1.ドイツの教育は書くことを重視する!
ドイツの授業を見てみると、文章を書くことと授業中に発言することを重視していることがわかります。これらは、日本とは違うポイントではないでしょうか?
小学校5年生くらいから、意見文、説明文を書かせるようです。文章の書き方という参考書が図書館にもたくさんあります。ですので、ドイツの試験問題はすべてが、記述式です。日本や英語圏では、三択問題もかなり多いかと思います。
小さいころからの教育の影響かもしれませんが、ドイツ人が書く文章は長く面倒臭い文章を書く傾向にあるようです。自分の意見をしっかり主張するために長く書くことが習慣になっているのだと思います。
2.ドイツの教育は、自分の意見を言うことを重視する!
また、ドイツの授業では、手を挙げて、自分の意見を発言することが重視されて、評価にも結び付きます。学科の点数の半分を挙手して発言したどうかが占めるようです。
日本では、間違った意見を言うと恥ずかしいと思い、周りの雰囲気を読んで発言を躊躇する傾向が小学生の子から大人まで見られますが、反対にドイツでは、自分の意見が言えない人は、頭の悪い人
だという印象があるようです。だから、間違っていたとしても、自分の意見を堂々ということがよしとされ、小さい頃から習慣付けられているようなのです。また、間違えた発言をしたとしても、それは自分の勉強になり、糧になるという、実利的で効率的な考え方も持ち合わせています。日本人もこのような点は見習いたいポイントではないでしょうか。
3.ドイツの教育は、自分の意見を主張し、考える力をつける!
日本の中学受験、高校受験、大学受験でも試験問題はOX式であったり、三択問題であったりが大部分を占めます。これは、解答をチェックする側にとっては便利かもしれません。しかし、本当の実力は見えにくいかもしれません。直感のよい人が当たる可能性も多いからです。本当の学力は、やはり記述式でなければわからないと言えるのです。書くことで、その人の論理性、本当に理解しているのか、語彙をもっているか、字からわかるその人などが、総合的に判断できます。
日本の受験も記述式にすれば、受験対策もかわり、子供にとって良い方向性が見いだせるのではないでしょうか?グローバル化においても、英語で、自分の意見を主張することが世界において重視されますので、記述式の訓練をしていきたいものです。
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