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オーストラリアの教育環境の3つのポイント

オーストラリアの教育環境

 

1.オーストラリアには、受験制度がない

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オーストラリアには、受験制度がありません。

大学の入学の際も、オーストラリアの各州ごとに決められている評価で、学校の成績と卒業試験を組み合わせて、行くことができる大学が決定します。

もちろん、中学受験も高校受験もありません。

しっかりと、学校の勉強をすればよいのです。

オーストラリアでは、学校には、WIFIがつながっていますので、コンピューター教育も盛んです。小学生から、アイパッドを導入して、授業をしています。基本的に、オーストラリアの学校では、教科書がありませんので、サイトを見たり、ダウンロードしたりする作業が小学校から自然とできるようになります。

2.プレゼンテーションがある授業も豊富

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学校では、受け身の授業だけでなく、プレゼンテーションなどの能動的な授業もたくさんあります。小学生から、パワーポイントを使用して、プレゼンテーションをします。また、アップルPCで、自分の動画を作成する授業もあります。音楽を取り入れたり、自分の好きな動画を作ったり、楽しい授業ですね。小学生もみんな大喜びで、卒業動画を作成します。

3.睡眠時間は、10時間とるように学校から指示

 

世界を見よう

 

オーストラリアでは、受験制度がないので、基本的に塾に行く生徒はいません。

公文教室などに通う、教育熱心なアジア系の方がいるくらいです。

毎日の勉強は、学校から与えられた宿題が中心で、あとは、読書や習い事をしながら、夕食は18時から19時ごろに家族全員で揃って食べます。

日本のように、塾がありませんので、睡眠時間も十分取れるのです。

 

オーストラリアの子供たちの睡眠時間は長いです。しっかり寝ます。

オーストラリアの教育テレビでも夜7時半になると、キッズたちに、寝ましょうという子供番組があります。オーストラリアでは、大人も午後10時になると寝てしまいます。

だから、オーストラリア人は陽気で身体も大きく成長するのでしょうか?

 

オーストラリアの小学校に通学していた時に、月1回の教育のお手紙の中に、睡眠時間に関するテーマのものが、配布されました。

そこには、“子供は、最低10時間の睡眠時間を取ること、ティーンエイジャーでも最低9時間は睡眠を取ること。精神的な病気になりにくくなります。”と書いてありました。

 

日本の小学生と比べてどうでしょうか?

日本の小学生だと、高学年になると塾通いがありますので、睡眠時間が8時間以下という子供も多いのではないでしょうか。

また、ティーンエイジャーになる中学、高校生では、日本では、7時間以下の睡眠時間になる方がほとんどではないでしょうか。

 

そして、十分な睡眠時間は、精神的な病気になりにくくなると書いてあったことは、とても価値のある情報です。

現在、日本では、大人では、うつ病が急激に増え、子供たちにも、いじめ問題があり、悩んでいる方も多いですから、まずは、睡眠時間を充分とることで、避けることができるなら、すぐにでも、オーストラリア方式の睡眠をとりいれたいですね。

 

大人ですら、オーストラリアでは、22時には、ベットに入ってしまいます。なんて健康的な生活なのでしょう。

夕方の17時から18時には、お父さんも仕事を終えて帰宅していますので、可能です。大人でも、睡眠時間は最低8時間は取るようです。

 

しかし、日本のお父さん方の帰宅は、22時や23時の方も多いのではないでしょうか。それから、夕食をして、就寝は、0時すぎという日本人は多いですね。睡眠時間は、6時間あるかないかの方も多いです。

 

睡眠というのは、身体を休ませるだけでなく、脳も休ませますので、最低は7時間くらいは確保したいものですが、日本の社会のサイクルでは、なかなか難しそうです。

夕食の18時から19時には、家族揃って食べることができる日本の社会になればいいなと願っていますが、現実的には難しそうです。

また、子どもたちも塾が18時には終了して、19時には夕食を家でできることが、本当は望ましい生活です。

日本のグローバル化の前に、健全な毎日の生活をすることが先決ではないでしょうか。

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添田衣織 そえだいおり

2011年からの親子留学も14年目。EU永住権も取得、子供も成人して、本格的な移住の境地になっているところです。海外移住は10年、20年と積み重ねていくものなのですね!新しい挑戦には、いつも困難がつきまといますが、それをさらに乗り越えて・・。穏やかに、そして躍動的にチャレンジしていきましょう。

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