親子留学の目的とは?
安全で、危険でない道を苦労せずに歩んでいくこと・・
損をしないで、お得な道を歩いていくこと・・
レールに乗って、従って、進んでいくこと・・
これをすると、人生というのは、結局はうまくいかなくなる・・・そうなのです・・。
幸せな人生にするためには、この反対を進んで行かなければいけないようなのです。
親子留学の目的。海外生活をする理由を考えてみたら・・
かわいい子供には旅をさせよ・・昔からこのように言われています。
つまりは、ある程度苦労をさせなさいという意味だと思うのです。
大人になってから、仕事で苦労するより、子供時代、学生時代に先に苦労をして、
確実に将来の仕事の基礎、土台を固めてもらいたい・・と親として思ってしまいますね。
我が家も海外生活8年目となっています。
子供は、ずっと苦労といえば、苦労をしております。
語学を学び続けていて、英語からはじまり、ドイツ語になり、学校の授業には問題ないとはいえ、
まだまだ、大学へ進むために精進しなければいけません。
語学は手段であり、ここから、専門的なものを身につけて、職業に結びつけていかなければいけないのです。
しっかりとやるためには、英語も大変だし、ドイツ語も大変だよ・・と息子談です。
学生時代に苦労するのがいいことなので、ぜひぜひ、若い時代に切磋琢磨してもらいたいと思っています。
人生とは、忍耐である・・本当に、親子共々そう思います。
また、私も親として、滞在するための苦労というか、精進を積み重ねてきています。
終わりのない旅です。苦労と思わずに、楽しみとして進んでいくことがコツです。
子供時代に関わりがなかったことは、大人になってもほとんど成功しない・・
こんな言葉を目にしまして、多くのことを経験させて、見て、聞いて、感じて・・を繰り返していくことが、子供時代には大切なことがわかります。
子供時代に日本だけにとどまっていたとしたら、大人になって、海外に出るチャンスはほとんどないのかもしれません。
親子留学の目的。海外生活をするチャンスは、誰も与えてくれない、自分でつかみとるしかない!
海外生活をするチャンスは、ご主人さまの海外駐在や転勤についていくこと以外は、自分で掴み取るしかないというのが現実となります。
お父さんの海外駐在や転勤といっても、長くても5年くらいなもので、2カ国を渡り歩いたとしても、8年前後になります。結局は、日本に帰国となってしまうのです。しかし、ご主人さまの海外転勤のチャンスがある方は、ラッキーであるともいえます。
ご主人さまの海外転勤がない方は、お母さんは、自分でチャンスを掴みとるしかないのです。
いつ、どのようにして、海外生活のチャンスをつかみとりますか?
いつか海外生活をしたい・・と希望したとしても、今、掴み取らなければ、永遠にそのチャンスはやってきませんし、逃してしまいます。
何かを犠牲にしなければ、新しいことは、掴みとれないとも言えるのです。
実際にドイツに来られている方がどんな理由で動かれたのか・・その方によって、いろいろな理由があると思いますが、やはり、311の理由や大気汚染の理由などの方も非常に多いのです。
子供のための決死の覚悟だと、動きも早くなりますね。我が家も実際にそうですし、大人のつべこべなどは、関係なく、何が一番大切なのかということで、命ということで、素早い行動をとることができました。親がどのように考えるのか、親のものの考え方が、子供に直に影響をしていきます。
結局、子供の意志を尊重したいと言っても、親の価値観の範疇の中で、子供は動くしかないので、親が世界を広げない限り、親が子供の可能性などをせばめてしまっています。
親が海外のチャンスを与えない限り、子供は受け取ることができないのです。
子供にどんな苦労をさせたいですか?
子供には、苦労をさせればさせるほど、サバイバルの力がついてきますので、積極的に切磋琢磨させたいですね。
レールに乗った人生を与えることだけは、避けていきたいものです。