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子供の教育

早期教育の効果と弊害やデメリット いつから英語や習い事をすればよいのか?

我が家は、実際に胎教あたりから、早期教育をしてきました。私自身、当時は興味がありましたし、今から振り返ると、もう少しのんびりとした考えでもよかったのかなと思いますが、

当時は、子供に対して、期待などもありましたので、早期教育は良いものではないかと思って進んでいました。

子供が成長して振り返って思うことは、早期教育に対してのメリット、デメリットが色々と言われますが、問題なのは、早期教育をするかしないかではなくて、親の価値観、子供を見るまなざしの問題だと思うのです。

早期教育の教材を使用したとしても、親の価値観によって扱い方が違うからです。

結論としては、良い塩梅で、良い塩加減で、良い意味で適当な感覚で早期教育に臨めばいいと思いますし、早くしなくても、のんびりでもよいということです。

 

早期教育の効果について

 

早期教育などの情報がマスコミや教育雑誌などで書かれていると、もちろん、普通の親御さんであれば、興味をそそられることと思います。

下記は、ウィキペディアに記載されていた、早期教育が流行する原因です。

早期教育は江戸時代やそれ以前にも存在していた。教育者である親自身が手ほどきしたり、親戚や知人のもとで将来就くであろう職業に関わる教養や訓練、または躾として幼少より学問を修めさせていた。また神童とみなされた者が教育者のもとに預けられることもあった。

明治時代に年齢を基本にする学年制が確立し、義務教育機関における早期教育はなくなった。1990年代になって早期教育が加熱し始めたのは以下のような要因があるとみられる。

  1. 民間企業が戦略として早期教育産業に参入

  2. メディアによる早期教育の紹介

  3. 少子化で子供一人にかける期待と費用の増加[1]

  4. ゆとり教育に対する危機感とその解決法としての先取り教育

  5. 親が自己の育児能力・指針に対して自信喪失

  6. 親が子育てによる自己実現・生き直しを求めている

  7. 臨界期など脳の発達研究の進度と興味の増大

  8. 受験準備の低年齢化

出典:ウィキペディア 早期教育

 

私なども、上記7番の臨界期などの脳の発達研究・・・あたりから興味をそそられたと思います。

実際に私の母親は、父親から通常より、2年早く早期教育を受けていた人なので、なおさら興味がありました。つまり、4歳で小学校に入学をしていたことになります。役人であったため、特例だったそうですが・・・。

空間認識が抜群で、字も達筆で、絵も上手くて、IQもかなり高いはずです。

例えば、物差しで測ることなく、机の足の部分を4つノコギリで切りますので・・。1ミリもずれがないのです・・ぐらつかないのです・・。これには、仰天しました!

どこかの温泉ホテルに置いてあった、空間パズルができたのも、母親だけで・・父親も、私も妹も撃沈で・・・。

このような親でしたので、私が早期教育に興味がそそられるのは、自然なことでした。

つまり、偶然というか、運がよければ、早期教育も、効果があるということの証明だと思います。

我が家も、自分の子供に胎教あたりから、家庭保育園で、早期教育をしてみましたが、しかし、それがどこに効果があったのか、これからあるのか・・は断定できない状態です。

ドッツをみせるものは、子供の喜んでいたので、よかったなと思っていますが、フラッシュカードなどは、適当にしないと、子供の脳が疲れるのではというのは、直感的に感じました。

英語のDVDなどは、あまり効果がないと思いましたが、これも環境によりけりだと思いますね。

やりすぎずに、なんとなくやっているという感覚が早期教育では大事だと思います。

 

早期教育の弊害やデメリットについて

 

早期教育でも、遊びの感覚で親がうまく対処している場合はいいのですが、やりすぎだったり、あまりにも親の期待が大きすぎる場合は、子供がチックになったり、喘息になったり、アトピーになったりするとも聞いたことがあります。

ですので、早期教育が悪いのではなく、あまりにも期待が大きすぎる親の価値観が弊害になったり、デメリットになってくると思うのです。

子供はなんでも遊びなので、早期教育も勉強も・・遊びであったり、ママと一緒に過ごす時間であれば良い効果があると思います。

子供に夢を託してしまう親、過度な期待を子供にしてしまう親・・このあたりが問題であると思いますね。

期待しないで、のほほんとしていると、意外にも子供は真剣に取り組んだりするものなので、親はそっと見守るだけでいいですし、その方が楽ですよね。

 

いつから英語やその他の習い事をすればよいのか?

 

英語をいつからはじめるのか、習い事をいつからはじめるのか・・なども、住んでいる家から近いところを、子供のためにも選択した方がいいので、身体の負担を考慮してもそうですね。

どこがいいから・・といって、遠くまで行くより、家の近くにご縁があるという心持ちで選ぶことが大切であると振り返ってみて、多くの方を見てきて感じました。

英語なども、海外に行くチャンスがあれば、早めにすればいいし、日本の環境ならば、あえて急いで無理をしなくても良いのかと思います。

習い事も、家の近く、歩いて5分、10分のところに通う感覚が良いと思います。長く継続もできるからです。

実際に我が家も家から5分、10分のところですべて習い事をさせました。

家の近くにある教室、偶然にも近くにあった・・というご縁を大切にしてみてはいかがでしょうか・・。

例えば、バレエの熊川哲也さんなども、家の隣がバレエ教室でしたよね。ラサール石井さんも、家の隣が塾でラサール合格と言われていましたよね。

いつから習い事をするというのを、教育雑誌で見て、みんながしているからではなくて、家の近くに偶然にもあったから・・という、身をまかせる方式をおすすめします。

 

早期教育も、親の価値観で違ってくる、親の考え方こそすべてである!

 

早期教育でも、その後の子供の教育、受験でも、留学でも、なんでもですが、やはり、親の価値観や考え方がすべてであり、良い塩梅にしていくのは、親の考え方によります。

たぶん、私もそうでしたが、早期教育は、教育に関心がある親御さんにとっては、興味のあるところなので、あまり期待せずに、ゆるやかに遊び感覚で進めて行くのが良いと思います。

自分の子供は天才児になるとか、優秀になるとか・・そのような考えを手放すことが大事です。

早期教育をしたとしても、子供は、普通で健康であれば良いと思うことで、もっとよい方向に導かれることと思います。

 

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添田衣織 そえだいおり

2011年からの親子留学も14年目。EU永住権も取得、子供も成人して、本格的な移住の境地になっているところです。海外移住は10年、20年と積み重ねていくものなのですね!新しい挑戦には、いつも困難がつきまといますが、それをさらに乗り越えて・・。穏やかに、そして躍動的にチャレンジしていきましょう。

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