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親子留学 ドイツ

ドイツの学校の保護者会から思ったこと

少し前に、息子の学校、ギムナジウムの保護者会がありました。入学して、はじめての保護者会でしたので、どんな様子か、興味深々で出席しました。そして、移民ですので、ひっそりと、静かに参加しました。

集団化していなくて、すっきりしていました!

日本の学校の保護者会だと、お母さんたちが、集団化していませんか?一緒に行きましょう・・とかもありますし、クラスでもお母さんたちの仲良しグループができていたりなどもありますね。少し面倒くさい雰囲気があります。

ドイツの学校では、私が外国人ということもあるでしょうけれど、まわりを見回しても、みなさん、ひとりで参加していますし、自然な感じで、また、アジア人が私1人でしたが、違和感もなく、注目されることもなく、時間が過ぎたので、非常に楽でした。

途中から、遅れてくる方もいたり、お父さんで参加している方も何人かいらっしゃいました。10分くらい先生の話を聞いてから、クラスを間違えたことを気が付いたお父さんがいて、笑えました。

クラスのメールなどを配信する仕事をしてくれる代表選びもやりたい方がすぐに挙手する感じで、すぐに決まりますし、日本のように、その他の役員決めなどはありませんし、あとは、メールアドレスを提出して、科目ごとの先生が挨拶で順番に顔を出して、それで終了でした。

日本だと、先生に挨拶などするのでしょうけれど・・・

オーストラリアの小学校に息子が入学したときは、途中入学なので、最初の日に先生に挨拶などをしましたが、ハイスクールでは、みんなと一斉に入学なので、先生との挨拶もせずに過ごしてきました。

ドイツでは、クラスに途中から入学しているわけですので、先生に挨拶をするかどうか、迷いましたが、もう15歳ですので、親が余計な挨拶をする必要もないなと思い、しませんでした。日本だと、挨拶するのが、普通ですね。

日本だと、先生に、いつも息子がお世話になっております・・と・・どこどこから転校してきました・・など・・

ドイツ語だと、これを同じように言うのは変ですし、息子はどうですか?・・これも変です。まあ、次に何か質問があったら、話すことにしようと決断したのです。息子の足をひっぱってもいけないですからね・・静かにしているのが、ベストです。

日本の学校の保護者会では、先生もスーツ姿であるが・・・

日本の学校の保護者会では、体育の先生でも、保護者会の時は、スーツ姿であったように記憶していますが、ドイツでは、先生もジーンズですし、お母さん方もジーンズの方もいらっしゃいました。

日本の息子の母校の保護者会では、お母さんたちは、お受験風紺色のスーツの方もたくさんいましたね・・

オーストラリアのケアンズの学校で、先生との面談では、お母さんがリゾート風ワンピースの方もたくさんいらっしゃいましたよ・・ラフすぎますよね・・また、ケアンズでは、子供の学校のお迎えに、ほとんど水着姿・・の方もいました!(びっくりしました!サロンを巻いているといえども・・)

日本の卒業アルバム代って、高くないですか??

保護者会とは、関係ないですが、思ったことで、日本の小学校でも、卒業アルバム代って、高いと思いませんか?

オーストラリアでも、ドイツでも、毎年クラスでの写真撮影と個人の写真があって、3000円前後くらいで、卒業時も同じ金額です。(それに、個人の写真は、証明書に使えるようになっている、実用的なものです。)

日本では、2万以上くらいの卒業アルバムを作成しますよね・・それも、あまり大きく子供の写真が載っていませんしね・・校長先生とか、先生全部の写真とか、いらない気がしますけれどね・・担任だけで、いいわけで・・思い出代が高すぎるのです! 

 

 

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添田衣織 そえだいおり

2011年からの親子留学も14年目。EU永住権も取得、子供も成人して、本格的な移住の境地になっているところです。海外移住は10年、20年と積み重ねていくものなのですね!新しい挑戦には、いつも困難がつきまといますが、それをさらに乗り越えて・・。穏やかに、そして躍動的にチャレンジしていきましょう。

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