ドイツの学校のスポーツの授業はクリエイティブだ!
息子のギムナジウム9年生のスポーツの授業から、少し様子をお話ししてみますね。
スポーツの授業では、組体操をしているようで、2~3人で組体操を創作して、曲も自分たちで選曲して、発表するという課題があります。
組体操というと、日本では、少し軍隊方式というか、自衛隊方式な感じがしますよね。体育祭で、よく行われています。
それに、組体操というと、曲などもなしで、笛や号令で、軍隊式にイチ、ニー、サン、というイメージですよね。
まず、びっくりしたというか、かわいいな~と思ったのは、組体操に、曲をつけるところです。
生徒達は、音楽が大好きですので、曲選びも、真剣そのものです。
流行りのちょっといけてる曲を選ぶわけです。
ラップ系の曲を選んでいるグループも多いそうです。
息子のチームは、点数を高くするために、賢くクラシックな曲を選曲!
面白いな~と思ったのは、息子のチームは、高く評価されるために、音楽をラップ系ではなく、クラシック調の曲を選曲しようとしているところです。
どこかのチームがクラシックの曲で、点数が高かったことを早速入手。
クラシックな曲探しに余念がありません。
私もクラシックな曲のファンですが、短い曲で、よいものを探すのも大変なものです。
どうするのかな・・と見ていたら、どうやら、映画音楽から選んでいるようです。
そして、選んでいた曲は、2011年のイギリス映画 「One day」、邦題「ワン・デイ 23年のラブストーリー」の主題曲、" We Had Today "。
ワン・デイ 23年のラブストーリー』(ワンデイにじゅうさんねんのラブストーリー、One Day)は、ロネ・シェルフィグ監督による2011年のイギリス映画である。デヴィッド・ニコルズの小説『ワン・デイ』をニコルズ自らの脚本(脚色)で映画化した作品である。
ドイツの学校は、ユルイかもよ!?
この曲は素晴らしい・・それに、素敵です。大好きな曲調ですね・・
フィギアスケートやアイスダンスにも使えそうですね。
でも、えっ!?組体操・・・拍子が長すぎる感じも・・
それに、15歳男子の組体操で・・言葉が少し悪いですが、ヤロウ同志の組体操で、この曲???
15歳ヤロウのひざの上とかにのって、15歳ヤロウが手を伸ばしたりするわけですよね・・
この曲だと、拍子が長すぎて、あわなくね?
結果は良かったようで、評価も上々だったようですが・・
この曲を流して、組体操をしている息子のグループの発表を私がもし、ライブで目撃していたとしたら、
たぶん・・ですが、この曲の曲調と15歳男子のヤロウ的雰囲気のミスマッチで、爆笑してしまう・・・かも・・笑えます!
ドイツの学校、かなり、ユルイです。いい感じです。