10歳からの効果的な塾の選び方と効率的な費用のかけ方
子供が10歳くらいになると、中学受験のことを考えて、また、将来的なことも考えて、塾を選ばなくては・・と思われるご家庭がたくさんおられると思います。
私自身、塾に行くことは、子供に良い効果がないと思っておりますが、
そんなことを言っても、日本の教育システムが行かなければいけないような場合になっていることも多いので、
臨機応変に考えることが子供の将来にとって、得策です。
私自身、小学校高学年で塾に通学した経験があり、中学受験を経験していますので、
塾が10歳くらいの子供に及ぼす影響をなんとなく、身を以て理解しています。
塾の何、どこが悪いのかというと、10歳すぎの子供にとって、すべてが多すぎるのです。そして、忙しすぎるのです。
最近、フィンランド教育の内容が書いてある記事を読みましたが、
小学生の勉強というのは、なんでも少ない方が良いと書いてありました。
通常の小学校にいる時間も少ない方がいい、勉強内容も少ない方がいい、宿題も課題も少ない方がいい・・と書いてありました。
小学校時代という12歳くらいまでは、感性の時代だからです。
頭に知識を詰め込む時代ではないからです。
なんでも分量を少なく、時間も少なく勉強することで、より感性が高まり、知的能力が上がってくるのです。
皮肉ですが、小学生時代は、勉強をしない方が、将来的に頭がよくなるのです。
そう考えていくと、小学校時代の効果的な塾の選び方、効率的な塾の費用のかけ方が分かると思います。
答えは、最小限にすること・・です。
塾も家から近いところで、時間数の短いところを選択します。
できたら、家で通信教育、オンライン講座などがあれば、そちらの方が良いのかもしれません。
しかしながら、時間数が少ないことで、お母さんたちは、心配になります。
ちゃんと勉強していないのでは・・と・・
小学生時代は、子供ができる範囲でよいのです。
もし、親がびっくりするほど勉強して、塾に毎日しっかり通学するようでは、
本当は、将来が心配なのです。
しかし、ほとんどの方は、そのような考えには至りません。
結論は、通信教育や短期間の講習で入学できるところに行けばよい
小学生時代から、塾の先生に教えてもらって、それを言われるがままにこなすようなことをしてはいけません。
勉強するなら、通信教育で、自主的にできるようにするのが望ましいです。
自主的にやらないで、言われたから、やる・・という習慣を身につけてはいけません。
もし、自主的にできなければ、時期尚早なので、あきらめて、高校受験をすればよいのです。
それを無理して、中学受験をしようとするから、おかしなことになるのです。
子供にも得意なこと、不得意なことがありますので、受験のような勉強が合わない子供もたくさんいます。
受験のような勉強が合わない子供の方が魅力的な子供であり、将来的に伸びていくということを
お母さんが直観的に感じ取ることが出来れば、子供は幸せな道を歩むことができると思います。
しかし、ほとんどの方が・・・理解できないという現実があります。