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親子留学 ドイツ

ドイツ・ベルリン親子留学でギムナジウムかゼクンダールシューレに入学する方法

本日は、ドイツ・ベルリンにて、すでに夏頃から親子留学をされているクライアント様とお会いいたしました。

クライアント様は、ベルリンに太陽の光と海がないので、南フランスのカンヌとニースで、数日間すごされて、充電してきたのです!

そして、ベルリンでのお住まいの地域が非常に落ち着くし、気に入っているとのこと。ベルリンにてこれから進んでいこうとのことでした。

クライアント様は、最近、フランスのパリ、アメリカのシカゴ経由でフロリダにも旅行に行かれていて、空港などは、警備が厳しく、警察があちらこちらに立っているとのこと。アメリカやフランスは警察国家になりつつありますね。最近、ニュースでは、スウェーデンも戦争準備に入っているとか。

その点、ベルリンは穏やかだよね・・という感じで、ベルリンのお住まいの地域は治安がよく、安心しておられるようです。車のキーを付けっ放しにしても、大丈夫だったくらい、治安がよいと。

ドイツ・ベルリンの教育制度、ギムナジウムとゼクンダールシューレについて

クライアント様の娘さまたちは、現在、移民クラス、ウェルカムクラスに在籍されています。

やはり、ドイツ・ベルリンの教育制度について、ご心配されていました。今後、どうなっていくのかと。

ギムナジウムに併設されている、移民クラス、ウェルカムクラスに通学されています。

1年間のドイツ語集中講座を経て、1年後にドイツ語B1を合格するレベルに達すると、ギムナジウムに入学が許可されます。

英語と数学ができれば、より良い評価となります。また、自己申告で、ギムナジウムに入学したい意思を先生に伝えることが重要です。

ポイントは、常に、自己アピール、なぜ、ギムナジウムに入学したいのかをアピールしていくことです。

クライアント様の娘様たちは、ニュージーランドを経て、オランダのインターナショナルスクールを経験されていますので、英語においては問題なく、また、数学も優秀だそうですので、あとは、ドイツ語をしっかりと1年間学んで、ギムナジウムに入学できるように進んでいくことです。

また、ギムナジウムでなくても、ドイツのベルリンでは、大学に入学できる道が用意されています。

それは、ゼクンダールシューレと言います。ゼクンダールシューレは、13年生でアビトウアの試験を受けます。ギムナジウムだと12年生でアビトウアの試験を受けます。

ドイツのミュンヘンなどは、ギムナジウムに行かないと、大学への道が閉ざされるという噂がありますが、ドイツのベルリンでは、そのあたりは寛容になっています。

ドイツベルリンにおける学校制度

  ゼクンダールシューレ ギムナジウム
入学時期 7年生から 5年生、または、7年生
お試し期間 なし あり
アビトウア試験 13年生 12年生
クラスの人数 最大26人 最大32人
1週間の授業時間

7年、8年は、31時間

9年、10年は、32時間

7年、8年は、33時間

9年、10年は、34時間

目標

就職コース、大学コース

大学コース

Berliner Schulwegweiser  Wohin nach der Grundschule? Schuljahr 2018/2019より5ページ目引用

ドイツの教育と学校について、年齢や学年を気にしてしまいますでしょうか?

ご相談でよくあるのが、ドイツの学校に行くと、日本の学年だと何年生になりますので、遅れてしまうのが気になるのですが・・という質問です。

本当にそうですね。日本では、何歳は、何学年などという、非常に細かいところにこだわってしまうことがよくあります。

たとえば、息子などは、16歳で、日本だと高校1年生です。現在、ドイツのギムナジウムの10年生です。ギムナジウムの10年生は、日本だと中学3年生ですね。15歳の子供さんがほとんどですので。つまり、1学年遅れていることになります。しかし、ギムナジウムは12年生までですので、卒業までになると、同じになります。

というか、このような年齢や学年を気にしていると、わけがわからなくなります。ドイツは、8月や9月ごろから新学期なので、さらに混乱します。我が家は、1月から新学期のオーストラリアから来ましたので、オーストラリアの同級生のことを考えると、ハチャメチャになります。

もう、どうでもいいし・・なん学年でもいいし・・。

オーストラリアは、早くて、もう同学年は運転免許を取得しだして、車で学校まで通学しているという状態ですし・・。なんか、オーストラリアは早い・・。

日本の同級生は、模擬試験ばかりしていて、塾ばかりに通学していて、赤い門ばかりめざしていて、もう、もっと視野を広くしてくださいという感じです。

よく、クライアントさんにもいうのですが、ドイツでは、アビトウアを合格しても、すぐには、大学に行かないらしく、息子の空手の友人は、フランスに行ってアルバイトをしたり、スイスでマラソンをしたりしているそうなのです。

若い時に、若い時期に、海外旅行をするのはいいですよね・・。自分が何をしたいか見つけるために、旅をするのは良いことです。うらやましいですね。

息子にも、大学に入学する前に、旅をしてほしいかな・・と思います。私もついていこう・・と。邪魔!といわれるでしょうね・・。

ということで、学年や年齢などは関係ありません。ドイツの大学入学平均年齢は、25歳くらいとも言われています。

実際に、オーストラリアで、近所にいらした、スペイン出身のお医者さんは、16歳にスペインからオーストラリアに移民してきて、16歳から英語を学んで、クイーンズランド大学の医学部に進んで、30歳過ぎごろに医学部博士課程を卒業したそうです。

このような例もありますので、年齢は関係ありませんね・・。この事例は、息子にも何度も教えている事例です。

日本では、誰もが、早く進んで行かなくてはいけない・・という強迫観念があるように感じています。

私は、人生半ばを過ぎて、いろいろな方の人生の過ごし方を見てきました。

早めに成功したけれど、若いとき、華やかだったけれど、中年期以降、うまく行かなかった方・・

大器晩成な感じで、若いころパッとしなかったけれど、中年期以降、成功している方・・

どちらかというと、遅く進んでいる方の方が良い人生を進んでいる・・という気がしています。

ですので、息子にもゆっくりと進んで行くように、すすめています。

急いではいけない・・と思っています。なんでもそうですね。

人生は一度ではありません。ずっと続いて行くのだと思っています。

ゆっくりと自分を知ることを大切にして、清らかな人生、曇りのない人生を歩んで行って欲しいと切に願っています。

ゆっくりと亀のように歩んで行くことで、より良い充実した人生がそこにあるのだと、

幻想、マーヤである、夢や目標に振りまわされずに、今あることを大事に進んで行くことの大切さについて、20歳くらいまでに本当にわかってほしいと思い、伝授したいと考えています。

 

 

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添田衣織 そえだいおり

2011年からの親子留学も14年目。EU永住権も取得、子供も成人して、本格的な移住の境地になっているところです。海外移住は10年、20年と積み重ねていくものなのですね!新しい挑戦には、いつも困難がつきまといますが、それをさらに乗り越えて・・。穏やかに、そして躍動的にチャレンジしていきましょう。

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