ドイツは電車もいいが、お手頃バスも人気!
ドイツから欧州を旅行するには、手段が3つあります。
飛行機、電車、バスです。ヨーロッパは、大陸続きですので、どこまでも海なしでいくことができます。また、スウェーデンからスペインでも、日本の北海道から沖縄くらいの距離になります。
飛行機では、以前、コペンハーゲンからデユッセルドルフまで、たったの45分くらいで、飛んだことがありますが、あっという間に到着で早いけれど、景色も見えずにつまらない場合も多いです。ビジネス用ですね。
電車は、景色を堪能できますが、景色がたいしたことない場合は、電車は割高になりますので、バスを選ぶ方も多いのです。
お手頃なバス旅行が近場では便利です。
ハンブルグまで、片道たった1000円です!
先日、ベルリンからハンブルグまで、日帰りで、バス旅行をしました。
バス会社は、Felixbus, Berlinerlinie, Postbus などいろいろな会社があります。今回使ったバス会社は、Felixbus で、お手頃ということでみなさんに人気です。
ベルリンからハンブルグまで片道3時間。
バスは、たったの片道7.9ユーロ(1000円)から、あります。申込み時期が1週間前、朝少し早い時間だとお得になります。
ドイツの電車を使うより、格安ですので、人気でみなさん利用しています。特に、リュックを背負っている若者が多いです。
バスは、ドイツから、ロシア、イタリア、スウェーデンなど
欧州全域を網羅しています。5~6社あります。
バスの中は、Wifi も完備で、コンセントをいれて充電もできるので、若者のニーズにうまく対応していますね。
ドイツの北の玄関口、ハンブルグに到着!
朝7時50分ベルリン発で、ハンブルグに11時に到着しました。
帰りは、ハンブルグ19時出発で22時半にベルリンに戻りました。
ベルリンからハンブルグまでのドイツのアウトバーン(高速道路)から見える景色は、ドイツ平原の牧草地帯、牛や馬が見えました。日本だと北海道の風景に似ています。北のドイツ平原では、酪農が盛んなことがわかります。
また、風力発電がたくさんありました。ドイツ国のエネルギーの方針も垣間見えます。
ハンブルグ滞在は、たったの7時間ですが、主要なポイントを抑えて観光するには、ちょうどいい時間です。これ以上長いと疲れてしまい、ホテルで一泊した方がよくなりますので。
ハンブルグは、欧州の北の玄関口。アルスター湖とエルベ川あたりを堪能すれば、ハンブルグの街を満喫したことになります。
アルスター湖の周りをぶらぶら散歩して、ハンブルグの街並みを観光。
ベルリンと比べると、ハンブルグの街は、イギリス風の影響をうけている建物が多い。ロンドンに近い。
その点、ベルリンは、やはり、東側の影響を受けているのだと、改めて、確認しました。
湖からの景色は、コペンハーゲンやストックホルムの北欧を思わせる感じもある。
書店を覗いてみると、やはり、文房具などもイギリス風なものが多い。おしゃれなお店も立ち並んでいる。
ベルリンとハンブルグは、たった250キロくらいしか離れていませんが、
街の様子は、すいぶんと違うことがわかりました。
やはり、ベルリンは、ドイツが東西統一したとはいえ、東の雰囲気を漂わせて、移民も多く、トルコや中東を中心としたオリエンタルやアラブの雰囲気もあり、まさにメトロポリタン、コスモポリタンなイメージであることを再確認しました。
欧州は、バスでどこでも行けると思うと、夢も広がります。ワルシャワから、ロシア方面にも行けるし、フランス、スイス、イタリア方面までも行けますが、時間は、12時間以上かかるので、バスでいかに身体が痛くならずに、寝ることができるかが、楽しめるかが、ポイントですね。それができれば、格安バス旅行で、欧州満喫も楽しいですよ。