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親子留学 ドイツ

海外移住、海外生活7年が経過してわかったこと、気がついたこと

2011年から海外移住、海外生活をはじめて、出発時には、10歳の子供を連れて、アメリカ、オーストラリア、ドイツと渡り歩いて来て、7年が経過しました。

子供は、16歳になりました。身長も176センチになりました。私も白髪が増えました。わりと年齢にしては、少ないですけど。(笑、悲) まだ、老眼鏡はかけていません・・。(嬉)

そういう話じゃなくて・・、海外移住、海外生活をしてきて、わかったことは、ズバり一言、

世界は、狭い、どこでも近い、日本でも海外でも違和感がない! ただ、地球!

どんな国でも、どんな言語でも、どんな人種でも・・関係ないのです。

海外移住、海外生活に違和感がなくなるということ!

私の価値観だと、国という境があること自体、間違っていると思っているので、

そして、世界地図で、国と国の間に線がひいてある・・アフリカなど、まっすぐな線が・・なんじゃこれ・・という感じですので、(帝国主義時代に勝手に線引きしたでしょ・・)

海外移住だからといって、海外生活だからといって、そんなに違和感がないのです。

その国に行ったら、郷に入れば、郷に従え・・という感じで、どこでも、なんでもありです。

日本も大好きです。ドイツの図書館で、『世界の木』の本を見たところ、

日本の青森県の奥入瀬や京都の木が一番素敵で、高尚でした。木にしなりがある・・。それに、紅葉が素晴らしい。日本の風景は本当に素晴らしい。人間や街は、少しゆがんでいたりカオスになっているのかもしれないけれど。

オーストラリアは、元気がある国で、国民性も明るい。ドイツは、静かで質素な人が多く、街もそれなりに清潔な感じである・・。

オーストラリア・ケアンズ時代には、パプアニューギニアの人に出会ったのだけれど、パプアニューギニアは、ケアンズの街と似ているそうだ・・。

息子のドイツウェルカムクラス時代の友人には、アルメニア出身の子がいる。アルメニアという国は綺麗だそうだ。キリスト教の国である。チェチェン出身の友人もいる。コソボ出身の女の子もいる。

息子の空手の友人は、アフリカのマリ出身だ。息子に言わせると、アフリカの人は、親切で、なんでもしてくれるそうです。そういえば、語学学校にいた、イランのおじさんも親切で、自分のものなのに、なんでも半分わけあうという習慣がある・・。

インドネシアのジャカルタ滞在時代には、スイス出身の生徒がいて、ジャカルタの方がスイスよりよっぽと綺麗だと言っていたのには、驚いたことがあった。

欧州の人が、東南アジアを目指している場合も多く、そういう人の価値観は、欧州の狭苦しい部分を見て、いやになったんだろうな・・と。

ドイツの語学学校では、イラン出身の人もいて、イランの人たちは、男性でも、バラのお茶を飲むんだ・・ということを知り、日本の男性に聞かせてあげたいと思ったり・・。

中近東については、日本人はたいてい偏見を持っていますが、イランもそうだし、シリアもそうだし、トルコにしても、歴史もあり、建築物も素晴らしく、素敵な国なんだな・・とわかったりもしました。

クルド人もいて、国を持たない、素晴らしい音楽を愛でる国なんだ・・とか。

パレスチナ出身の人も結構いて、パレスチナは、オリジナルだよね・・というと、そうだ!と、嬉しそうに返事をする人ばかりで。

日本にいるだけだと、そういう人たちに滅多に会わないので、シリア、イラン、チェチェン、アフリカといっても、マスコミの情報からのことでしか、想像できないですよね・・。

最近も、ベトナム人ですか?・・なんて言われてしまい、ここ、ベルリンでは、アジア人といえば、ベトナム人なので・・。

別にどんな人種でも、どんな国でも関係ないですよね。そして、英語でもドイツ語でもどんな言語でも、また関係なくて、生活していくことができればいいのです。

日本でも海外でもどこでもそうだけれど、自分さえ良ければいい・・そんな考え方さえ、なくすことができれば、

どんな国に行っても、うまくやっていけるし、健やかになんでも進んでいけるのではないでしょうか・・。

7年海外に住んでいての感想は、ズバリ、日本にいるのか、海外にいるのか・・そんなことをいつも忘れています・・。地球の中の街に住んでいるという感覚です。東京にいても、ベルリンにいても、そんなに違いはないです。

東京のごちゃごちゃ感がなくていいかな・・そんな感じですが・・。

海外留学で身につく、語学力は、7年でもまだまだ、10年、20年必要です!

英語でもなんでも、語学力を1年の留学で身につけよう、2、3年で身につけようとすること自体、間違いです。

本当の語学力は、10年、20年単位でじっくりと身につけるものではないか・・と思うのが、ただいま、7年の海外生活をしていて思うことです。

海外留学1年、2年では、本当のところまでは、わからないでしょうね・・。

ほとんどの方が、いずれは、日本に帰国する・・と考えるので、早くなんでもいいから、身につけなくては・・と思うわけです。海外駐在の駐在員でも、平均3年から5年くらいですからね。

3年から5年の海外生活でも、わかったような・・くらいの程度でしょう。そんなことを言うと、5年くらい海外駐在の方におこられてしまうかもしれません・・。

ですので、ドイツ親子留学されるクライアントさんには、これから、10年、20年の単位で、ドイツに滞在していくことをおすすめしています。しっかりと腰をすえて、本格的な海外移住をめざしてほしい。

それでこそ、子供たちにしっかりとした、学位と職業を与えることができると思うのです。

そのためにも、親は、しっかりとウェブ起業をしていかなければいけません。ウェブ起業ではなくてもいいのですが、ウェブ起業以外で、普通のお母さんができることはありますでしょうか・・。

特別な才能がある方でしたら、あるのでしょうけれど、普通の方は、ウェブ起業をしていくのがいまのところ、良いのかと考えています。

今、ウェブ起業を立ち上げよう!進んでいこう!

粛々とウェブ起業を立ち上げよう・・私は、これが鍵だと思っています。

もちろん、フワフワした感覚で、今だけ収入があればいい・・ということではないので、すぐに結果はでてこないかもしれません・・。

キラキラした起業でもありません。目立つこともありません。宣伝も必要ないです。仲間を集めて、紹介しあったりする必要もありません。

本当の意味での実力勝負です! やり続ける方だけが、わかるのです。

地味な毎日の活動ですが、自分にあっていると思われた方は、ウェブ起業で進んでいけば良いのかと思います。

私も、粛々と静かに、静謐な生活を目指しながら、進んでおります。

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添田衣織 そえだいおり

2011年からの親子留学も14年目。EU永住権も取得、子供も成人して、本格的な移住の境地になっているところです。海外移住は10年、20年と積み重ねていくものなのですね!新しい挑戦には、いつも困難がつきまといますが、それをさらに乗り越えて・・。穏やかに、そして躍動的にチャレンジしていきましょう。

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