息子もよく言っています。
ベルリンは、3年以上住んでいても、飽きないよね・・。
私も同じ意見、同じ思いです。
オーストラリアのケアンズは、3年でかなり飽きてしまったので・・。
ドイツ・ベルリン親子留学の目的。子供の可能性やチャンスを増やすこと!
ドイツ・ベルリン親子留学の目的とは、子供の可能性やチャンスを増やすことですね。
こちらのサイトが参考になるかと思います。
下記が、ベルリンの大学のリストとリンクになります。
ウィキペディア Deutsche Film- und Fernsehakademie Berlin より
総合大学のほかに専門大学もたくさんあります。
専門大学でも、学士が取得できますし、修士もありますので、
しっかりと成績をおさめて、職業を持つ方向に進むことがポイントになります。
よく思うことは、総合大学しか考えていない方が多いということです。
専門大学ということで日本の専門学校と同じだと思ってしまう間違いだと思います。
私の感覚では、ドイツの専門大学が、日本の私立大学レベルで、
ドイツの総合大学が、日本の国立大学、または、旧帝国大学レベルという感じでとらえるとよいのではないでしょうか・・。
または、官僚のキャリアという感じが、ドイツの総合大学卒業で、管理職レベルまで昇進できる、
官僚のノンキャリという感じが、ドイツの専門大学卒業で、スペシャリストという感じだと思います。専門大学が、より実戦的と言われる所以です。
ポイントは、入学ではなくて、卒業になります。
卒業は、3割程度と聞きました。ですので、卒業をすることが大事なのです。
卒業をすることで、学士の取得、修士の取得をすることが大事です。
日本と違い、どこの大学とかは、あまり関係なくて、数学の学士(修士)、工学部の学士(修士)、サイエンスの学士(修士)、などが重要になります。成績も大事になります。
英語圏では、今は、MBAの時代ではなくて、STEMの時代、つまり、サイエンス、テクノロジー、エンジニアリング、数学の学士や修士が大事だと言われています。
ドイツでもその傾向は同じであるようです。
また、私立大学でも、就職してから、学費を支払えば良いところもありますので、それぞれの大学をチェックすると良いかと思います。
これらは、ベルリンだけですので、ドイツ全国で見ていくとたくさんの選択肢があります。
ドイツ語ができることで、選択肢が広がりますね。
子供の教育、将来的に伸びていくために
ドイツ語では、教育のことを Erziehung つまり、引き出すこと・・になります。
私が今、考えていることは、学校教育や受験ですぐさまに見える子供の才能や成績より、
目にみえない、学校教育や成績以外のものにこそ、伸びていく要素、
子供が将来的に得意とするもの、一生涯の自分の物にすることが隠れていると考えています。
自分のこと、子供のこと、家族から見てみてもそうだからです。
例えば、学校の教育や受験などから見える子供の良さとは、
- 学校の成績がよい、勉強ができる
- スポーツができる
- 音楽ができる
- 特技がある
- リーダーシップがある
- 集中力がある
ざっとこんな感じだと思うのです。
学校の成績や受験からは、目に見えない子供のよさとは、
- のんびりしている
- 動じない性格
- 感情が繊細である
- 情緒豊かである
- 器用である
- こだわらない
- バランスがいい
- 調和的である
- センスがある
- いつも笑顔である
このような性格、人格の部分ではないでしょうか・・。また、感覚的、感情的な部分だと思います。
それに比べて、学校教育や受験で見える成績や才能というのは、理性的な部分といえるのかもしれません。
実は、性格や人格の部分、感覚的、感情的な部分を大事にしていかないと、あるところで壁にぶちあたり、伸びていかない原因になると思うのです。
精神的な病、感情コントロールができない、自信がない、ネガティブである・・など、多くの方が抱えている感情の部分の悩みは、
目に見えない部分をおろそかにしていた、つまり、本当の自分を大切にしていなかった、自分を知ることがなかった、本当の自分に安らぐことがなかったと言えるのです。
しなければいけないことは、本当の自分に満足して安らぐことなのです。しかし、世間の波にのまれていくと、これができなくなるのです。多くの方が、自分を知ることさえできない状態だと思っています。
ですので、私は、このような性格や人格、センス、感覚の部分、目に見えない部分を引き出す、引き上げることに注視しています。
実際に、息子の一瞬では目に見えない良さを小さいころから大事にしてきました。
親が、この目に見えない良さを早く見つけること、大事にしてあげること、一生伸ばしてあげることにこそ、子供の教育の重大点があると考えています。
それは、学校が大事にしてくれないからこそ、受験では潰されてしまうからこそ、大事にしなければいけないのです。
親が子供の様子をいつも見ていなければいけないのは、こんな点があるからです。
そして、早めに保育園や幼稚園に入れてはいけない、3歳までは、集団に入れてはいけない、お母さんといつも一緒に過ごさなければいけないというのは、こういう意味もあるのだと思っています。
しかしながら、共働きをしないと、経済的に無理な状態を作り上げて、子供にとって大事なことを奪っていることは、大変残念なことです。世の中の仕組みが悪いのです。
ドイツベルリンでも、窓から見えます・・。
保育園の2歳3歳の可愛い時代のお子さんが、保育園の先生と、そして、みんなでと手をつないで、お散歩しています。
息子と話すのですが、 この時代は、お母さんと手をつないで過ごす時代なのに、もったいないと。ものすごく、もったいない。私がかわりに手をつないで歩きたいくらいです。
お母さんたちは、2歳、3歳の自分の子供より、仕事の方が大事なのでしょう・・。大きな損失だと思います。しかし、しかし、余計なお世話ですよね。ただただ、私の意見だけですので。