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親子留学

なぜ、親子留学をする必要があるのか?

なぜ、親子留学をする必要があるのか? 私がずっと思ってきた、私の考えですが、

簡単に答えると、社会の構造や日本の教育が不十分だからです。お父さんが、簡単に海外で就職できないからです。日本の教育を受けて、日本の大学を卒業しても、海外ですぐに就職できないからです。

もし、お父さんが簡単に海外で就職ができるチャンスがあるならば、親子留学ではなくて、家族で海外に行くことができます。

 

なぜ、親子留学をする必要があるのか?

 

我が家は、息子には、もっと良い環境( 大気汚染の面でも、教育システムの鷹揚さにおいても・・)で、可能性を広げてあげたいと考えたというと、外面的な綺麗な理由になりますが、本音を言えば、ちょっと・・311後では成長期の子供にとっては・・ということになります。

大きく頷く方も多くいらっしゃるかと思います。我が家の息子は、野球、サッカーをしますので、このあたりは注意をしなければいけないと思っていたからです。このあたりは、親の気づきで左右されます。

息子は日本にいた頃の最後の方では、リトルリーグにも参加していましたが、川沿いの大きな鉄塔の真下でしたので、電磁波の問題もよく気にしていたのです。やめさせたいなとずっと思っていました。

親子留学で、お父さんを日本に残して、子供を連れて海外に行くのは、家族がバラバラになるので、日本にとどまった方がいいと考える方も多いですが、よく考えてみれば、おかしいのは、社会構造や教育の問題で、もし、お父さんが簡単に海外で就職ができるならば、親子留学の家族の問題はなくなるのです。

つまり、子供にとってあまり良い環境ではないのならば、お父さんが、よし!家族で海外に行こう!と率先して行動しなければいけないのですが、日本のお父さんは、こわいようでそれができないのです。

なぜなら、簡単に海外で就職ができませんし、自分で仕事を立ち上げるといっても簡単ではない方が多いからです。

チェルノブイリのあと、テニスのシャラポア選手は、お母さんのお腹の中にいたそうで、お父さんはすぐにシベリアに移住して、肉体労働をして苦労をしたそうです。

日本のお父さんたちには、このような行動ができる方はほとんどいないように思われます。お父さんのおかげで、シャラポア選手は、今でも元気に過ごしていますが、動かなかった方は・・・。

ですので、こういう状況の場合は、お母さんが動くしかないですね。お父さんは、日本のシステムや教育の賜物では、海外ですぐに活躍できるというわけにはいかないようです。

お父さんが日本からバックアップをして、お母さんと子供が海外に行く親子留学は、なんとも賢いスタイルともいえるのです。中国でも韓国でも人気な理由がわかります。犠牲となるといえば、物理的な家族関係の問題で、離れている家族ですが、色々と聞いてみると、日本で実際に一つ屋根の下で過ごしている方でも、ほとんど家の中で話もしないし、心も通じ合っていないという場合もあるので、家族の物理的なことは関係ないかな・・とも思います。

忍耐力のあるお父さんで、家族を見守るお父さんであれば、子供にも良い影響を与えますし、お父さんが鷹揚な性格で人格ができていれば、お母さんも心が落ち着きますし、海外でも子供に良い影響をあたえることになります。また、お母さんが鷹揚な性格で、子供にも日本のお父さんにも良い影響を与えるというのもよいのです。

我が家は、海外駐在のチャンスがなかったので、(実は途中で上海のチャンスがあったようですが、結局、家族で上海に行ったとしても、5年以内には帰国になるので、意味がないと思いやめました。)子供にとって一番良いのは、長期で滞在できることで、大学へと続いて行くことが大事だったのです。

お母さんが中心になって動かなければ、結局は何も動かないことがわかります。そして、お母さんが決死の覚悟で動くことが今の時代には大切だと思っています。今の環境に対応するには、新しい家族の形と新しい価値観が必要だからです。子供が90歳、100歳まで元気に生きることができるようにするためにも、お母さんが90歳、100歳まで自分の足で元気に毎日過ごすことができるためにも、親子留学が必要であるとずっと思って動いてきました。

親子留学のスタイルでお母さんが頑張って進んで行くことは、今後に生きて行くためにも、とても有効的だと思います。80歳、90歳、100歳になったとき、何をしますか? この準備をしていることになりますので。

 

親子留学を乗り越える大事なことは?

 

親子留学で子供が海外の学校を乗り越えることも大事ですが、実は、子供にはいろいろな選択肢がありますし、どんな形でも乗り越えていけるのですが、一番の問題は、お母さんということになります。

英語圏の留学でガーディアンビザで何もしなくてもよいのならばいいのですが、ドイツの場合には語学学校に行くか、仕事をするか・・などをしなければいけないのです。

そんなときに、お母さんがどのように考えるのか? どう対処していくのか? どのように行動をしていくのか? これは、人それぞれで、アイデアもそれぞれで、こうしなければ行けないという正解もないですので、賢さや知恵を求められます。 何が必要で、何を除外すればよいのかも大事です。

親子留学を乗り越えるための大事なことは、お母さんの在り方や動き方や行動力かな・・と思っていますので、ほっこり母親学も立ち上げております。

お母さんの在り方や動き方で、子供の将来が変わってきてしまうので、これはこれは大変ですね。

誰でも先のこと、将来のことはわからないので、不安や心配になるものですが、そこで大騒ぎしたり、落ち込んだりしていては、もう負けになってしまうのです。わからない先のことを、できると自分を信頼できるかという問題ですね。

ですので、親子留学は、お母さんとして、女性としてのチャレンジであるとも言えるのです。会社でキャリアを積むよりもさらに大変かもしれませんが、今の時代チャレンジしてみる必要があり、価値のあることであると考えています。だからこそ、私は進んでいるのです。

子供の学校については、私は関わらないですが、遠くから見守っていることは楽しみでもあり、普通に食事を作ったり家事をしながら、自分の仕事を進めて行くことも女性ができることなので良いことだと思っています。

自分の仕事も、自分ができることをすることが大切で、家事などもあるので、限定的でもあり、しかし、その中で将来に向けて進んで行くことも、中庸やバランスが大事になります。

大切なことは、いろいろな面でのお母さんの気づきかな・・・とみています。

 

 

 

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添田衣織 そえだいおり

2011年からの親子留学も14年目。EU永住権も取得、子供も成人して、本格的な移住の境地になっているところです。海外移住は10年、20年と積み重ねていくものなのですね!新しい挑戦には、いつも困難がつきまといますが、それをさらに乗り越えて・・。穏やかに、そして躍動的にチャレンジしていきましょう。

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