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子供の教育 教育全般

将来の職業を決めることができない高校生たちからみる教育の問題について

我が家でも、そろそろ、将来の職業を考えて、勉強のことを考えたり、大学の学部、学科を考えたりしています。

高校生くらいになると、だいたい3つくらいの将来の職業が見えてきてもいいのかなと思っています。

 

将来の職業を決めることができない高校生たちがたくさんいることについて

 

検索をしてみると、将来の職業を決めることができませんという高校生がたくさんいることがわかりました。

それに伴い、やはり、一流企業に勤務したいとか、なるべく良い大学に進みたい、公務員が安定しているなどの意見もあり、やはり、世の中は、そうなっているのかもと思い知らされました。

自分のことを振り返っても、だいたいの方向は見えていたけれど、やはり、日本だと、大学卒業で、就職活動をして、企業に就職することがほとんどだと思い、

特別なコースのためには、さらに何かをしなければいけないので、まずは、新卒で就職するのが無難だということになってしまいました。

自分のことに鑑みても、やはり、受験制度というのが邪魔をしていて、自分のやりたいことを深めていく時間を奪っていたような気がしています。

受験が何か人生によいことをもたらしたかと考えてみると、そうでもなく、時間を奪われて、切迫した感情になり、そこで集中していただけなのかなとも感じています。

自分がやりたいことを深める感情と、受験での感情は、ちょうど真逆になると思っています。

つまり、受験は、どうにかこうにか点数を取らなければいけないので、なんでもできるようにして、平均化して、総合点を上げていくということになります。

自分が好きなこと、やりたいことというのは、深めなければいけないので、平均化してはいけないし、独自性が必要なのに、受験では、その独自性が邪魔になり、点数が取れなくなる原因にもなるからです。

高校受験を一生懸命してきた高校生や、大学受験を真面目に頑張っている高校こそ、自分のやりたいことがつかめないというのは、まさに本当だと思うのです。

結局、日本はいまだに、会社に入社してから、教育されるので、大学の学部や専門などもあまり関係ないという点もあるかもしれません。

そうなると、なんでもいいから、良い会社に入ってから考えればいいとなってしまいます。

そして、与えられた部署などから、なんとなく、自分の専門が決まっていく・・そんな感じなので、やはり、高校生くらいで将来のやりたいことがわからない方が多いのだと思っています。

自分がやりたいことより、働くことができる場所、お給料をもらえる場所を確保する方が先で、それにあわせて、自分を順応させるようになってしまっています。

こんな方法も最初はいいのですが、数年経ってくると、これで自分はいいのか??という疑問が出てくる方も多いのです。

これからの時代は、会社に入社して、働くにしても、このように専門性がないと、リストラ対象になるのではないかと懸念するのです。

従来のように、良い会社に入社すればいいという問題ではなくなってくると思うのです。

14歳ぐらいから、18歳くらいまでに、自分がやりたいことを確定して、自分の専門として進んでいくことが大事だと考えています。

 

子供がティーンエイジャー時代に、自分の専門、仕事を見つけることができるようにするには、どのような子育てをすればよいのか?

 

私自身、結構いい加減な中学受験をして、大学受験は、最後には、集中せざるを得なくてを経験してきて、振り返って思うのですが、

受験は、できたら、ないのがベストで、あっても、一回くらい、少しにとどめて、18歳くらいまでの年齢まで、自分の好きなことができるように、時間に余裕がある生活が良いと思うのです。

小学校時代は、いつも楽しく過ごして、中学高校時代は、検索をしながら、自分が好きなことを探す時間であることが望ましいのかなと思っています。

親の介入がどれくらい必要なのかについてですが、やはり、子供だけでは、世界が狭く、知らない分野もあるので、親がそのあたりのフォローをすることも大事だと考えています。

親は、子供が好きそうなことから派生して、どんなことがあるのかを範囲を広げて、調べておくことも大事だとも思っているのです。

子供が主で、お母さんは子供の良さを引き出してあげるために、子供が知らない世界を見せてあげる、連れて行くことが大事だと思っています。

なぜなら、子供だけが知っている範囲だと、まだまだ狭いのです。

学校や友人の環境から、視野を広げることができたのなら、ラッキーですが、そうでない子供も多いのです。

実は、親ですら、知らない世界があるかもしれません。最先端の世界、最先端分野を知らなければいけないですよね・・・。

そして、できることなら、日本だけでなく、小学校のころから、海外に連れて行ってあげることが大切で、これは、短期間の観光や遊びだけでなく、

実際に海外で暮らしてみること、海外の学校に通学してみることが大事になります。

インドやアフガニスタンなどの自分とは違った環境などを見せることも非常に大事だと思っていますが、安全も大事なので、このあたりも程度問題ですね。

 

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添田衣織 そえだいおり

2011年からの親子留学も14年目。EU永住権も取得、子供も成人して、本格的な移住の境地になっているところです。海外移住は10年、20年と積み重ねていくものなのですね!新しい挑戦には、いつも困難がつきまといますが、それをさらに乗り越えて・・。穏やかに、そして躍動的にチャレンジしていきましょう。

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