息子は、ベルリンのギムナジウム10年生で進んでいます。ギムナジウムも、ベルリンの中では、わりとアビトウアの点数でも上位の学校であるようで、新聞に載るランキングで確認しました。
10歳からギムナジウムに来ている生徒もいますし、小学校を卒業してから、ギムナジウムに来ている生徒もいます。
10歳からギムナジウムに来ている生徒は、ラテン語の授業もあるようですね。12歳からの生徒は、ラテン語はないようです。このような違いなんですね・・・。
ギムナジウムの生徒たちから垣間見る現状とは?日本との違いについて
息子の学年は、クラスがAクラスからFクラスまであります。
AクラスとBクラスは、10歳からギムナジウムに入学した生徒たちです。
CクラスからFクラスまでは、12歳から、それ以降にギムナジウムに入学しているようです。
息子によると、AクラスとBクラスの生徒たちは、ガツガツ点取り虫が多いと言っていました。
ベルリンでは、一部のガツガツしている生徒を除いて、ほとんどが、わりとのんびりとしているようです。
新聞によると、ベルリンの教育レベルは、ドイツの中で最下位であると。
つまり、移民が多いということですね。だから、私たち、移民にとっては、大きなチャンスなのです。このように発想をしていくとよいのです。
わりと緩めで、最下位のランクから、はじめて、最後には、上位に登っていく・・・そういう作戦をとるといいのです・・。
教育レベルが高いからといって、最初から、バイエルン州などに、移民である日本人が乗りこむのは、賢い作戦とはいえないのかも。・・・落胆・・して終わってしまうかも。
それに、将来的には、首都ですので、レベルも上がっていきますので、今がチャンスですよ。もう、家賃も高騰しはじめていますので、そのあたりの先見の眼力が必要です。
つまり、昔の東と西のごちゃごちゃカオスが残っているので、その中で、ごちゃまぜになって、
そして、首都ですので、そして、ベルリンには、良い大学がありますので、そこに進んでいくのは、非常に良い方法だと思っております。
学校の生徒たちは、どこの大学に進みたい、将来何になりたいなど・・・何一つ、話題にならないそうです。
素晴らしいことだと思いませんか・・・
一方、日本ではどうでしょうか・・。
生徒たちは、塾に行きながら、自分は、どこの大学に進む、どんな職業につくと・・言ったり、なんども学校で将来の夢などを書かされたりして・・
先のことばかり見ているのね・・目標に向かって進むのはいいけれど、
それが、本心でしょうか・・。親とかに言われているだけなのでは?なんとなく、そういう雰囲気にのまれているだけなのでは??
何かすごいことを言っている・・ということで、満足しているのでは???
なにか、商業的で胡散臭さ・・・を感じてしまうのは、私だけでしょうか・・
私は、別に将来のことなど・・わからん!というドイツの生徒たちの方が正直であると思ったのです。
ドイツの大学は、非常に大変ですので、大学に入学してから、真剣に勉強をするのは、素晴らしい方式であると思っています。
専門性を磨くのは、20歳すぎてからという、年齢的にもあっているのかなと思っています。
ドイツの街の選び方
ドイツは、大きい街から小さな町までたくさんあります。
ベルリンは、ドイツらしい街とはいえないのです。
ベルリンは、ドイツではなく、ベルリン。特殊な街です。
ドイツらしいといえば、ボンとか、ハイデルベルグとか、ニュルンベルグとか・・でしょうか・・。
私は、実際にケルンやゾーリンゲンに住んでみて、ライン川沿いの街も見て、ニュルンベルグなども体感しましたが、
オーストラリアのケアンズという田舎街から来たせいなのか、
実は、実は、ドイツのほかの街より、ベルリンが好みです。
東京出身なので、首都感覚が好きだというのもあります。
休暇には、オーストリアの風景をみていたい・・というのがあります。
こんな感じで、人ぞれぞれの感覚で、好きな街があるはずです。
自分にピン!とくる街があるはずなのです。
そういう街を探すことも楽しいですね。
私など、ニュルンベルグに行って、あ!好きだ・・と最初は思いましたが、次の日には、すぐに飽きてしまいました。こんなこともあるんですね・・。
ケルンとかゾーリンゲンもすぐに飽きてしまいました。
私の感覚や価値観だと、動いていない街・・・だと、つまらないと感じるようです。
こんな感じで、ドイツの好きな街を選ぶ・・のも楽しみですね!
(よく、たぶん、トルコ系の方たち・・の話にちょっと耳をはさむと、ミュンヘンは最悪だ・・とか・・が聞こえてきて、何が悪いのかな・・と思ってしまいますが・・・人それぞれの感覚ですね。)