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教育移住

教育移住と子供の習い事の関係

 

教育移住、海外の親子留学を検討する場合に、何歳で海外留学をするかを決定する場合でも、それまでに、どんな習い事をしておけばいいのかというのも非常に大切になります。

今の時代すごい方もたくさんいらして、本日ユーチューブで拝見したのが、御三家から最高学府に入学しながら、ピアニストでも活躍されている方です。

プロフィールやどんな家族環境だったのかも参考になり、興味深いですので、眺めてしまいます。やはり、小さいころからの親の価値観と導き方が大切なことがわかります。

 

教育移住と子供の習い事、いつ何をすればよいのか?

 

日本では、子供の将来のための教育や習い事に親が躍起になっている方も多いような気がします。ドイツで息子の周りのお母さんを拝見しますが、少し年齢が上になるので、もう放置している方も多いような気がしています。子供の習い事で大変なのは、小学生時代ですね。

我が家も振り返ると、幼稚園、小学校時代は、習い事で毎日が非常に大変でした。ほとんど毎日ダブルの習い事だったことも多いのです。(近場だったのでできたのですが・・)

3歳からのリトミックからはじまり、体操教室、スイミング、ピアノ、そろばん、サッカー、野球、将棋、そして、自宅では、通信教育、通信の右脳教室、通信の数理教室、通信の速読などをしていました。10歳までこれらを毎日組み合わせていました。

日本の首都圏などは、みなさん毎日ダブルの習い事があたりまえな子供も多く、体操教室では、小学校に入学前に跳び箱、鉄棒、縄跳びすべてできるようになっていたり、

水泳なども小学校入学前にみなさん選手コース手前まで仕上がっていますので、バタフライまでできる子供さんも多かったのです。(我が家は塩素の害を考慮していたので、週1回のゆっくりタイプでしたが・・)

10歳ごろに教育移住、親子留学に出発して、この年代には英語の習得をはじめるのが理想ですので、それまでに、習い事の臨界期が来るまえに色々と体験しておくことが大切ですね。

習い事でも、10歳より前にしておく習い事、中学生からでも間に合う習い事がありますね。

3歳から5歳くらいまでにはじめた方が良い習い事は、

  • バレエ
  • ピアノ
  • バイオリン
  • 体操
  • (絵画)  情操教育のため
  • (水泳)  より恐怖感がなくなる
  • (将棋、囲碁、チェス、そろばん) より右脳が発達する

サッカーや野球などは、6歳くらいからでも間に合います。テニスなどは、10歳までにはじめれば選手を目指すこともできると言われますし、その他の楽器(ギター、フルート、サックスなど)やスポーツ(武道、スキー、ゴルフ)なども、中学からでも十分に間に合います。

バレエ、体操など柔軟性が必須なもの、ピアノ、バイオリンなど絶対音感が必須なものは、早めに習いはじめた方がいいということですね。

我が家の経験から感じたことは、10歳くらいまでに、得意や不得意がだいたいわかってくるということです。これは伸びるなとか、これはもう必要ないなどもわかってきます。そんな意味でも、10歳から海外移住をすることは適度に良いとも言えるのです。

しかし、現実として、これらの習い事をしてきても、実際にずっと継続できる子供は、一握りであるともいえるのです。

そんなことを考えると、もし、習い事を何もしていなくて、本を読むとか・・・自分で工作をする、自分で絵を描く、今の時代、PCをいつも動かしている・・などの子供さんの方が、実は今後伸びていくのでは・・とも感じています。

知っていたり、聞いたことがあるお子様の例では、小学校時代ずっとビー玉をころがしていたり、エレベーターをずっと研究していたり、紙飛行機をずっと研究していたりなど、習い事をしていなくても、すごい子供さんがたくさんいらっしゃることがわかります。

息子の周りの方たちを見て感じることは、たとえ小さい頃から何も得意なことがなくて(本当はそうではなくて、そう見えるだけで・・)、ずっと、ぼーっとして過ごしている子供さん・・ティーンエイジャーになると伸びてきますよ・・このようなタイプは強いですよ・・と観察しています。

もし経済的に習い事をすることができない方は、何もさせなくても大丈夫であると観察しています。ぜひ、子供の自由にさせておいてください。ものすごく強い人間になると思います。

我が家はたくさんの習い事をさせましたが、私が今思うことは、何もさせない方が実はいいのかも・・ということです! このように思われた方は、子供に習い事をさせないで、放置してみて、将来的に良い人間になることを実験してみてくださいね。

 

10歳ごろまでに好きになったことは、一生涯続いていく・・・

 

子供が得意なことは、もう3歳、4歳くらいには見えていて、10歳ころまでには、なんとなく形になっているもので、10歳くらいまでに好きになっていることは一生涯続いていくものであると思っています。

子供の得意、好きなこともいろいろあり、子供の性格でも、静か、動きがあるからはじまり、頭で考えるのが得意な子供、手や身体を動かすのが得意が子供などなど、多くの種類があると思うのです。

しかし、手や身体を動かすのが好きな子供に、暗記をしなさい、本を読みなさいと強制をしても無理なわけですし、頭を使うのが得意な子供に、工作をしなさいなどを強制しても無理なのです。

もっと、もっと自由に子供の個性を伸ばす環境があればと思うのですが、今の日本の子供の環境だと、みなさんほとんど同じ状況で、小学校から頭を使うことばかりで、競争をしていく雰囲気が多くなっていますので、頭を使い、競争が得意な子供だけが、伸びていき、上位になっているのです。

手や身体を動かすことが得意な子供さんや繊細な感情を持つ子供さんももっとのびのびできる環境があればいいなと思ってしまいます。

10歳ごろまでに自分の好きなことがなんとなくわかってきますので、それを持って、海外留学に出てみて、自分の好きなものが海外ではどうなのか? などを検証するのも良いことなのです。

そして、これからの時代で一番大切なことは、自分の好きなことを徹底的に極めることなので、自分の好きなこと、得意なことをもって、親子留学に出発すると良いと思います。

 

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添田衣織 そえだいおり

2011年からの親子留学も14年目。EU永住権も取得、子供も成人して、本格的な移住の境地になっているところです。海外移住は10年、20年と積み重ねていくものなのですね!新しい挑戦には、いつも困難がつきまといますが、それをさらに乗り越えて・・。穏やかに、そして躍動的にチャレンジしていきましょう。

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