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親子留学 子供の教育

親子留学から学んだ子供の教育

 

親子留学は、子供の教育を第1に考えて進められている方が多いですね。いろいろな世界を見せてあげたい、体験させてあげたいというのは、本当に大事なことであると思います。学年が遅れたとしても、科目が十分に学習できなかったとしても、そんな机上のことよりも、実際に体験することの方が大事なのかもしれません。いつも思い出すのは、事件は現場で起きている・・・という言葉です。机上よりも実際の体験が大事なことがわかります。

親子留学から学んだ、体験して感じて来た、子供の教育について書いてみたいと思います。

 

親の思いが強ければ強いほど、子供はやる気をなくしていく・・

 

教育熱心なお母さまたちは、子供に英語を学ばせたい、もっと伸ばしてあげたい、もっと子供の国語力を伸ばしたい、作文力も伸ばしたい、算数力も伸ばしてあげたい・・・限りなく欲望が多くなってしまいがちです。

残念なことに、親が気合が入れば入るほど、子供はお母さんのことをよく見ていますし、直感がよく、察知が早いですので、やる気がなくなってしまいがちなのです。

お母さんの思いが強い場合は、なぜか、子供はアトピーや喘息、アレルギーなどにもなってしまいがち・・なのかな・・という例もたくさんあったような気がします。

子供に勉強をしなさい!といった場合は、もう勉強をしない子供になることは確定してしまいます。

ではどうすれば良いのかというと、0点でもなんでもいいよ!といっておけば意外にも効果がありそうです。すると子供はなんか楽しくなりますので、俄然とやる気が出てくるかもしれません。

一番避けたいことは、自分に自信がなくなってしまうことです。一生懸命にやったとしても、報われない、意味がないと思ってしまうことです。

これは、親の価値観が大事で、親がいかにうまく導いてあげるかにかかっています。多くのお母さんたちは、これをしないと将来大変なことになる・・・と子供を脅している方が多い現状です。アメリカ映画の中でも、勉強をしないとホームレスになるよ・・と子供に言っているシーンもあるくらいです。

どんな可能性でもある、どんなことでもできると言い続けて、応援し続けるのが親の役割だと考えています。

そのためにも親が忍耐強くならなければいけないですし、時間がかかり、結果もなかなか見えないですので、(もちろん、親でさえも、起業をしたとしても結果がなかなか出ないのと同じですね・・)途中で発狂したりせずに、穏やかに見守る、鷹揚にしていられることが大事です。

そのためにも、お母さんの心持ちが大事で、そのためにも、この人生はなんのためにあるのか、つまりなぜ親になっているのかというような哲学的な問いなどにも関心があることも大事かなと思っています。

 

権威や論理や見栄などを手離す

 

子育てや子供の教育では、権威や論理や見栄などから離れる、手放すような気持ちでいると、子供にとっても非常に良い環境になると思うのですが、残念ながら、現在の状況では、真逆になってしまっています。もちろん、日本だけでなく、海外でもそれは同じです。どんな世界でも同じだと思いますが、日本ではその傾向がより強いという、競争社会であると思っています。

子育てや子供の教育が、権威主義、論理的なもの、見栄などから早く遠ざかればいいな・・といつも思っていますが、なかなかそうなるのには時間がかかるでしょうし、気がついた方が少しだけ、より良く進めるのかな・・といつも感じています。

権威、論理、見栄といっても、抽象的ですよね・・。少し詳しく書くと、

権威から離れることとは、有名な学校、有名な会社などを目指すことに疑問をもつことです。有名だから・・という価値観から離れることです。寄らば大樹の陰・・という価値観から離れることです。

論理から離れることは、論理的な思考を身につける・・と言われていることに疑問をもってみることです。論理的になると、とても狭い視野になりがちです。本当のことは、論理を超越したところにあると思っています。

見栄を手離すことは、外側からの評価、外見を気にしないことです。自分の内側を大事にすることです。

子供を伸ばしたい方、子供に良い環境を与えたい方で、気がついた方は、ぜひ、違う世界で進めてまいりましょう。

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添田衣織 そえだいおり

2011年からの親子留学も14年目。EU永住権も取得、子供も成人して、本格的な移住の境地になっているところです。海外移住は10年、20年と積み重ねていくものなのですね!新しい挑戦には、いつも困難がつきまといますが、それをさらに乗り越えて・・。穏やかに、そして躍動的にチャレンジしていきましょう。

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