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親子留学 ドイツ

孟母三遷のすすめ。ドイツ親子留学より孟母三遷!世界中でどこが安全か?

ドイツ親子留学より、孟母三遷のすすめ

それはそれは、311前の世界でしたら、日本でしっかりと学力をつけて、日本の大学を卒業してから、海外の大学院へ進むことが最良の選択でした。

我が家もそう確信していたからこそ、東京の真ん中、大手町や銀座まで10分の利便性の良いマンションを購入しましたし、(もう、息子が成人すぎて、就職するであろうことまで、予想していましたし・・)

(人生は、予定通りにはいかないことを、ここで、学びましたね。そして、家を購入して、住む場所を固定してしまうことの危険性も学びました。これからの時代、遊牧民でありたいです!)

しっかりとねらって、幼稚園から国立附属で、小学校、中学、高校まで国立のため、学費も安く、その後も国立大学で、海外の大学院留学のために貯金をしておくという方法を着々と進んでおりました。

しかし、アフター311の世界。価値観はシフトしたのです。シフトせざるおえなかったのです。

そりゃ~、ドイツの教育がいい!なんて、全然思いません。はっきりといいます。仕方がないからです。ドイツしか、行くところがないからです。

ヘルマン・ヘッセの小説「車輪の下」にも、ドイツの神学校、ギムナジウムの大変さが書かれています。まさに、ヘルマン・ヘッセの実体験でしょうね。そして、少年の心を押しつぶす、ドイツ社会の仕組みが書かれています。ドイツは、本当は怖い国だと思います・・というか、昔はそうだったんですね・・

ドイツという国は、昔は、厳しく、怖い国であったと想像します。大学のドイツ語学科に怖~い教授がいて、授業中に教室の鍵を閉めるのです。みんなで、ガス室と呼んでいたくらいです。

ドイツが本当に好きで、本当に魅力的だったのなら、私は、ドイツ語学科出身なので、1989年にすぐにドイツに来ていたことでしょう。それを渋った・・理由もあったのです。1986年の問題がありますしね・・ベルリンの壁のあった時代の雰囲気は暗かったですしね・・。

大企業から、デユッセルドルフ支店で働くチャンスはどうかと・・断りました。インドネシアを選びました。家族が大事だったからです。今から振り返れば、インドネシアの南半球を選んだことは正解でした。

でも、学費が無料のわりには、ドイツの学校はいいですね・・。学校に、何も期待していませんし・・・。安全に過ごせればいいだけ・・ただそれだけです。

勉強は、自分でするものです。先生にすら、期待なんて、ゼロ。私は、本当は先生になりたかったのですが・・でも、日本で良い先生のモデルがなくて、どうしても、やる気になりませんでした。

息子も人に教えてもらうのは、嫌がります。ドイツでも、チューターが教えてあげる・・と来ても、息子はいらん!と断っています。

できれば、オーストラリア、ニュージーランド、カナダの現地校やインターの方がご気楽で明るくて、よいのかもしれません。でも、学費が高いのです。長期はムリなのです。富裕層でなければ、大学、大学院卒業まで、2000万以上の学費を捻出できないのです。卒業しても、永住権もすぐには取得できませんし・・・

みなさん、同じように思って、ドイツ親子移住にすすまれています。最初から、ドイツがいい~!なんていう人は、はっきりいって、ひとりもいないかもしれません・・。

ドイツも悪い点がたくさんありますからね・・。2つの世界大戦は、どちらもドイツが関連しているけど、なぜ?ドイツ人ビール飲みすぎ。ドイツビール遺伝子組み換え? タバコを吸う人が多い。ソーラーパネルって・・・。IHキッチン??。ソーセージは??クリーナー製品多すぎ。加工品多すぎ。小麦食べ過ぎ。料理の種類が少ない。ドイツ人は批判的すぎ。視野の狭い人が多い。女性が雑。ドイツの映画やドラマ、喧嘩や言い合いシーンが多い?などなど。

国際結婚!? バブル時代は、国際結婚をするなら、経済的基盤がしっかりした人、または、富裕層であることが、暗黙のきまりのようなものもあったし・・。

だから、いままで、ドイツに親子留学する人なんて・・いませんでした。だって、ドイツに来るより、日本の方がいいですから・・311前ならね・・でも、今は、アフター311の世界。

だから、ドイツに視点を変えたのです。ドイツを見てみると、学費の高い、英語圏と比べても、悪くない、むしろ、良いくらいだと思ったのです。良いところをさがすと、結構たくさんあると・・英語圏も学費が高いわりには、たいしたことないのでね・・。

日本と比べても、ドイツには、良いところ、断然よいところも多いのではないかと・・・今だからこそ、良い面がたくさんあると思っています。

そりゃ~、日本で学力をつけてから、海外へ出る・・・今の時代は、アウトというか、遅いのではないでしょうか・・311前の世界なら、まだしも・・・

欧米崇拝??まさか・・・全くありませんね。私は、東洋の考え方は、西洋より2000年以上進んでいると考えています。

西洋の考え方(デカルトによると)は、たった、二元論です。モノと精神だけ。東洋の考え方(インド東洋哲学)では、モノと精神と・・・もう一つ、自己、自我がある・・西洋の考え方だと、自己、自我がないんですね・・遅れてますね~。

親子留学ならば、お母さんと日本語で話せるのでいいのではないでしょうか・・・

親子留学を推進しているように思われているようですが、

本質的には、親子留学をすすめているというより、孟母三遷をすすめている・・という方が、本音に近いのです。

長年ブログやメルマガを読んで下さっている方は、本当に言いたいことを、すでに、キャッチして下さっていますが、

たまたま、ブログを訪問してくださった方などは、ただ、親子留学を推進しているだけ・・ととらえがちなのです。

同じような考え方、価値観の方は、ニュアンスから、すぐに察してくださいます。

重要なキーワードは特に出していませんし、わかる方だけが、わかってほしいという思いがあるからです。それも、学びですからね。

グーグルマップだと、全体が見えにくいので、ぜひ、世界地図を購入して、世界中を見てほしいと思います。

そして、世界中のニュークリア施設をすべて書きこんで、実験した場所にもチェツクをします。

さて、どこが、安全でしょうか?どこに長期で住みたいでしょうか・・・

お母さんの孟母三遷のための力量が問われています・・

子供さんと一緒に世界地図を見て、一緒に学べるよい機会ですね。

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添田衣織 そえだいおり

2011年からの親子留学も14年目。EU永住権も取得、子供も成人して、本格的な移住の境地になっているところです。海外移住は10年、20年と積み重ねていくものなのですね!新しい挑戦には、いつも困難がつきまといますが、それをさらに乗り越えて・・。穏やかに、そして躍動的にチャレンジしていきましょう。

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