケバブは、中東とその周辺地域で供される、肉・魚・野菜などをローストして調理する料理の総称。アラビア文字表記はكباب(kabāb) で、日本語ではカバブという表記も一般的である。
中東諸言語のうちで「ケバブ」はトルコ語に由来するものであるが、現代トルコ語では語末の子音が無声化して「kebap」と表記される。その他周辺各国では、カワープ(ウイグル)、ケベプ(キルギス)、カバーブ(インド・パキスタン・アフガニスタン・アラブ)、キャバーブ(イラン)、チェヴァプ(バルカン)などと呼ばれる。
出典:ウィキペディア ケバブ
最初にベルリンに登場してから後のドイツでは、ドネルケバブはポピュラーなスナックとして広まっており、ケバブを省略した「デーナー」の名称で呼ばれている。毎日、200から300トンあまりが消費され、1998年には15億ユーロ、2011年には16,000のドイツのファーストフード店で35億ユーロの売り上げがある[6]。1990年代半ばからはドネルケバブはオーストリアやスイスでも一般的になってきている。ドイツ語圏での共通のドネルケバブのタイプはトルコのそれとは異なりピタパンにガーデンサラダ、スライスしたトマト、キュウリ、タマネギ、白や赤のキャベツにマヨネーズやヨーグルトのソース、他のバージョンとしてガーリックやハーブ、カレー等を加えもはや伝統的なトルコ料理には属していない。さらには肉の代わりにチーズをはさむなどのベジタリアン・ケバブを提供する店舗もある。
トルコ料理店では、ケバブというと、肉を串刺しにして焼いたものが出てきます。
東京外国語大学のペルシャ語学科出身の友人が昔、トルコ料理に連れて行ってくれましたね・・
東京外国語大学の学園祭に行くと、世界の料理の屋台がありますので、面白いですよ。私は、中学生の時から、毎年、東京外国語大学の学園祭に行っていました。
日本の東京でも、だんだんケバブ屋さんが増えてきているようですね・・
東京のケバブ屋さんのケバブサンドより、ベルリンのケバブサンドは倍の大きさでしょうか・・
ケバブサンドは、1972年にトルコからの移民である故カディル・ヌルマンさんがベルリンで屋台をはじめたのが、発祥です。
トルコ料理のケバブ、つまり焼肉をトルコパンにはさんで、ケバブサンドにしたのです。
回転して肉を焼く機械は、ドイツ製らしいです。
カディル・ヌルマンさんは、数年前、お亡くなりになりましたが、ケバブサンドの特許の問題があるとか・・
1988年にケルンに滞在していたときは、ギリシャ料理のケバブのような屋台があったことを記憶しています。非常に美味しかったと記憶していますが・・
ギリシャ風ケバブは、「スブラキ」「ギロス」 と言っていたと記憶しています。
ギリシャ風ケバブは、羊の肉、ラムです。
ギリシャのギロピタ
ギリシャでは、薄切り肉を棒に重ねて刺し、棒を回しながら横から火で炙り、焼けたところからそぎ落とした肉をギロス、ヒーロス、イーロス、ジャイロス(γύρος)と呼ぶ。ギロスには主に羊肉が使われる。
このようなギロスの調理法は、トルコ料理のドネルケバブ、アラブ料理のシャワルマとはほぼ同一である。
出す店によって肉以外の材料は若干異なるが、フライドポテト、タマネギのスライス、ザジキ、トマトなどを、ギロスとともに、ピタと呼ばれるパンに挟んで、一種のファーストフードのようにして食べることが多い。ギロスなどをピタに挟んだ状態のものは、ピタ・ギロス(Πίτα Γύρος)と呼ばれる。
出典:ウィキペディア ギロピタ
ケバブ関連の薀蓄が長くなりましたが・・・
ベルリンのおいしいケバブと検索すると、ムスタファゲミューゼケバブについて書いている方がたくさんいますね。
ゲミューゼとは、野菜ですので、野菜のケバブが人気なんですね。写真を見ると、カッテージチーズがのっていますね。
残念ながら、我が家から遠いし、長い行列を待ってまで・・やる気がうせます。いつか、午前中の一番乗りで行きたいと思いますが・・
思うに、ベルリンには、ケバブ屋さんは、至る所にありますし、そんなに違いはないと思っています。
ベルリン南西部にも、人気なケバブ屋さんがありますよ。
息子情報によると、ケバブにフライドポテトが入っている、人気な野菜ケバブもあります。
中学生、高校生の男子は、ケバブが大好きで、友達同志で会うと、必ず、ケバブを食べます。日本でいうと、ラーメンや牛丼感覚でしょうか・・
クーダム通りから近い、おすすめのケバブ屋さん
トルコ料理レストランの隣にケバブ屋さんも併設されています。
ケバブ屋さんで、お母さんたちにお奨めしたい、ハルウミ、トルティーヤ生地のラップ巻サンド
ケバブサンドは、美味しいのですが、子供たち、男子にはいいのですが、お母さんたちには、少しTOO MUCH かもしれません。
トルコパンに肉を大盛り、野菜を大盛り、・・・
トルコパンも小麦満載で、消化が気になる45歳以上のお母さんにおすすめなのが、ハルウミ、ラップ巻です。
こちらは、うすいトルティーヤのような生地に野菜とハルウミという山羊のチーズを焼いたものをはさんで、巻いてくれますので、お腹にもたれません。
ハルウミとは、フェタチーズのことです。
フェタチーズ (φέτα, feta) は、羊あるいは山羊の乳からつくられるチーズのひとつ。フェタとも。
ギリシャの代表的なチーズである。白色のねっとりした塊状の外観で、食塩水中で熟成させるために強い塩味がある。そのままメゼの一品として、またサラダやサガナキ、おかずパイの素材として食べる。
ギリシャ国外では、牛乳や水牛の乳で作られることもある。これまでフェタと呼ばれるチーズはギリシャ産のほかにデンマーク産、ドイツ産などがあったが、欧州委員会はフェタの名称をギリシャ産に限り認められるようにすることを決定した。そのため他国産のフェタは2007年10月15日以降名称を変更して販売しなければならない。
イランのパニール、トルコのベヤズ・ペイニル、ブルガリアのシレネ、ルーマニアのブルーンザ、モルダビアのブリンザなど、バルカン半島や中東地方には、フェタと同様の製法のチーズが広く存在する。