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親子留学 ドイツ

ドイツ親子留学、ハプニングやうまくいかないことが起きた時、どのように発想の転換をして対処していくかについて。

ドイツ親子留学、親子移住。日本を出国して海外生活がはじまるわけですが、みなさん口に出して言うか、言わないだけで、小さなトラブルやハプニングはたくさんあります。

そんなときに、私って、なんて不幸なのかしら・・運が悪いのかしら・・と思ってしまうのか、

このようなハプニングは、これからの注意喚起ね・・。これを乗り越えろという、修行なのね・・と思うのかで、

随分と心の持ちようが違うものです。どんな場合でも、どんなトラブルでも、自分に与えられたチャンスとして受け取ると、今後に活かすことができるのです。

私もオーストラリア親子留学時代に、スピード違反で罰金を支払いました。それも1キロオーバーだけです。54キロで走行してスピード違反です。53キロまで、OK  で、理由は、学校通学路にあたるからです。私もうっかり見落としていました。しかし、2万円くらいの罰金を支払うことで、その後の注意喚起になりました。今後、車の事故は絶対におこさないぞという・・。

ハプニングやうまくいかないことは、絶好のチャンスであると考える!

現在、日本からドイツ親子留学されたクライアントさんが、入居した家にインターネットの接続がなかった・・というハプニングがありました。

ドイツではよくあります。家探しのときは、インターネットありと記載されていたのに、契約書には書かれていなかったとか。。よくそのあたりもチェックしないといけないんですね・・。

インターネットがないと、今の時代、家ではなにもできない・・ですよね・・。あ・・もう、最悪!どうしてこうなのかしら。。と怒りをぶつけても、仕方がないわけです。

そんなときは、どう発想の転換をするのか??

家にインターネットがなければ、接続できるまで、Wifi のつながるカフェや図書館にいけばよいのです。この際だから、ベルリンのカフェ巡りを全部してみよう・・とか、図書館を隅々まで、この際だから見ておこう・・とかの発想の転換をしてしまえばよいのです!

私など、実際に、家にWifi があるので、図書館にもなかなか行きませんし、カフェにもチャンスがなければいきません。理由は、家でできるでしょ・・・だからです。

Wifi が家にないのは、外へ出よ!というお知らせなんだ・・・という受け止め方、発想の転換ができるかどうかが大切だと思うのです。

このような考え方は、どんな場面にでも応用できると思うのです。

例えば、我が家の夫は、2001年の9月11日にニューヨークに出張のためにいました。そして、1週間の滞在予定でしたが、911が起こったため、3週間から1か月くらいニューヨークに足止めされました。帰国の飛行機が取れなかったからです。

夫は、運がわるいのか?それとも運がいいのか? 夫は、なんでも肯定的に考える人なので、ニューヨーク1か月の滞在を喜んでいました。会社が滞在費を出してくれますし、これは、チャンスであると・・。

その後、自分のニューヨークでの体験をいつもネタにして、みんなに話して、盛り上がるそうです。転職するときにも、話題にしたりして、自分がアピールできる体験にしてしまっています。

(そんなに海外経験のない人なのですが、いかにも海外経験があるように見えるな・・・ふむふむ・・)

あと、もう1つ、普通の人ではありえないことがあるのです。オーストラリア親子留学をしていたときに、夫がケアンズに遊びに来ました。そして、帰りの飛行機は、ジェットスターで帰るのですが、

そのジェットスターが飛ばなかったのです。エンジントラブルです。ジェトスターはよくあることらしいのですが、そして、普通は、次の日には、飛びますよね・・。しかし、その次の日も、飛ばなかったのです。そして、その次の日も、飛ばなかったのです・・。3日連続、飛ばないという・・。

私は、3日連続、空港まで、迎えに行きました。また、帰って来たと・・。早く、日本に帰れ・・と思いながら・・。

そして、もう少しケアンズに滞在しようと、あと2日伸ばしたのですが、4日目には、飛行機は飛んだのですが・・。(笑)

しかし、延長した5日間は、家族でディナーをしたり、素敵な時間を過ごすことができました。ジェットスターが滞在費や食費などを出してくれるのです。素敵なカフェでブランチなどもしました。

最後には、息子と一緒に、やっと帰国したね・・と笑いましたが・・。

自分に起こるすべてのことは、自分にとって必然であると考えると非常にラクな生き方ができる!

私は、いろいろな方を見て、その人がどのように生きているか、どんな考え方をしているかに非常に興味があり、人間観察などもしているのですが、

私自身も半世紀以上生きていますし、両親も80代で見ていて、全般的に思うことは、その人に起こることすべてのことは、その人にとってすべて必要なことである、必然であるということです。これは、ほぼ、断言してもいいのかとも考えています。

嬉しい出来事も、困ったハプニングな出来事も、すべて、自分にとって必要なことだと考えると、非常にラクになりますし、リラックスできますし、自分の人生を心から過ごせるようになります。

物事や出来事を、良いこと、悪いこと、メリット、デメリットという感じで、2つのカテゴリーに分けて考えてしまう価値観に問題があるわけです。

自分が良いこと・・と思っていても、他人から見れば、そんなに良くない、全然良くない・・という場合もあるわけです。

良い、悪い・・の基準って、何なの? ということです。一般的な常識が基準となっているので、それで、良いか、悪いか、なわけです。

例えば、悪いことの例として、子供の学校の点数が悪かった、子供が友達をいじめた・・としましょう。

学校の点数が悪ければ、それをこれから一生懸命勉強しようとするモチベーションにつなげるか、または、もう、自分には関係ない科目がわかったということで、あっさり切ってしまえばよいわけです。

子供が友達をいじめた・・なら、お母さんの子供への愛情不足が原因だったと反省して、子供となるべく接するように心がけるきっかけにすればよいわけです。

悪い状況、ハプニングは、すべて、自分への気づきとして、必要なテーマを与えてくれています。

ですので、良い出来事、悪い出来事くらいで、自分は運がいいとか、能力があるとか、思ってしまうことが間違いで、ただ、経過に過ぎない、気づきや学びを与えてくれているだけなのです。

良い学校に合格したからといって、その後が上手くいくとも限りませんし、能力があると証明されたわけでもないのです。結果的にただそうだっただけなのです。

勝負事などもそうですよね。結果がそうであっただけで、勝てば嬉しいものですが、そのときだけのもので、負けたとしても、別に悲観する必要もなく、ただ、結果がそうだっただけです。

ですので、良い、悪い、勝つ、負けるなどに一喜一憂するのではなく、流れにまかせて、自分にとって、すべてが必然である・・と思うことで、ラクに、毎日の生活を楽しめるのではと思います。

これから、どんなことが自分に起こってくるのかな・・と思うと、わくわくしてしまいますよね。

そして、自分が乗り越えられない状況を与えられることはない・・ともよく言われますよね・・。乗り越えられる状況だけが与えられるのだと・・。

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添田衣織 そえだいおり

2011年からの親子留学も14年目。EU永住権も取得、子供も成人して、本格的な移住の境地になっているところです。海外移住は10年、20年と積み重ねていくものなのですね!新しい挑戦には、いつも困難がつきまといますが、それをさらに乗り越えて・・。穏やかに、そして躍動的にチャレンジしていきましょう。

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