『子供と一緒に飛び発とう! 親子留学のすすめ』の本をご覧くださいね!

親子留学

英語圏(オーストラリア、NZ,カナダ、アメリカ)への長期親子留学のデメリット

英語圏(オーストラリア、NZ,カナダ、アメリカ)に長期親子留学しても、永住権が取得できない

英語圏、つまり、オーストラリア、NZ,カナダ、アメリカに留学すると、子供の可能性が広がり、世界で活躍できる・・・と思っていませんか??

ハッキリ言うと、英語圏に留学しても、永住権が普通は取得できませんので、子供は、英語は習得できるかもしれませんが、

大学を卒業したとしても、就職できるまでにたどり着くのは至難の業で、

たいていは、就職ができないまま、ビザの期限がきてしまい、日本に帰国することになる・・これが、一般的になります。

英語圏に留学すると、日本に帰国して、日本の中で、英語圏でも留学経験を活かして活躍するのが、ほとんどの方のパターンになります。

女性の方で、学生のうちに、ちゃっかり賢く現地の外国人を見つけて、結婚する場合は、

自動的に永住権を取得して、そこで就職にありつける・・という場合が多いです。

例えば、オーストラリアを例にとってみると、

オーストラリアの大学を卒業しても、簡単に永住権が取得できません。

永住権を取得するには、オーストラリアで不足している職業の仕事に必要な学部、学科を卒業していることで、ポイント制で、永住権を申請します。

大学卒業というより、大学院を卒業していた方が、ポイントも高くなるので、有利になります。また、年齢は、若い方がポイントが高いです。

永住権をねらうなら、パン職人、寿司職人、自動車整備工などの方が手っ取り早いかもしれないのです。

オーストラリアで、大学卒業に3年間、大学院卒業に2年間ですので、合計で5年間ということで、

年間300~400万の学費ですので、総額、学費だけで、2000万が必要なわけです。

これだけの学費を支払って卒業して、すぐに仕事ができれば、日本よりお給料も3倍くらい高いですので、いいのかもしれませんが・・・なかなか、厳しい状況のようです。

学費が高い学校に行けば、良い教育を受けられるのか?

本日、次のようなメールを書いてきてくださった方がいらっしゃいます。

・・・娘の今後の教育に頭を抱えている母です。十分な教育をさせてあげたいけれど、うちには十分なお金がありません。それが本当に悔しいです。
少しでもよい教育を、とおもい、小学校受験を考えていますが・・・

ですので、私は、以下のように、回答させていただきました。

そんなことはありません。
十分なお金があったとしたら、子供さんが悪くなります。
 
お金のかかる学校、私立とか、海外ではボーディングスクールとかに
行かれたとしても、たいした教育はしていません。
イメージ戦略が上手いので、よく見えるだけです。
 
ちょっと不足ぐらいが、チャンスなのです。
 
お母さまがよく状況を見据えて、考えていくことが
娘さまに伝わり、よい教育となっていきます。
 
私も自分自身が日本での教育を色々と受けてきていますし、自分の姉妹の学校も見てきて、
 
私立の日本でも一番高い学費の高い学校から、公立校、息子の国立附属と、また、友人の学校なども全て見てきています。
 
良い教育、良い学校とは・・何か??と本当に思います。
 
現在、新聞、雑誌で取り上げられる良い学校というのは、
有名大学に合格率の高い学校、施設が充実している学校、校長先生のマーケティング戦略が上手い学校になります。
 
実際に、その学校に通学してみると、どれもこれもどんぐりの背比べというのが、真実に近いのかと思います。
 
イメージ戦略が成功しているかどうかの問題ですね・・
 
時々、良い先生とめぐり合えば、幸運だということだと思います。
 
良い学校、良い教育を受動的に受けるより、自分が主体的にどのように教育を受けていくか、自分がどのように勉強していくかが、重要になってきます。
 
ですので、ハッキリ言うと、学費が無料のところが、いいわけです。
 
学費が高いという・・・圧力的なモノがない方がいいわけです。
 
世界を見渡してみると、教育は、無料があたりまえです。
 
学費が高いのは、英語圏、シンガポール、日本くらいになります。
 
わざわざ、格差社会を助長しているような国に飛び込んでいかなくてもいいのに・・というのが、最近、私が考えていることです。
 
こちらも参考になるかもしれません。
 
 
 
 
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

添田衣織 そえだいおり

2011年からの親子留学も14年目。EU永住権も取得、子供も成人して、本格的な移住の境地になっているところです。海外移住は10年、20年と積み重ねていくものなのですね!新しい挑戦には、いつも困難がつきまといますが、それをさらに乗り越えて・・。穏やかに、そして躍動的にチャレンジしていきましょう。

-親子留学

Copyright© ドイツ親子留学と子供の教育 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.

Verified by MonsterInsights