『子供と一緒に飛び発とう! 親子留学のすすめ』の本をご覧くださいね!

親子留学 ドイツ

ドイツ親子留学をご希望される方250人くらいとお話しをしてきての感想と思うこと、考えること

上記の写真は、10年生のMSA試験のための模範テストの本ですが、

一応我が家では揃えたのですが、適当にしか使用していないようですね・・・。

日本での試験の感覚とは違いますね・・。

さてさて、2016年あたりから、ドイツ親子留学希望者、最初は、グローバル教育を希望される方・・というメルマガも送っていましたので、

そのような最初からを含めると、だいたい250人くらいの方とお話し、メールでの相談などをしてきたことになります。

感想、思うこと、考えることは・・やはり、お母さんのあり方につきるのかな・・ということです。

ドイツ親子留学は、きっかけでしかない! お母さんがどのように生きるのか? 子供に何を伝えていくのか・・・について。

クライアントさんとこちらでお会いして、聞かれることは、ドイツで生活していてどうですか??・・・とよく言われます。

そして、いつも本音でこう答えています。日本より、断然、ラクですよ・・色々な面で・・と答えています。

中には、日本より不便だし、大変だし・・という方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、日曜日はお店がお休みですし、電車は止まってしまう事も多く、役所もきちんとしていないし・・・水道も詰まりやすいし、インターネットも時々つながらないことも・・など、不満を言っていてはキリがありません。

そんなこともすべてひっくるめて、私の意見では、日本よりラクな生活だと思いますし、子供にとっても、良い環境を選択できた・・と感じています。

自分にあっているのかどうか・・・もあるでしょうし、ドイツ語との相性、ドイツの食べ物との相性、雰囲気との相性・・・など、

人によって価値観もさまざまで、いろいろな思い、感想などがあると思います。

たぶん、英語圏的な感覚を持っている方は、少し違う感覚があるのかもしれません・・・。

なんと表現すればよいか・・ですが、私が表現してみるなら、

ズーたら、こったら・・・なんとか進んでいくのです・・・という感じでしょうか・・。

結果を急いだり、きちんとしなければ・・・という神経質な感覚だと、少し疲れるというか、堪忍袋の緒が切れてしまう・・・のかもしれません。

ま、いっか・・・的な感覚があっているのかと思っています。そして、自分でなんでも賢明に動いてみる・・という感じでしょうか・・。

ビザや滞在許可証などでも、ズルズルと・・・なんだかんだ言って、延長していくんですよね・・。早く結果を出さなければ・・という感じだと、キー!イライラ・・となってしまうかもしれません・・。

これが、実はドイツ的感覚だと・・・3年滞在してみて、感じました。いや、ベルリンだけかもしれませんが・・。

いや・・ゾーリンゲンでもそうだったし、1988年のケルンでもそうだったので、ドイツ全体の雰囲気だと思っています。

ドイツって、すごくきっちりしているように見えるかと思いますが、そうでもなく・・・という感じです。みなさん、朝起きるのが遅くて、だらだら・・・しているし・・・。

先々週などは、電車に乗りましたら、目的地に電車が到着せずに、途中の駅からバックしましたので・・・おーい! という事で、地下鉄に乗り換えて、進んでいくしかありませんでした。

ドイツ人のみなさん、シャイセ!といいながら、あきらめモードで電車を替える風景も面白かったです。日本人のように、イライラしている方はいないんですね・・。朝の通勤ラッシュの時間なのに・・。別に、遅刻しても関係ないし・・という感覚ですね。

日本人と違って、そんな無理したって・・意味ないし・・みたいな感覚、ゆったりカフェにでも座っていよう。・という、感覚。そんなに急いでどこへいくの??とみなさん思っていると思います。

お金ばかり稼いでも仕方がないし・・という感覚を持っている方も多いですね。

それに比べて、日本はアメリカ、プラグマティズムの影響が大で、成功、結果重視、リスク管理、競争主義(アジアは競争主義ですね)・・・など、なんだか、疲れる理由もわかりますね・・。

日本がそういう国である・・ということを知って、そして、お母さんはどうするのか・・家族のあり方としてどうするのか・・・子供を将来的にどうするのか・・・が問われています。

ドイツ親子留学は、英語とドイツ語を学ぶ場所というのは、表面的なことで、

結局、ドイツで、お母さん、子供は実際にドイツという国が好きで、やっていけるのか??ということになります。

ドイツの国が好きですか?それはなぜですか?理由は??ということが問われています。

学費が無料だからとか、子供手当がもらえるから・・を第1の理由にしていると、とんでもないことになるかもしれません・・。

私が思う、考える、ドイツという国が好きな理由とは?

ドイツの国が好きな理由は、まず、静かな国であり、国民もとても静かであることです。

また、単独行動をする方が多く、日本のように集団になっていないことです。

トルコ系、アラブ系、ロシア系は、集団になっていますので、よくみるとわかりますよ。

日本人もよく集団になっていますね・・。

おひとりさまで、ひとりで、サクサク動いている方が非常に多く、好感がもてます。

ですので、一人行動が好きな方は、ドイツという国に非常に相性がいいと思います。

しかし、集団、誰かとつるんでいないと・・・という方は、途中でさびしい感覚に襲われて、

たぶん、ドイツ長期滞在は、自然に無理になっていくとみています。

国にもいろいろな雰囲気がありますので、自分にあっているところを選ぶことが大切ですね。

一人行動が好きで、音楽が好きで・・・自然が好きで・・・という方でしたら、

ドイツの国にあっていると思います。

ということで、ベルリンでは、明日から、アビトウア休みになります。5月は、色々と休みが多い月になります。

この時期に、アビトウアがあるのですね・・。

こちらも大学入学のための試験ですが、戦線恐々としている・・と書いていらっしゃる方もいますが、(ベルリンでない州のようですね・・)

そうでもなく、前々から準備していて、みなさん、のんびりムードなベルリンのようですが・・・。

 

 

 

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添田衣織 そえだいおり

2011年からの親子留学も14年目。EU永住権も取得、子供も成人して、本格的な移住の境地になっているところです。海外移住は10年、20年と積み重ねていくものなのですね!新しい挑戦には、いつも困難がつきまといますが、それをさらに乗り越えて・・。穏やかに、そして躍動的にチャレンジしていきましょう。

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