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親子留学

親子留学で考える、働き方のこと。KAROSHIがドイツ語になっていることから考えること。

ドイツ人の働き方・・ドイツ人でなくても、移民背景の方でも、ベルリンでの働き方・・

本日のDHLが来るという予定でしたので、家で待っていても来ないな・・と思っていら、メールが入り、隣人にあづけました・・ということで、ポストに不在票が・・。

つまり、階段の上まで疲れるので登っては来ないで、ついでに下の方の階の方にあづけてしまったということ・・。

これが、ドイツベルリンでの働き方です・・このような例からもいろいろと想像できるかと思います。

 

KAROSHIはドイツ語になっている

 

KAROSHIがドイツ語になっているという記事を拝見しまして、そういえば、以前、ベルリンの大型書店で、KAROSHIと書いてある絵葉書カードを発見したのです!

最初見たとき、ウッソー、え・・と思いましたが、さすが、休暇が大事で旅行のために働いているとまでいわれるドイツ人が、KAROSHI に反応してしまうのはよくわかります。

きっとドイツ人は、「過労死するまで働く日本人、なんて無意味なことを・・。働くことより、旅行や自分の大切な時間の方が大切なのに・・」このように言っていると思います。

実際に、語学学校のドイツ人の先生は、働くことの意味で、「お金はそんなに大事なことではない」と、はっきりと言っていました。さすが・・目覚めているドイツ人・・。

KAROSHI するまで会社にしがみついたり、固執してしまったり、それしかないと思ってしまうことが残念なことです。

ブラック企業も多く、パワハラやいじめなども問題になっています。

過労死もそうですが、日本でブラック企業が多く、パワハラが問題になっているという環境がありがちならば、私は大事な自分の子供をそのような環境に飛び込ませることはしたくないと思っているのです。

バブル時代ですが、私が大企業に勤務していたとき、同じ部署の同期の男子がこう言っていました。

「僕は今の働き方が続くのであれば、長生きができないような気がする・・・」

入社1年目からこのように思っているなんて、なんと激しい会社なのか・・と思いました。

私もこれからどうするのが良いのかなと思いましたが、家族優先にすることが今後後悔がないだろうと思い、家族が一緒に住むことができるインドネシアに行くことに決めたのです。

バブル時代の日本とは真逆の環境であるインドネシアでしたので、すべてがゆっくりで、ティダ・アパアパ(こちらはインドネシア語、関係ないさ・・の意味)という価値観でしたので、日本の固執した考え方を改めることができたとも言えるのです。

インドネシアでは、運転手もいるし、食事を作る人、子守をする人が家にいるのが、普通の家庭でもあたりまえです。奥さんは家事をする必要もありませんでした。綺麗にしているのが、奥さんです・・のような価値観のインドネシアでした。

このような価値観を見てしまうと、なんだろな・・・と日本の現状と比べてしまうしかありません。

 

子供にどんな働き方を伝えれば良いのか?

 

私はどんなこともすべて、子供にとって何が良いのだろうか・・というところに帰結しますので、また、子供が将来、どんな働き方、どんなライフスタイルをするのがよいのか・・

そのためには、率先して、親自身がそれを子供に見せていかなければいけないと思っています。そして、導いていかなければいけないと考えています。

そのためにも、親子留学をして、海外から日本のことを見て、検討することができたことは良かったと思っています。もし、日本にいたら、このような考えには至らずに、子供の中学受験、大学受験に親も翻弄されていたと予想できるからです。

子供を海外の学校に通学させて、アメリカから出発して、オーストラリア、ドイツへと渡ってきたことは、子供の学校のため、子供が進学して進んでいく道をつくるため、そして、つまりは、良い環境で働くことができるために、そのために進んできたわけです。

働き方・・・が究極の目的であるといっても過言ではありません。私がいままでしてきた、見てきた経験は、子供に伝えるためであり、すべてがそのためにあります。私たちは、どのように働くことが幸せなのだろうか・・・。

もちろん、KAROSHIの反対の働き方になります。それは、ドイツで真摯に進んで行くことで実現できるものであると考えています。

海外に出て、枠を取り外して、固定観念を打ち破っていかないと見えてこない価値観の先にあるものかもしれません。

親子留学の究極の目的もここにあります。

 

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添田衣織 そえだいおり

2011年からの親子留学も14年目。EU永住権も取得、子供も成人して、本格的な移住の境地になっているところです。海外移住は10年、20年と積み重ねていくものなのですね!新しい挑戦には、いつも困難がつきまといますが、それをさらに乗り越えて・・。穏やかに、そして躍動的にチャレンジしていきましょう。

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