ドイツの大学は、どこが一番お奨めですか?
という質問を日本の方は、多くされますが、ドイツでは、大学が有名かどうかは、あまり問題ではなく、自分の目指す専門があるかどうかが大事です。また、入学しても、卒業するのは、大変なので、日本のシステムとは違います。
ドイツの教育制度は、各州ごとで管轄されていますので、州ごとに大学があります。
英語で授業が行われるドイツの大学を調べる方法
ドイツの大学は、基本的には、ドイツ語で授業がほとんどですが、最近は、英語で授業のところも増えてきました。
英語で授業を行うドイツの大学を調べる方法は、日本語で検索してもでてきません。
こちらは、英語でのサイトですが、自分の行きたい学科を入れて、英語で授業を入れれば、ドイツの大学で英語授業の学科を調べることができます。
少し調べてみましたが、英語で授業の学科は、英語研究、アメリカ研究などが中心で、ハンブルグ大学やデユイスブルグ、エツセン大学で、コンピューターエンジニアリング学科で、英語授業がありました。
ミュンヘン大学とハイデルベルグ大学
あえて、ドイツの大学で有名なところをあげるとすれば、ミュンヘン大学とハイデルベルグ大学です。
ミュンヘン大学は、34人のノーベル賞を出しています。
ハイデルベルグ大学は、ドイツで一番古く、55人のノーベル賞を出しています。
その他の有名な大学とは?(世界ランキング200位ぐらいまで)
- ゲッティンゲン大学(ゲッティンゲン)
- ミュンヘン工科大学
- フンボルト大学(ベルリン)
- ベルリン自由大学
- カールスルーエ大学
- ボン大学
- アーヘン工科大学
- フランクフルト大学
- フライブルグ大学
- ハンブルグ大学
- ベルリン工科大学
大学の選び方
上記に挙げた、世界ランキング200位くらいまでのドイツの大学を見てみると、街の雰囲気によって、学びの専門も傾向が見えてきます。
例えば、ハイデルベルグなどの古都にある、ハイデルベルグ大学は、やはり、法律、歴史、医学などが盛んであることが想像できます。
ボンは、政治の中心でしたので、ボン大学では、法律、政治、経済が中心であることもわかります。
ゲッティンゲンは、大学の街で有名です。フライブルグも大学の街です。
フランクフルト大学は、経済学科、国際関係学科が有名であることもわかりますね。
それに比べ、ミュンヘン、ベルリン、ハンブルグなどの近代的な大都市の大学は、先端的は、IT学科なども盛んであることが見えてきます。
アーヘン工科大学は、留学生に力を入れています。
自分が何を専攻したいのか?どんな雰囲気の街で研究したいのか?によって、大学選びも決めると良いでしょう。
自分に合う、適した街がありますので、有名かどうかより、自分がどのように過ごしたいか?で決めてください。
ドイツの大学一覧(ドイツのだいがくいちらん)は、ドイツにおける公立、もしくは公的に認可された高等教育機関(以下「大学」と総称)の一覧である。
ドイツの大学は総合大学(Hochschule)とファッハホーホシューレ (Fachhochschule, FH, 専門大学)に大別される。前者への入学にはアビトゥーア資格、後者はアビトゥーア資格またはFH入学資格が必要となる[1]。
2008年-2009年冬学期の時点で、ドイツには合計394の大学が存在する。このうち総合大学 (Universität) が104校、専門大学 (Fachhochschule) が189校、芸術大学 (Kunsthochschule) が51校、神学大学 (Theologische Hochschule) が14校、教育大学 (Pädagogische Hochschule) が6校、そして行政大学校(Verwaltungsfachhochschule, 上級公務員養成のための大学)が30校である[2]。