我が家は、昨年の年末に、家具付きの家から、自力で家を探して、引越ししました。
何もない、そして、キッチンすらもない家を賃貸しましたので、キッチンも購入したのです。
そして、これで、大丈夫と思いきや・・・家具のホルムアルデヒド問題にも直面しました。
ベルリンの家探しは大変だ!家具なし、1000ユーロ以下の物件は、競争率50倍!?
クライアントさんたちは、最初は家具付きの物件を選択しています。家具付きの場合は、外国人専用ですので、わりと決まりやすいのですが・・・
何年か経過して、自力で、家具なし物件を応募する際には、非常に大変になります。
実際にどうなるのか・・・私は試してみました。すべて、自力で・・。また、日本人のためのサイトも利用しませんでした。きちんと、ドイツ人のためのサイトで応募しました。
この点が非常に大事で、状況をしりたかったからです。そして、何がポイントなのか・・も抑えたかったからです。
外国人、フリーランスな職業・・ということで、まずは、信用されません。
ですので、1000ユーロ以下の物件は、無理であり、50人もの人が応募していること、
そして、みなさん、書類を丁寧に作成して、まるで、就職のように応募していることがわかりました。
我が家も、980ユーロの物件に応募して、なんとか、分厚いそして、きちんとファイルで整えた書類も渡して、
不動産屋さんとも仲良くなるようにもっていき、お願いします・・今の家に近いのです・・・的な雰囲気を出してみたものの・・・相手にされませんでした。
なぜなら、50人以上が応募しているからです。日本人なんか・・無理ですよ・・
このときに気がついたのが、キッチンがない物件ならば、皆さん面倒くさいということで、いやがりますので、チャンスが多くなるということ、
また、少し高い物件ならば、応募者が少なくなるということです。
さらに気がついたのが、管理費を取られる物件を、ドイツ人は嫌がっているな・・ということです。
みんなが嫌がる物件に応募すること・・・そうすれば、賃貸できるチャンスが増えていくのです。
なんでも、発想の転換をすることです。
我が家は、そんな感じで、みなさんが嫌がる物件で、なんとか賃貸することができました。
ですので、キッチンから購入したのです。
ベルリンの新しい家のキッチン選び、家具選び、家電製品選び
キッチンは、イケアで、一番シンプルなものを購入しました。
我が家は、小さいキッチン十分ですので、使いやすいです。
普通のドイツ人のご家庭のように、キッチンを注文していたら、大変なことになります・・。
システムキッチンは、ドイツ発祥らしく・・・。
我が家は、そのようなものは、いりません・・。
また、家具を購入するときは、何を一番重要視しますでしょうか・・。
我が家は、まず、ベッドを良いものにすることを重視しました。
寝ること・・・8時間を過ごす場所、子供の背骨の成長などを鑑みると、ベットが一番大切になります。
健康のためにも、毎日寝るベットには、お金を投資すること・・。他の家具はまあ、どうでもいいですので・・。見栄えなどもどうでもいいことですので・・。
嬉しいことに、ドイツのベッドは、マットレスが硬いものが多く、しっかりしています。
寝ていて腰が痛くなるような、柔らかいマットレスは少ないです。マットレスもいろいろですので、なるべく上質なものを選びました。
他の家具ですが、イケアはドイツでもお手ごろで人気らしいのですが、学生が買う家具とも言われていて、ちゃちっぽいかな・・とも思いましたが、
ドイツの木製の家具などは、しっかりしていて良いのですが、なんとまあ、重いし、動かすのも大変だし・・ということで、イケアでいいかな・・・と思いました。
デンマークの木製の家具などもありますが、デザインが凝っていると、高めになったりして、このようなものは、いずれでもいいのかな・・と。
ということで、なるべく、シンプルなもの、木製のものを中心にして、イケアで家具を揃えました。
ところが、揃えた家具の中で、1つ・・・ホルムアルデヒドの濃度が高い、家具があったのです!
家電製品は、電気屋さんで、一番シンプルで一番安いもので全てを揃えました。電気コンロ、洗濯機、冷蔵庫、テレビ・・一番安いものが使いやすいです。
我が家は、掃除機を使わないので、掃除機は、ハンディーな小さいもの。あとは、箒で掃除をしています。
もちろん、電子レンジ、コーヒーメーカーなども我が家では、使いません。
ホルムアルデヒドの濃度が高い家具に注意!
我が家は、机重視で、それぞれの部屋に机を置いています。
息子もどの部屋でも勉強ができますし、私も仕事ができるからです。
そのままにしておくことで、すぐに新しい作業に取り組むことができるからです。
また、洋服ダンスは、使わない主義です。洋服は、風通しが大事ですので、タンスではなく、
掛ける・・・という感じで整頓しています。
すべて、うまく揃えたのですが、1つホルムアルデヒドの問題がある家具がありました。
盲点でした。ソファーです。
息子の友達が来た時にベッドにもなるような、お手ごろの安いソファーですが、このソファーの後ろの木枠が、なんと・・臭い・・・目がチカチカする・・
これ、ホルムアルデヒド濃度が強いのでは・・・
最初はわかりませんでしたが、カバーを外した途端、強烈なにおいで、家中を襲いました。
こちらソファーの木枠のたぶん、コーティング剤だとわかるまで、時間がかかりましたが、
原因がわかった途端、もう、工具を速攻で買いに行き、ソファーを分解して、
さっさと、捨てました!
ソファーを分解する前にホルムアルデヒドのコーティング剤を吸ってしまい、一瞬、オエ!となりそうでしたが、
日本からもってきている、N95マスクを二重につけて、速攻で分解しまして・・。
危ないことからは、速攻で離れること・・・基本です。サバイバルの基本です!
ドイツ人がイケアの売り場で、イケア、シャイセ・・・と言っていた意味が今になって、やっとわかったような気がします・・。