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親子留学 ドイツ

長期のドイツ親子留学、4年目から見えてきたこと。ドイツの生活とドイツ人について。

長期ドイツ親子留学をして、もうすぐ、まる4年、2019年から5年目に突入します。1月1日にベルリンの地にやってきましたので、新年とともに、はじまるのです。

1年目、2年目、3年目、4年目と、だんだんと慣れて行くものです。海外生活が心配で不安な方も、同じように慣れて行きますので、生活というものは、慣れて行くものであると・・

日本にいる感覚では実感できませんので、このような慣れて行く過程も楽しんで欲しいと思っています。

 

ドイツ移住4年目からわかった、ドイツ生活の良さとは?

 

ドイツ生活の良さといっても、どこと比較して?ということが大事ですね。

私は、45年以上過ごした日本、3か月滞在したアメリカのシアトル、3年半滞在したオーストラリアのケアンズ、2年過ごしたインドネシアのジャカルタあたりと比べてみています。

旅行で訪れたことがある、イギリス西部、アメリカの主要都市、オーストラリアの主要都市、ニュージーランドの主要都市、フランスや南仏、中国や香港、マレーシア、タイあたりとも少し比較しながら・・。オーストリア、チェコ、ハンガリーなどとも比べながら・・。

一番最初に出てくる、ドイツの良さとは、静かである・・これにつきるのです!

オーストラリアは元気すぎるし、東南アジアは、なんかうるさいし・・・。

ドイツ人もドイツの生活も、静謐であること・・これが根底にあるので、私は非常に気に入っていて、落ち着いて生活することができます。

現在は、欧州でも、パリでは暴動がおきてしまっていて、あのシャンゼリーゼ通りが大変になってしまっています。英国は、EUから離脱ということで、たくさんの英国の方が欧州に流れてきています。

そんな中で、欧州の首都であるベルリンは、少し前は難民問題もありましたら、今では落ち着いている状態です。

ベルリンといっても広くて、若者が集まる地区などは、大騒ぎして大変なところもあるのかもしれませんが・・。

基本的に静かであること、そして、その生活の基本には、節約志向、倹約志向があり、食にもあまり興味がなく、これも良いと感じています。

群れない、食べない・・・これは、最高だと思いませんか??

日本ではその真逆で、群れて、食べ歩きして・・をさせられているのかもしれません。

中国の老子は、幸せになる方法を3つあげています。

慈悲があること、倹約すること、目立たないこと、この3つなのです。

中国の老子があげている、幸せになる3つの方法に一番近い価値観をもっているのが、ドイツ人なのでは・・と思うときがよくあるのです。(ゲーテの前世は老子である・・と書いていた方も。。)

英語圏の人たちは、目立ちすぎですし、倹約もしませんし(クリスマス商戦やめて・・)、東南アジア、中国の人たちも、わりとうるさくて、倹約はしないですね。日本は、目立つ方がお得だ!という感覚を持っている方も多いのかな・・と観察しています。

ドイツの生活は、静かであり、倹約的である。だから、質素であり、家を大事にして過ごす方が多いというのは、とても好感がもてるのです。

ドイツ人の好きな言葉としては、ゲミュートリッヒ(空間の居心地がよい)やお散歩などが1位、2位にランキングされます。

お散歩を大事にして、家を大事にして、静かに過ごしている・・とても良いことだと思いませんか?

日本でも、経済至上主義を離れて、もっと静かに、ドイツ生活のように過ごすことができればいいなといつも思っています。

便利さなどはいらないし、インターネットが少し遅くてもいいし、光ファイバーでなくてもいいし、(ドイツはこれからだそうですよ・・)なんでも忍耐して、待てばいいし・・と最近思うようになりました。

日本にいると、何かを待つこと・・・に対して、いやになる雰囲気があると思いませんか??

しかし、本当は、待つことは非常に、非常に大事なのです!

子育てだって、子供がしていることを待つことが大切で、なんでも待つことで、うまくいくのですから。

日本では、子供でさえ、待つことができない子供が増えているような・・そんな感覚もあります。

人生で一番大事なことは、忍耐である・・つまり、待つことですね!

 

ドイツ移住4年目からわかった、ドイツ人の良さとは?

オーストラリアからドイツに来ましたので、一番よく違いがわかることとして、オーストラリア人は、元気ですし、笑顔もあふれています。

それに比べると、ドイツ人は、笑顔ではないですし、無愛想ですし、最初は、なんか不親切なのかも・・と思われる方も多いかと思います。

ロシア人も笑わない、笑顔を作らない国民ですね。なぜなら、笑顔でいることは、頭が弱いと思われるから・・というなんともびっくりな理由なのです。

ドイツ人はそこまではしないとしても、満面の笑顔ではないです。まじめなポーカーフェイスの方が多いですね。

だんだん生活していくうちに、自然であることが大事ですし、意識して作り笑顔をしている方が不自然ですので、ドイツ人の表情は、ありのままで良い・・と思うようになりました。

また、良いところは、スーパーのレジでもなんでも、きちんと順番を守って、並ぶところです。我先にと急ぐ人もいませんし、後ろから煽ったりする人もいなくて、前の人が終わるまでゆっくりと待っているところです。

日本だと、後ろの人に迷惑をかけてはいけないと、急いでしまったりなど、ありませんか?後ろの人も、いいかげんにしろ・・のような表情の方もいたような・・。

ドイツでは、わりとゆっくり行動していても、誰も嫌な顔をしませんし、煽られた覚えが一度もないのです!

(実は、私は、レジなど、金銭関係のところでは、あえて、ゆっくり行動するタイプです。なぜなら、意識が飛んでいて、記憶がない・・というのが嫌だからなのです。ですので、日本とドイツの違いをものすごく感じます。)

ドイツ人は、静かですし、人を煽らない、あせらせない・・

ですので、ドイツ生活が心地よい・・と思うのだと、最近わかってきました。

ドイツでもファストファッションなどでものすごい勢いで買い物をしているのは、ドイツ人ではなく、移民背景のある方たちです。

息子とも、ドイツ人はそんなに買い物をしない感じだけれど、20%OFFには、反応しているよね・・とよく話しています。

ドイツ人のように見えても、実はポーランド人だったり、東欧系、ロシア系、または、トルコ系だったりもするので、純粋なドイツ人・・というのも、ベルリンでは半分くらいで、もう、ミックスされている時代である・・とも言えますけどね・・。

 

ドイツ人の良さとは? 番外編

 

ドイツの良さとは、いろいろあります。

ドイツの大学、ベルリンフィルハーモニー、ドイツのハーブ、ホメオパシーなど。

でも、ドイツの一番よいところは、犬との生活かも・・・。

ドイツ人の多くの方は、犬を人生のパートナーとしています。

この姿を毎日見ていて、ドイツ人はすごいな・・人生で一番大切なことをわかっているかも・・とよく感じます。

犬と共に生きていくこと・・とてもうらやましいです。

犬を飼いたいな・・と思いつつ生活しております。いつになるのやら・・

ドイツ人の女性で、結婚する前に犬を飼ってしまうと、本当のパートナーができなくなる・・という方も多いとか・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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添田衣織 そえだいおり

2011年からの親子留学も14年目。EU永住権も取得、子供も成人して、本格的な移住の境地になっているところです。海外移住は10年、20年と積み重ねていくものなのですね!新しい挑戦には、いつも困難がつきまといますが、それをさらに乗り越えて・・。穏やかに、そして躍動的にチャレンジしていきましょう。

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