ドイツ・ベルリンの公園やカフェ・・いろいろなところで、いろいろなところで見かけるドイツ人や、どこかの国の移民の背景をもつベルリン在住の方たちなどなど・・。
ぼっ・・としている方が非常に多いことに気がつきます。公園でひとりで日向ぼっこしている方、カフェでひとりで座っている方・・。
ほっとします。一人で過ごすことが非常に大切だと再確認することができます。
人生は無目的である!
人生は無目的であると学びました。
下記のブログの方に書いていますので、お時間がありましたら、お読みくださいね。
独逸の伯林で見た、聞いた、感じた 難民問題、移民問題 間奏曲 ハンガリー・ブタペストの旅
しかし、ほとんどの方が、夢を達成するために、目標を達成するために・・・と毎日忙しく奔走してしまいますよね・・。
また、それが正しい、良いことだと錯覚しています。ここが問題だと思うのです。
特に、日本などは、アメリカ推奨の成功こそがよし・・という、プラグマティズムの影響を受けていますので、また、現在はグローバリズムという、経済的帝国主義に翻弄されていますので、
みんなが、夢や目標に向かって進んでいて、とてもガサガサした雰囲気になっています。
これは、日本の子供たちの多くが、騒ぐ、わめく、という態度からも垣間みることができます。
ドイツ・ベルリン在住の方たちを3年間見てきて、夢に向かって・・なんて言っている人はいないし、そんな学生もいないし・・
ただただ、自分の進む道を歩いている・・・ただそれだけであることがわかりました。
そして、それは、オーストラリア・ケアンズの方たちもそうでした。
日本の教育熱心な方たちは、子供をどうにか、エリートにしたい・・と思っている方が多いですよね・・。
私もそのように普通に思っていた時代がありましたが・・・それが、間違っていることに気がつきました。
良い学校、良い会社、とくにグローバリズム系の大企業・・・そのようなところを目指していくこと・・
自分自身をせまい箱の中に詰め込んでいくことであり、窮屈な生き方をするだけである・・ということに気がついたのです。
ドイツ人は、世界の中で、より理想的な生活をしている国民だと感じる!
ドイツ人といっても、北から南まで、ベルリンとミュンヘンを比べても違うだろうし、移民背景によっても違うと思うのですが・・
ミュンヘンは、保守的な地域であるし、ベルリンはメトロポリタン、コスモポリタンな都市であるし・・
しかし、日本人と比べてみるなら、ドイツ人の方がよほど、理想に近い生活をしているのではないか・・と思うことがよくあります。
毎日の過ごし方、働き方、ものの考え方、食事のこと、医療のこと、教育のこと・・などなど。
ドイツ人は、家を大事にして、住居をgemuetlich (快適)にしようとするし、お散歩が大好きで、どこまでも歩いて、健康的だし、
働き方は、slave感覚がなく、周りと同調することなく、自分の仕事が終了すれば、17時に退社して、残業などもしませんし、
なんでもはっきりと自分の意見を主張して、デモなどにも積極的に参加しますし、
食事も簡素で、夜はあまり食べないという、身体に良い方法をとりますし、
安易に医者にたよらず、自然療法を試みますし、
教育も、自分に合った進度をえらび、競争をしませんし・・
日本人より、ずっと賢明だな・・・と思って見ています。
ドイツに生まれたかったな・・とつくづく思っています。
同じ敗戦国なのに、なぜ、こんなに違うのだろう・・とも思います。
本当に、本当に、子供を0歳児からドイツで育てたかった・・・。
私は、日本人で良かったと思っています。日本語が素晴らしいし、だからこそ、こうやって、日本語でブログを書くことができるので、嬉しいのですが、
2000年以降の世界の動きを考えると、ドイツで最初から子育てがしたかったですね・・。
いや、遅くないですよ。これから、ドイツ親子留学をして、ドイツにいらしてください。
ビザ取得がだんだんと大変になってきますが、ドイツ生活がしたい!と思う方は、ぜひ、いらして下さい。そして、ドイツ生活を楽しんでいただければと思っています。