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親子留学 ドイツ

ドイツ親子留学でのドイツの学校生活と子供に伝えたい大事なこと!

ドイツという国は、1986年の旧ソ連の事故があってから、この20年、30年と暗い時代を経てきました。

私の感覚だと、1988年にドイツにはじめて来た時は、ドイツに長く住みたいとは思わなかったからこそ、バブル時代の日本の就職を選択したのだと記憶しています。

その後、女性の活用ということで、1990年に日本の企業のデュッセルドルフ支店に女性の海外勤務のチャンスがありましたが、そして、実際に母と一緒に現場を見に行きましたが、少し違うな・・という違和感を持ち、決断まで至りませんでした。

そして、20年、30年の歳月が流れ・・やっと、ドイツも明るい時代が来たのではないか・・という感覚があります。

経済面では、強いドイツになっていますが、政治面では、混迷していて、本当明るいドイツなのかは、ジャーナリストの見解にお任せするとして、

私の感覚では、明るいドイツになってきた、難民、移民もたくさん流入して、いままでの固い考え方のドイツからシフトしているような気がしています。

ポーランド人、ロシア系の方の移民が一番多く、経済破綻したギリシャ人、スペイン人、イタリア人、旧ユーゴスラビアの国の方たち、トルコ人、中東系の方、シリア、アフガニスタン、パレスチナなどの難民の方達・・

この方たちと一緒になって、ドイツで過ごしていくことは、非常に興味深く、良いことだと思うのです。

ときどき、危ないとおっしゃる方も・・・それは、ちょっとテレビの見過ぎです!

しかし、ベルリンの街を見ると、松葉杖の方も多く、これはどういうことを意味しているのだろうか・・と考えることもしばしばです。ミュンヘンや南方面に次いで、ベルリンもホットスポットがあったしね・・。

2012年にニュルンベルグに息子の要望で、サッカーの試合を見に行きましたが、

20代くらいの若者で、車椅子の方が非常に多かったのを記憶しています。ケルン、メンヒェングラードバッハなどの西側では、そんな風には思いませんでしたが。これは、当時のホットスポットと関係があるのでしょうか・・・。

過去20年、30年が非常に暗かった時代、危ない時代だったことを表していると思わざるを得ません・・・。

ドイツ親子留学でのドイツ・ベルリンでの学校生活について

ドイツ親子留学では、日本の国立附属小学校、私立小学校、インターナショナルスクール、オーストラリアの学校、ニュージーランドの学校、ハワイから、オランダのインター、タイのバンコクのインター、台湾の学校、中国の学校・・・など・・

いろいろな国や学校からの子供さまが、続々とドイツ入りしてきます。

子供に海外の学校生活をさせたい、自分も海外生活を満喫したいと願うお母さんたちが非常に多いことを感じます。

シングルマザーの方も非常に多いです。

また、お母さんたちは、自立して収入を得ることができるように、ウェブ起業を立ち上げてきますので、

ドイツでも生活をしていける収入を自力で得ることができるように準備して、ドイツ入りしています。

先日、ビザを取得されたお母さんも、仕事の幅をベルリンで広げつつあります。ネットワークをうまく利用して、どんどんと仕事を請け負られています。

子供さんたちも、学校がはじまり、現地校に毎日通学して、ドイツ語の習得をしています。日本語補習校に通学される方も多いです。

しかし、日本語補習校は、現地のハーフのお子さん専用という感じが強いですので、日本人の方は、自力でスタディーアプリなどで勉強されることをお勧めいたしますが・・。

また、本日、家の近くにある、公文式などものぞいて見ました。数学と英語があるようです。ドイツ語はないんですね・・。

数学も微分積分のあたりは、公文式に通学するのも良いかと思って、息子は、11年生くらいになったら、行ってみようかな・・と言っておりました。

また、習い事などもいろいろとできます。

音楽スクールなどもあり、楽器をいろいろと習うことができます。

スポーツは、サッカーをはじめ、スイミング、バレエ、乗馬、ヨット、カヌー、空手、柔道、ボルダリングなどなどあります。

最初はどこで習い事などを申し込むのかとわからないことも多いですが、だんだんと生活をしていくうちにわかってきます。

我が家は、家の近いところの習い事に行く主義で、東京時代も、文教地区でしたので、環境もよく、

習い事も家からすべて3分以内でいけるところなどにしていました。

そうすることで、子供の負担をさけることができて、目的の達成も早くなるからです。

そろばん教室なども家から3分のところでした。おかげで、1級以上までに2年くらいで到達したのです。

サッカーや野球を習う公園も家から3分という場所にありました。

今でも、習い事は、すべて近い主義ですね。

こんな感じで、日本と同じように子供さんたちも、学校や習い事を中心に生活していくことができます。

日本のように、小学校3年生から塾などに翻弄されなくていいかもしれませんね。

ドイツ・ベルリンでは、補習校は、Nachhilfe といって、数学や化学のNachhilfe に通学している生徒もいます。

本日、公文式のパンフレットをもらっていたら、こう書いてありました。

KUMON-  mehr als Nachhilfe  (mehr alsの意味は、more than)

公文式は、補習校以上ですって・・。

数学と英語しかないじゃん・・と息子が言っていましたが・・。

ドイツ生活で子供に伝えたい大事なこと!

