ドイツの学校で、子供がやっていけるのでしょうか?という質問が非常に多い
こちらの質問は、非常に多く、ほとんどのお母さんがご質問されます。ハッキリ回答してしまうと、
” 子供は、毎日学校に通学しますので、時間と共に慣れて、授業にもついていけるようになります。子供の学校の内容についていけなくなるのは、お母さんの方です。 ”
本当にそうなのです。私も実際、息子の勉強しているドイツ語での授業内容についていけません!!
数学なども、このドイツ語は、何?とわからないドイツ語の単語を全部聞いてから、あ~これね・・という感じでわかるようになります。
ですので、子供が学校でやっていけるかどうかは、マインドの部分が非常に大事で、子供が自信をもって、進んでいくならば、1年、2年と経つうちに、授業についていけるようになります。
また、英語もできないのに、ドイツ語ができるわけがない・・という先入観念もよくないと思います。
英語もドイツ語も同時に進めていけばいいわけですし、最初から完璧に理解しようとする方が無理なわけです。
海外に長年住んでおられる方も、1年、3年、5年、10年と徐々に語学もマスターしてきているのです。
たった1~2年で完璧を狙う方が間違いなわけです。
結果を急ぎ過ぎる、完璧を求めすぎる日本人
2011年から親子留学をはじめて、オーストラリア、ドイツへと渡ってきました。
いつも感じることは、日本人は、真面目なのは非常に良いことなのだけれど、結果を急ぎ過ぎる、完璧を求めすぎるのではないか・・ということです。
例えば、我が家の主人でも、両親でも、スカイプでよくこういう質問を息子にしています。
” ドイツ語ができるようになってきた?? ”
息子としては、どこまでをできるようになったか・・が迷うわけです。まあ、だんだん授業についていけるようになっている過程なわけです。
これらの質問は、結果がでてきたか??という、結論を急いで求めているような内容でもあるわけです。
単に、軽く言ったのでしょうけれど、日本人社会での雰囲気が満載、そして、垣間見れる質問だと思います。
また、日本人がよく使う、英語ができるとか、できないとか・・・です。
英語ができるといっても、ものすごく曖昧で、広い範囲があります。
もう、今では、英語ができるできないより、英語というツールを使って、何を読んだか、調べたか、書いたか、話し合ったか・・・が問題なわけです。
ですので、子供さんがドイツの学校に通学するようになると、ドイツ語というツールを毎日使いますので、
だんだん慣れて、使えるようになってきます。英語も日本にいるより、できるようになりますので、心配されないでくださいね。
スイスなど、ドイツ語、フランス語、英語を同時に使う国の子供がどうであるかを考えるとわかりやすいでしょう。