ドイツ語とは腐れ縁・・
ドイツ語・・特に好きでもないし、縁もなかったのに・・
しかし、なぜかあるときからご縁があるようです。
時代は遡り、1985年、ドイツ語学科入学がはじまり。
自分で学科を選んだわけですが、
英語学科は足切りで大変なので、ドイツ語にした・・
という、多くの生徒もそんな感じで選択しているのです。
ドイツ語の世界にふみこんでしまった・・
そして、35年も腐れ縁が経過しているのです・・
35年と長いわりには、妙にうすーいドイツ語歴、ドイツ語はゆっくりと・・
息子は2015年からドイツに来て、ウェルカムクラスからギムナジウムへ・・
すごいな・・と横目で見ながら、見守り、拍手をしている母親です。
えっ、私?? 35年経っているのに、なんとも使わない時期が多いドイツ語です。
主専攻がドイツ語でしょ?? はい、そうですが、いやいやながらだったもので・・
1985年のバブル時代、ドイツ語学科に入学しましたが、
なぜドイツ語をやるのかの目的が特にありませんでした。
国際関係とか言語学とか、魅力的な副専攻がたくさんあり・・という言い訳で・・
昨年、母校から1年ぐらいの留学できている方と語学学校で出会い、
今の時代のドイツ語学科どう??などの話も聞き、
やはり日本だけでは全然ダメだ・・の話も聞きました。
ドイツ語学科だと、B2、C1レベルぐらいまでは、達しているのです・・
そこから、いかに自分がやるかの問題で・・
私自身も大学3年生のとき、1988年に2、3か月ケルンに滞在して、
あのときは、まだドイツ語の資格制度なども違っていて、
(ベルリンの壁が崩壊する前の時代でしたので)
たぶん、そのときのC1に合格して、就職にも提出したのかな・・
(ユーロセンターのドイツ語C1だったけれど・・)
実家にあるのかどうか・・それも、どこかにいってしまい・・
その後、就職でも特にドイツ語も関係なく・・
インドネシアに行くことになり、さらに遠ざかり・・
そして長い年月を経て、親子留学となり・・
オーストラリア親子留学から、まさかのドイツへと・・
ドイツ語は私とはもう関係ないと思っていたのに・・
しかし、母は強しといったもので、
子供のためなら、ビザのため、将来のため・・なんでも進んでいけますね。
ドイツ語でもなんでも、長期間の腐れ縁でもなんでも、
もう、ドイツ語はごゆっくりと進めたいと思っています。
どうせなら、熟成させて、発酵させるまでに・・
熟成させて、発酵した際には、ドイツの大学に通学しているのかな・・
とも想いを馳せつつ・・
ドイツ語は基本的に難しいので、焦る必要もない・・
そんな感じでいる方が楽しいですね。
それよりも、ドイツでのお楽しみを見つけること・・
ドイツ人との国際結婚、パートナーの方は別として、
日本人の家族でのドイツ語の習得・・あら、大変ですが、
息子は学校でよくやっているな・・と思い、
ティーン時代に語学を習得すること・・とても羨ましく思います。
ドイツ語は、ごゆっくりでいいのよ・・これを広めたいと思いますね・・
苦労しなくていいのよ・・
その理由は次に・・
苦労することを美化してはいけない!
語学を習得すること、なんでも・・
苦労をする・・こんなに奮闘してきた・・
こんなに苦労をして・・と美化している傾向もあります。
そうですね・・
苦労話は、役に立ちます。こんな方も苦労しているんだと・・
読んでいて安心します。自分だけでなかったと・・
しかし、こんなにうまくやったよ・・というと、
自分もまねしたい・・しかし、あやしいな・・
そんな気持ちも湧いて来ます。
私の個人的な考えでは、苦労はしないようにしたい・・こんな考えがあります。
なぜなら、苦労するのは波動がよくない・・と聞いたからです。
確かに、苦労して・・暗い、重い感じですよね。
人生はもっと軽やかでないと・・と思ってしまいます。
語学を高度に理解をして、もっとドイツ語の理解を深めないと・・
このようなことも目にしますが、
ビオドイツ人で、文系の方でさえも、
カントの『純粋理性批判』が理解できないと聞いて・・
これはどうなの??
ドイツ語の理解というものは、
苦労して身につけるものではなく、
使用頻度を増やし、自然と身についてくるもの・・
苦労より、やはり、熟成と発酵ではないかと・・
そして、ドイツ語の文献を理解するためにも、
語学以外の知識や見聞こそが、ヒントをもたらす・・
まじめに苦労するだけでは、つまらない人生になりそう・・
ということで、今、息子が学校で読んでいる関連もあり、
ゲーテの『ファウスト』について記事にする予定で・・
検索して出てくる内容を飛び越えて、
ちょっと違う視点からのゲーテの『ファウスト』について
今週末に書きたいと思っているのです。