進学塾不要論。中学受験のための進学塾について思うこと。
我が家は、親子留学をする以前の2010年ごろまでは、日本の教育に翻弄されていました。
胎教から家庭保育園で、早期教育も実践してきました。そして、着々と計画的に子供に必要なものを・・・と考えながら進んできました。
でも、すべて家庭で行うもので、家庭保育園によると、3歳まで集団に入れてはいけないということも忠実に守ってきましたので、充実した子育てができました。
習いごともすべて家の近くで行い、そろばん教室に入れたのが、年長の10月です。小学入学目前ということで、とてもよいタイミングでした。
家から3分のところでしたので、いつも夕食を作っている間に、そろばん教室に行き、すぐに帰って夕食というペースを続けたところ、
1年でものすごい伸びをみせて、2年半後までに、そろばん1級、暗算、フラッシュ暗算1級まで急成長しました。
このようなそろばん教室などは、個人のペースで行いますので、非常に良いと思ったのですが、大手進学塾などは、どうなの?といつも疑問でした。ですので、我が家は、海外に出るまで、すべて、通信教育を利用していました。
実際に、私は、1970年代の四谷大塚を知っていて、予習シリーズも自分自身がしていましたので、子供にこのような受験勉強をさせることにずっと疑問があったのです。
私が中学受験の進学塾について常々思っていることは、
- 課題や問題の量が多すぎる
- 小学校下校の後に何時間も教室に閉じ込められる、塾弁などよくない
- 事柄の羅列、暗記が多すぎる(社会、理科など)
- これは、付けたしですが、塾には、教室に窓がないところが多い!!
小学校高学年で、中学受験の勉強をやるとしたら、作文、漢字、計算、算数の文章題・・これだけで良いと自分の体験から思います。それ以外は、頭に入らない、容量オーバーだと考えます。
容量オーバーな状態で、10歳すぎの子供が勉強して詰め込むと、どうなるかというと、ただ、機械的に問題を解くようになる、無表情になる、感情がなくなるのです。
社会、理科の科目、国語の文章題、算数の難しい問題・・これらは、10歳くらいの子供には、負担なのです。
理科の光合成について子供が学ぶより、子供が公園で、太陽の光を浴びて、子供が光合成をしてもらいたい・・と思うのです。骨を作るのに大事ですよね・・
理科などは、科学技術館にでもいけばいいだけで、社会は、日本中を旅行すればいいだけです。
ドイツ親子留学から、ドイツのアビトウアを取得して、日本の大学、ドイツの大学、そして、海外の大学院へすすめばよい。
今、考えていることは、小学校2~4年生くらいで、ドイツ親子留学をして、ドイツの学校、ギムナジウムなどに入学して、アビトウアを取得して、
もし、日本の大学に行きたければ、帰国生試験で、そして、ドイツの大学に進みたければ、そのまま進み、
海外の英語圏の大学、大学院に行きたければ、ドイツの大学、大学院を卒業後に、オーストラリアの大学院でもカナダの大学院、イギリスの大学院、アメリカの大学院でも行けばよいと思うのです。
日本で中学受験をして、中高一貫の有名校に行って、大学受験をしても、英語ができるようになりません・・
高校時代に1年くらいの単身留学をして、やっと英検1級が取得できるくらいのレベルです。
ティーンエイジャー時代も、日本の受験勉強を中心に、それにかなりの時間を割いて、過ぎていきます。非常にもったいない・・時間が・・
先日、中学受験に娘さまが巻き込まれていきそうだ・・というお話を聞いて、驚愕しました。
お母さんたちの間で、子供が塾のどこのクラスにいるなどの質問をしてきたり、習い事をいくつしているかどうか・・そんなことを聞いたり、マウンティングをしてくるお母さんもいるとか・・
競争心まるだし・・ですね。年々、そういう状況が悪化しているのでしょうか・・
そのような中で、子供が自分の考えや独自性を大事にして、スクスク成長するわけがありません。
小学校入学時期から、何か集団で強制される雰囲気がある・・と言っているお母さんもいらっしゃいました。
そんなこと考えていくと・・ドイツ親子留学の選択は、良い選択だと思います。