2019年8月24日、ベルリンの壁崩壊から30周年を記念して、ブランデンブルグ門の前でベルリンフィルハーモニーの新しい時代の幕開け、新しいキリル・ペトレンコ指揮のベートーベンの演奏が行われました。
3万4千人もの人々が集まり、ベルリンの夕べを楽しんだようです。
下記の記事の右真ん中あたりから、コンサートのすべて、最後のインタビューまで観ることができます。
演奏だけでなく、夕方、夜の景色も映し出されていますので、ぜひご覧ください。
ベルリンの新しい時代がはじまる!
もう新しいベルリンの時代が躍動していますので、一緒に進んでまいりましょう!
何が新しい時代なのか・・・
私は実際にベルリンに2015年から住んでいて、最初なシリアの難民が押し寄せている時代でしたが、その時を超えて・・・
語学学校の先生によると、難民たちの成功率も50%ぐらいではないか・・と聞きました。
中には、ドイツにあわなくて、シリアに帰国された方もいるし、しっかりと進んでいる方もいるのですね。
50%という数字は良い方、成功しているといってよいのでは・・とも言っていました。
そんな難民の時代を乗り越えて、2019年の夏からは、ベルリン市内の交通機関は学生は無料になりましたし・・
こちらに来られている方がいうには、子供手当、交通費などなど、恩恵を受けていると言っていいと感想を述べられていました。
子供さんも少し学年を落として、学校に通学することでより良く進まれています。
日本の固定観念や枠取られた価値観を手放して、ベルリンで自由な感覚で進むことができます。
ベルリンフィルハーモニーの新指揮者、キリル・ペトレンコの経歴を見てみると、18歳でロシアからオーストリアに移住してきているではないですか・・。
その後、専門大学を経て、総合大学に移行していることがわかります・・。
キリル・ガリエヴィチ・ペトレンコ(ロシア語: Кирилл Гарриевич Петренк, ラテン文字転写: Kirill Garrievich Petrenko, 1972年2月11日 - )は、ロシア出身の指揮者。
オムスクで父ガリはヴァイオリニスト、母オルガは音楽学者というユダヤ系家族に生まれた。11歳でピアニストとしてオムスクの交響楽団と演奏してデビューし、18歳の時に、父がフォアアールベルク交響楽団で演奏しているオーストリアに転居した。ペトレンコはフェルトキルヒのフォアアールベルク州立音楽学校で音楽を学び、ピアノの修養を優秀な成績で終えるとウィーン国立音楽大学に移り、そこでウロシュ・ラヨヴィチらに師事した。また彼はペーター・ギュルケ、チョン・ミョンフン、エドワード・ダウンズ、エトヴェシュ・ペーテル、セミヨン・ビシュコフにも指揮を学んでいる。
私はこのような事例を集めています。
アインシュタインも、アビトウアを取得しないで、大学に進んだと聞きました。
オーストラリアで出会った方は、スペインから16歳でオーストラリアに移住して、そこから英語をはじめて、オーストラリアの医学部に進んだ方でした。(オーストラリアの大学が無料だった時代です・・)
21世紀は難民の時代とも言われています。
国を超えて、人種を超えて、国境をこえて、移民が活躍して行く時代なのです。
今回のベルリンフィルハーモニーの新指揮者の選抜も、こんな意味もあったのでは・・とも感じています。
世界一のオーケストラとも言われ、音楽のエリート集団ともいわれるベルリンフィルが、ロシア出身の指揮者を選抜したことに、画期的な何か・・を感じました。
2019年新しい移民の時代が躍動している・・と捉えてみたのです!
ベルリンで進んで行くことができる人とは?
ベルリンも家賃が安い時代、暗い時代ではなくなってきましたので、これからは、ある程度裕福な人でないと、ベルリンで進んで行くことはできないと見ています。
家賃も余裕をもって、月20万くらいを予定できる方でないと、物件探しにも時間がかかってしまいます。
ベルリンで生活していこう、進んで行こうとするとき、資金不足であれば、いろいろな問題にぶつかります。
今後は、富裕層とは言わないまでも、オーストラリア親子留学など、英語圏の親子留学ができるくらいの方で、英語圏より将来的に考えてベルリンを選択するという考えの方が相応しいと思います。
ですので、小学校は年間の学費が200万かかりますが、インターナショナルスクールからはじめていくことができる方は適していると思います。いずれ、現地校へ移行して行くこともできるからです。
何が一番大切かというと、やはり資金、お金の問題になります。
ここは、東京の人はあまり表だっていわないという習慣がありますが、関西の方はあっけらかんという習慣があるようですが・・
お金の問題は、余裕をもって、バックアップ体制などを作ってください・・・
ご主人がしっかり仕事をされている方なら、安心だと思います。
そして、資金のない方は、当たり前なことですが、留学については眼中にいれないことです。