女性は、結婚をして、子供が生まれて、子育てするようになると、自分の好きな国や街に住むことができないのでしょうか・・・
とおっしゃられたクライアントさまがいらっしゃいました。
確かにそうですね・・。クライアントさまは、ドイツが大好きだそうです。
できますよ・・。お母さまの好きな国、欧州のドイツに子供と一緒に住むことができますよ!
お母さんは、ご主人の仕事の都合で、住居も振り回されるがそれでいいのか!?
以前、ブログを見ていたら、こんなうらやましい方がいらっしゃいました。
奥さまがスウェーデンが好きで、好きで・・ということで、ご主人がスウェーデンの会社にさっさと転職してきて、スウェーデンに行くことになりました・・・だって・・。
ご主人さま曰く、君がスウェーデンが好きと言ったから、スウェーデンにいくよ・・だって・・。
えっ! すごい、かっこいい、頼れる、うらやましいご主人。奥さまの好きな場所に自由自在に転職できるご主人とは・・。
私は、思わず・・そのご主人は??と調べてしまいました。
ブログを読んでいくと、やはり、ご主人は、海外育ちのようで・・。
思わず、我が家の主人にも伝えました。そんなの知ら・・ん、関係ないという顔。
こんな話を聞くと、奥さまが、ドイツ親子留学を子供としたいと言って、それを反対する理由は?
と思ってしまいますよね。自分のことしか、考えていない??
反対しないで、一緒にいくために、ドイツに転職すればいいわけで・・。
ドイツに転職できるなら、一緒に行くことができるけど、それができないから、母子でドイツ親子留学するわけで・・。
反対するなら、ドイツに転職してみれば??と言いたくなりますよね。
つまり、海外の会社に自由自在に転職できるためには、たいていは、海外育ちでないとダメだということで、
だから、子供を日本だけで育てて、海外の学校に通学させなければ、
いずれは、ご主人さま、自分のように、自由自在に転職できない子供にしてしまっている・・・
ということになるわけです。それでいいのでしょうか・・。負の連鎖かな??
日本のご主人さまたち・・というのは、男性の仕事の場所に女性、奥様がついてきて、当然だ・・と思っているところがおかしいのです!
私も結婚して、すぐに主人が仙台に転勤になりましたので、せっかく続けることができる仕事を辞めて、付いて行きましたが、
まあ、やはり、いずれ子供のことを考えると、仕事を続けていくのは、よくないことだし・・と思って、あたりまえのようにやめましたが、
よく考えると、そのあたりをどう思っているのかしら??とよく思います。
男性が世帯主だし、経済的にもまかなっているので、当然だと思っていて、女性のことなどは、あまり考えていない、考える余裕すらない、考えようともしないのが本当のところでしょうね・・。
経済的に・・・というところで、女性も、仕方がないと思ってしまっているのです。
男性は、自分のキャリアを積んで行くことしか考えていない。
結婚した相手のことなどは、そんなに考えていないのが現実で、自分の範疇に入るくらい、自分が御せる範囲でのことくらいしか、考える余裕がないのです。
お給料が高い方の会社の都合の方について行くのが、基本になりますしね。たいがいは、ご主人さまの仕事の転勤についていくことになるのです。
思い返してみれば、私も結婚して、子供が生まれるまでの新婚時代が長かったのですが、そのあたりの葛藤が口には出さないけれど、あったのかもしれません。
そんな思いがあるので、やはりそれがストレスになり、妊活につながって行ったのか・・とも思います。妊活もうまく機転を利かせたので、すぐに子供を授かることができましたが・・・。
ドイツ親子留学で、お母さんは自立して、自由になってほしい!
我が家の親子留学のきっかけは、環境問題や子供の教育になりますが、そうでなくても、
子供にとっても、海外生活ができるというメリットもありますし、お母さんが自立しながら
海外生活をしていくチャンスになります。
新しい家族形態、生活様式、価値観の変換が必要になってきますが、
21世紀ですし、従来の親世代とはちがって、新しい価値観を生み出せばいいのだと思っています。
シングルマザーの方もたくさん進まれていて、とても良いことだと思いますし、ご主人を日本に残して、それなりにうまくやって行く方も多いですので。
クライアントさんで、実際にご主人さまとお話しさせていただいて、
ご主人さまは、奥様と子供さんが親子留学をしても大丈夫ですか?と聞いて見たところ、
それは大丈夫ですね・・・とはっきりおっしゃられていて、頼もしいと思いました。
ご主人さまによっては、ダメ、反対、奥様は自分の好きなことをしている・・などと言っている方もいるようで、
価値観、物の考え方は、いろいろなんだな・・・と考えさせられました。
男性、ご主人さまたちも、時代が変遷している、従来のものの考え方を変えて行く、30年後を考えたとき、自分の子供にとってどちらがいいか・・など、
みんながしているから・・・ではない発想をしていくことも大事だと思うのですが・・・。
おまけに、70代、80代あたりのご両親たち、義理のご両親たちについては、
孫のことを考えるのなら、30年後がどうなっているかを想像しながら、次世代を担う子供たちのことを心から考えて、
現在の状況を見据えながら、大本営を疑わずに信じてしまうという、戦後の悲劇を繰り返さないようにと思うのですが、その認識が疑わしいものです。