日本の生活ではなくて、ドイツ・ベルリンにいるからこそ、子供に伝えたい大事なことがたくさんあると思って、その辺りに意識を集中しています。

日本だと、息子の年代だとティーンエイジャーで、大学受験だけで、この年代が終わってしまうという時代なのです。

いやいや、大学受験なんかより、もっと大事なことがたくさんあるではないですか・・。

私は、ドイツ人の生徒たちがこの時代にやっていること、興味をもっていることなどでも、間違っていることが多いよ・・と息子に伝授しています。

息子から聞いた面白いことは、学校のドイツ人の生徒たちは、

13歳、14歳ごろにいったん、ボーイフレンド、ガールフレンドに興味をもち、盛り上がるそうですが、お互いにわがまま全開で、別れるカップルが多く、

もう15歳、16歳くらいになると、あきらめて、もう、結婚などしない・・と言っている生徒たちも多いとか・。あきらめがはやすぎて、おもしろすぎる!

そして、現在は、ブランド商品、洋服などに興味を持つ生徒が多いとか。音楽などはもちろんのことですが・・。

まあ、日本でも同じですよね・・。

さてさて、こんなティーンエイジの時代ですが、何が大事な時代でしょうか・・。

ブログでもメルマガでもしょっちゅう書いているのですが、18歳、20歳くらいまでに、

自分がわかること、自分のやること、進む道がわかることです。

妙な高い願望をもって、高いところを目指したりはしてほしくないのです。

あれ?よく言われていることと、違って反対ですよね。

自己実現して、目標を達成してとか・・。

そのために努力を重ねることがいいことだとか・・。

成功を目指して進んでも、その到達地点には何もありません。

お金が入り、地位が高くなるだけです。しかしそのために犠牲にすることも多く・・。

成功するために、人を傷つけたり、嘘をついたりしてはいないでしょうか・・。

成功のためには、そうせざるを得ない方もたくさんいらっしゃると思います。

そんなことをしていたら、成功をしたとしても、人を傷つけた、嘘をついた報いで、幸せになることはできませんね・・・。

人は、どうしても、何かになりたい、何かを掴みたい、お金がたくさん入って欲しいと思いがちですが、そして、自己実現したいと思いがちですが、そして、たくさんの欲がありすぎですが、

それより大事なことは、ありのままで素直であること、心が綺麗であること・・。

どうも、自己実現して、何か目標を達成しようと無理することで、ありのままでいられなくなり、心が綺麗でいられなくなる・・・何か策略的になる・・欲がだんだんと増えていく・・

そんな状況が生きているとありますよね。

ですので、実は、戦略とか、戦術とか・・戦う・・という言葉が嫌いです。

どちらかというと、平和的に、調和的に、中庸に過ごしていきたいですね。

これを息子にも伝えて生きたいと思っているのですが、世の中の流れは、これとは反対の方向へ向かっているのです。

成功するためには、願望成就のためには、自己実現のためには、夢や目標に一歩近づくためには・・・という本がありふれていることで、世の中の流れがわかりますよね・・。

自分を活かすことがそんなに大事なのでしょうか・・・。なぜ、みんな自分を活かしたいのでしょうか・・?

そんなに自分が大事なのでしょうか・・。自分、自分・・と・・。

自分は、この広い世界の中で、ちっぽけな小さな存在・・ただそれだけなのに・・。

欲が多いと病の原因にもなっていきます。病は気から・・ですね。すべては、欲が原因です。

これは、強く言っておきたい。

欲さえなくせば、健康を損ねることはないと・・。

傲慢になってはいけない。自分の道を静かに進めば良いだけです。

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添田衣織 そえだいおり

2011年からの親子留学も14年目。EU永住権も取得、子供も成人して、本格的な移住の境地になっているところです。海外移住は10年、20年と積み重ねていくものなのですね!新しい挑戦には、いつも困難がつきまといますが、それをさらに乗り越えて・・。穏やかに、そして躍動的にチャレンジしていきましょう。

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