親子留学の心構えと目的と家族の決意
1.子供の将来的な進路を見据える
親子留学をしたいと決意したら、まずは、子供さんの学校の進路について見据えましょう。
まずは、子供が日本の大学でも、海外の大学でもどちらでも行けるように考えましょう。
短期の親子留学でしたら、日本の大学への進学になります。
長期の親子留学でしたら、海外の大学も見据えることになります。
日本に帰国するなら、帰国生試験、帰国子女試験も視野に入れます。
2.孟母三遷を意識して、家族で計画します。ご主人も子供の幸せを第1に考えます。
親子留学は、お母さんと子供は海外、お父さんは日本になりますが、この家族形態を最先端で実利的と考え、最高のパフォーマンスになるように計画します。
子供のための孟母三遷というぶれない軸をもって、誰に何と言われようと、貫きましょう。
孟母三遷という信念をもって、親子留学する場合は、リゾートプチ親子留学とは別物であることをご主人にもきちんと理解してもらいましょう。
ご主人は、子供と遊ぶ時間が削除されますので、仕事に集中できます。
子供が8歳くらいまで子育てを一緒に楽しんできたお父さんは、この時期から子供はお母さんに任せて、自分は仕事だけに集中する時代です。40代くらいだと思います。
日本で真剣に働くならば、40代、50代は子供のことに関わっている暇はないはずです。日本の働き方は、大変ですので。
将来的に家族で合流して、永住権を取得して海外で生活することをめざして、日本で出世すること、収入を増やすこと、そのための勉強を積み重ねる事に集中してください。
独身に戻った感じで、仕事と勉強のパフォーマンスを上げるのです。お母さんは海外で仕事を確立していきます。子供も海外の学校で切磋琢磨していきます。お父さんが日本で一人でさびしいと言っている暇はありません。
お母さんや子供さんに負けないように、お父さんも日本で仕事の成功を目指しましょう。
親子留学の国選び
子供の将来的な大学のために一番よい、効率的、実利的な国を選びましょう。
小学校時代は、トロピカルやリゾート地での親子留学もいいですが、ハイスクールになればなるほど、真剣に勉強できる国を選んでいきます。
長期親子留学で、大学まで見据えて、一般家庭が親子留学できるところは、欧州くらいしかありません。
オーストラリア、NZ,カナダ、マレーシア、ハワイなどは、将来的にも永住権も取得できませんし、富裕層くらいしか、長期で海外の大学、大学院卒業まで留学することができませんので、最初の数年は英語圏でもいいですが、それからは、欧州に切り替えていくのが賢い選択です。
欧州の中でも、ドイツは、大学も無料になりますので、最高のパフォーマンスができる親子留学の国になります。
親子留学の期間
親子留学の期間といっても、いろいろですが、1年以内の親子留学、3か月、6か月で、何ができるのでしょうか・・と私の個人的な意見ですが思います。
1年以内の親子留学では、経験してきました・・だけですね。英語をはじめ、語学は身に着きません。
語学も慣れただけですね・・行かないよりはいいですが・・
せめて1年以上、2年以上の親子留学で、子供が将来的に使えるような語学を身につけることを目指してください。
帰国子女試験からでもわかりますが、最低2年くらいの海外経験、親子留学がほしいものです。
親子留学の適齢期
日本語が確立してから、親子留学して、海外に住むことが理想ですが、
将来的にその国でずっと過ごして行くことを決めた場合は、早めに親子留学をして、長期的にその国にとどまることも、その国での成功の確率があがります。
ですので、日本語の確立時期である8歳からの親子留学が望ましいですが、早めに親子留学したい場合は、6歳からでも、大丈夫で、海外の学校に小学校の最初から通学することになります。
親子留学適齢期は、8歳から10歳くらいになります。
親子留学の準備
親子留学をサポートしてくれる、専門の方にお願いして、確実にその国のビザが取れるように準備してください。
あとは、航空券を取得して、荷物を準備するだけです。
荷物は日本の本が、現地では購入できませんので、子供さんの日本の本などは船便で送るのがよいでしょう。
あとは、現地でなるべく購入するようにして、郷にいれば、郷に従えがよいと思います。
PCと日本用PCのための接続コンセントは、必須です。
海外の現地で使用できる国際キャッシュカードも忘れないようにしてください。
帰国生、帰国子女対策
海外の現地では、その国の日本大使館に在留届を提出します。
帰国する際には、在留届の証明書を日本に持ち帰ります。これが、帰国生、帰国子女試験のための海外滞在証明になります。
子供さんは、学校のスクールレポートが証明になります。
学校の帰国生、帰国子女試験の募集要項を前もって見ておいて、準備してください。
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