我が家は、2017年8月の末で、ドイツ移住2年8か月が経過しようとしています。最初にフリーランスの滞在許可証を2年取得し、2年後、滞在許可証の更新をいたしました。
私のフリーランスの仕事の方も順調に進んでおります。また、子供の方も、最初は、移民クラスからはじめて、ギムナジウムに正式に移行して、息子の方も順調に進んでおります。
すべてが順調に恙無く進んでおりますので、やはり、ドイツベルリンに移住したことは、必然であり、導かれていたとの感をぬぐえません。
ドイツ移住への道、導かれた道を進んで行くということ
ドイツ移住への道は、無理をせずに、自分の直観に従い、すべてを進めて参りました。周りの意見に左右されることもなく、自ら進む道であることも確信しながら進めてきました。
オーストラリアの3年半の親子留学を終える半年前には、すべての道がふさがっていたのは、当時は、八方塞りでしたが、今となればいい思い出です。
そんなときに、突然、自動ドアが開くように、ドイツ・ベルリン移住の扉が開いたのです。これは、1988年にベルリンの壁と東西ベルリンを見るために、ケルンから一人旅をしたことが伏線になっていたとは・・。その時の約30年後に、つながっていたのです。そして、今があります。
ドイツ移住1年目 2015年度
2015年の1月1日に、オーストラリアのメルボルンからエティハド航空でアブダビを経由して、ベルリンエアーでベルリンに到着しました。新年のカウントダウンパーティの花火の残骸が散らばっている、一番ベルリンの街が汚い日からベルリン生活がはじまったのです。
ドイツのサッカー、ブンデスリーガの試合解説などを聞いても、何もドイツ語が分からなかった息子ですが、1年間のドイツ語移民クラスの授業でだいぶ、ドイツ語もわかるようになりました。
最初はドイツ語の変化などを覚えるのも大変だったようですが、ポイントを教えるとすぐに慣れて覚えました。若いと覚えも早いものです。
私も滞在許可証を取得してから、義務である移民者のためのドイツ語インテグラツイオン・コースに8か月通学しました。
ベルリッツの語学学校では、シリアからの難民の方たち、アフガニスタンからのアシュリムシーカーの方、ロシアからの移民の方たち、イランの方、同じアジア系のお母さんなど、いろいろな出会いがありました。
ドイツ移住 2年目 2016年度
ベルリッツの語学学校を終了するくらいから、フリーランスビジネスの方に本腰を入れていきました。自分で仕事を作っていくという作業に苦労しましたが、独自の仕事を作ることは楽しみでもありました。
日本のお母さんたちのためにもなり、ドイツ・ベルリンの経済効果にも貢献できるビジネスを進めることが出来て、とても嬉しい限りです。ビジネスパートナーとのタイアップも上手く進めることができて、本当に運が良く、恵まれています。
息子の方は、移民クラスからギムナジウムのお試し8年生から入学して、正式に9年生から入学しました。最初は大変でしたが、毎日のコツコツが実り、徐々にギムナジウムでも差を縮めることができました。
ドイツ移住 3年目 2017年
今年の8か月は、ビジネスの方もさらに磨きがかかり、滞在許可証の更新も無事に終えることができました。
息子の方も、9年生のギムナジウムを無事に終了したのです。
オーストラリア親子留学のときもそうでしたが、3年目というのは、1つ上のステップに進む感じで、最初のステージでは見えなかったいろいろなことがわかって、見えてくる時期です。
息子の方は、友達も増え、ドイツ語もさらに磨きがかかり、現地の同級生とだんだんと同化していく時期です。
一方、語学学校を継続していない私、母は、ドイツ語能力もあまり伸びずに、停滞中で、なんとかさらに次の段階に行きたいのですが、ビジネスの方に時間をとられてしまうというジレンマがある状態です。
ドイツ移住に大切な3つのこと!
ドイツでの滞在許可証を取得して、ビザ更新していくにあたって、大事な3つなことは、
- 資金
- 仕事
- ネットワーク(人間関係)
以上の3つになりますが、
ドイツで生活していくにあたっての大切な3つのマインドは、
- 勇気、やる気
- 忍耐、根気
- 慎重さ、賢明さ
以上に3つになります。
あたりまえのようですが、バランスよくどのように自分を整えることができるかが海外生活で大切になってきますので、
親子移住で、子供をかかえながらのドイツ移住も大変ですが、お母さんの踏ん張りどころで、子供と一緒に苦労しながらでも進む価値はあるかと考えています。