1.ドイツの電車のホームには改札がない!?
ドイツの電車に乗る時に、日本と違って、面倒ではないなあと思っていました。もちろん、こちらは、首都のベルリンですが、通勤時間でも東京のようなラッシュアワーや通勤地獄はありません。それは、ドイツが都市が一局集中ではないからなのですが、スッキリしていることは、
ドイツの電車のホームには、改札口がないのです!
切符は各自購入しますが、改札口でチェックせずに、電車に乗ることができます。ですので、定期券をもっていれば、カバンからいちいち出すことなく、電車に乗ることができるのです。
これは、毎朝、カバンから定期券を出して、また、締まってというストレスが一つ減ることになります。
2.突然、監視員が現れる!
しかし、改札がなく、切符を見せなくていいからといって、切符や定期券を購入せずに、電車に乗ってしまうと、大変なことになります。
どこからともなく、コントロールする監視員が、突然現れるのです。
それも、普通の恰好をしている一般人のようで、いきなり、
“定期券、切符を見せてください”
と始まるのです。
1か月に1回くらいは、このような状況になります。
もし、キセルをしているのが見つかると、かなりの罰金を支払わなければいけません。現地のドイツ人で、いつ監視員が来るかわからないような状況でキセルをしようとする人はほとんどいません。
この改札口がないシステムはとても快適ですし、監視員を雇うことで、キセル乗車の人もいなくなりますので、賢いシステムですね。
3.電車代、定期代は、非常に高い!
ドイツの電車代は非常に高いです。定期代も高いです。
例えば、ベルリンだと、定期代は大人で、1か月1万円くらいになります。これは、ベルリン市内の電車、バスなどのすべてに使えるのですが、毎日の通勤距離が短くても、ある適度長くても、同じ定期代なのです。
日本では、どこの駅からどこまでと指定でき、定期代も距離で違ってきますが、ベルリンでは定期代は、一律になります。
4.犬も電車に乗ることができる!
ドイツでは、電車に自転車、犬も乗ることができます。
電車に自転車を載せて、湖のある森まで行って、そこで、サイクリングをすることができる状況は羨ましいですね。
また、犬も飼い主さんと一緒にどこでも行けますし、買い物も一緒にでき、レストランもほとんど犬も入れますので、犬にとって、良い国です。
また、ベルリンの電車の中では、ギター、アコーディオン、バイオリン、フルートなどの楽器を演奏して、お金をもらっても良いことになっています。
上手な方もかなりいらっしゃいます。アーティストを大事にしているからだと感じます。
まだ同時に、ベルリンはプア充な都市でもあるので、電車の中で乗客にお金を乞うことも許されています。
先日は、インラインスケートで乗車してきて、下りて行った若者に遭遇しました。転びそうで怖いですが、スイスイと格好良かったです。
ドイツの電車のことからでも、その国の雰囲気や特徴が垣間見ることができます。
でも、現在は、日本でもドイツでも電車の中では、ほとんどの人がアイフォンを見ていますね。そんなに情報が大切だろうかというのが、私の疑問ですが。
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