よく聞かれる質問があります。
”高校留学と小学生の親子留学とどちらがオススメですか?”
私が高校時代の時は、高校留学くらいしかありませんでした。1970~80年代に小学校の間に親子留学する人は聞いたことがありませんね。それくらい、親子留学というのは、新しいのです。2000年代になってはじまったのです。
なぜなら、親子留学のメッカといえば、豪州オーストラリアですが、保護者ビザ、つまり、ガーディアンビザができたのが、2005~6年以降だったと思います。その前は、お母さんも学生ビザで、学校に行かなければいけませんでした。
お母さんもオーストラリアで語学学校に行かなければいけないということは、子供の学費プラスさらに、お母さんの語学学校代がかかるということですね。その点、保護者ビザ、ガーディアンビザですと、お母さんは学校に行く必要もないので、気軽にいけるようになったわけです。しかし、オーストラリアも物価の高いところですので、簡単とは言えない時代になっていますが。。
高校留学より、親子留学をオススメする理由は、以下の2つになります。
1.親子留学の経験で親と子供の貴重な時間を体験できる
海外旅行ではなく、親子での長期の留学は、子供にとってかけがえのない時間となるでしょう。それは高校時代に単身で留学するのとは、違う思い出になります。親子の絆、家族が助け合う貴重な時間となります。英語だけでなく、小学生時代にお母さんとサバイバルした思い出は、子供の心の奥底に温かい何か、深い愛情をはぐくんでいきます。
2.親子留学することで、次の国へ、その後の展開の可能性がある
親子留学することで、自分の子供が海外での学校、生活に適していた場合、その国での長期滞在を考えるか、または、長期のためにもっと学費の安い国へ移動しようという展開の可能性に対して、対処することができます。
単身で高校留学の場合は、期限になれば、帰国しなければいけません。単身留学で、次の国へ移動するのも、難しいですね。
子供が海外ですごす過程を見ながら、お母さんが進めることができるという利点があります。