10月3日は、ドイツ統一の日にて、祝日
10月3日は、東西ドイツ統一後、ドイツ統一の日で、祝日です。
ドイツ統一の日(ドイツとういつのひ、ドイツ語: Tag der Deutschen Einheit)とは、統一条約の規定によって1990年10月3日にドイツが再統一したことを記念するドイツ連邦共和国の建国記念日。ドイツにおいて10月3日は祝日と定められている。
ドイツ再統一(ドイツさいとういつ、ドイツ語: Deutsche Wiedervereinigung、英語: German reunification)は、1990年10月3日、ドイツ連邦共和国(Bundesrepublik Deutschland、「西ドイツ」)にドイツ民主共和国(Deutsche Demokratische Republik、「東ドイツ」)が編入された出来事である。東西ドイツ統一とも呼ばれる。
出典: ウィキペディア ドイツ再統一
ベルリンは、旧西ドイツと旧東ドイツを感じられる場所!
ベルリンの魅力の1つは、かつての東西冷戦の雰囲気を感じることができる場所であることです。
私は個人的に、この点に惹かれていました。
実際に1988年にまだ、ベルリンの壁があったときに、ベルリンに来ました。そして、1日東ベルリンバス旅行を楽しみました。
東ベルリンに入国するための検問所、チェックポイントチャーリーで、パスポート検査をして、入国しました。
ロシアの雰囲気を漂わせる、怖い形相の検査員と、検査員が着ている東の雰囲気満載の(よく映画で見るような)ミリタリーコート、ミリタリーブーツが印象的でした。
東ベルリンに入るや否や、街を一瞬眺めて、あれ?あ~! と思ったのです。
東ベルリンの街には、華やかな広告、看板が一切ありませんでした!そうです!資本主義ではないので、つまり、経済主義ではないので、広告がないのです!ですので、街中は、閑散とした雰囲気。よく言えば、静かな雰囲気。悪く言えば、つまらない雰囲気でした。
西ベルリンには、華やかな広告がたくさんありました。アメリカから影響を受けた、コカコーラの広告、ファッションの広告、世界的大企業の広告・・
ベルリンの壁1つで、こんなに違う世界なんだ・・と面白かったですね・・
そんな違う世界の2つのベルリンが統一した記念日が10月3日なのです。
東って何? 西って何? に興味のある方には、魅力的な都市、ベルリンです。
ちなみに、ベルリンは、漢字で伯林と書きます。森鴎外の舞姫に出てきます。
『舞姫』(まいひめ)は、森鴎外の短編小説。1890年(明治23年)、民友社社長の徳富蘇峰の依頼を受け執筆し『国民之友』に発表。
森鴎外が1884年から4年間ドイツへ医学を学ぶために留学した時の体験を下敷きにして執筆された。主人公の手記の形をとり、その体験を綴る。高雅な文体と浪漫的な内容で初期の代表作。本作、『うたかたの記』、『文づかひ』の三作品を独逸三部作[1]あるいは浪漫三部作と呼ぶことがある[2]。この作品を巡り石橋忍月との間で論争(舞姫論争)が起こった。なお、主人公には作者森鴎外といくつかの類似点がある。「#太田豊太郎のモデル」も参照
出典:ウィキペディア 舞姫
東ベルリンのベルリンの壁の前で育ったドイツ語の先生が言いました。
東ベルリン時代は、将来に不安や心配もなかった。
モノは少なかったけれど、それで満ち足りていた。
ドイツが統一されて、将来の不安や心配が増えた・・
(中学生のときに、ドイツ統一を迎えたので、
みんなで一番最初にマクドナルドへいったそうです・・)
このようなお話を聞いて、私は、実は、東の世界・・
何も知らない・・と思いました。