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親子留学

親子留学での10代は語学習得に適している

我が家の10年目の親子留学を振り返って、そして、自分自身が日本で受けた学校教育から鑑みるに、10代は、語学の習得時期にするのが一番良いのではないかと考えています。

結局、私自身も大学受験のために英語を中心にした勉強しかしていなかったのかな・・と思っています。

 

親子留学での10代は語学習得に適している

 

我が家は、息子が小学校1年生くらいから大手の塾の見て周っていて、結局出した結論が、通信教育でした。東京ですので、サピックスから四谷大塚、早稲田アカデミー、日能研、花まる学習会なども見学しました。低学年の間は、通信教育で行こうと思い、サピックス、日能研の通信教育をして、小学校3年生のときには、四谷大塚のオンラインでの講座を受けていました。

その後の計画としては、四谷大塚の予習シリーズをオンラインで受けて、中学からは、Z会の通信教育か、緑鉄会あたりの通信教育で進めるのがいいのかなと計画していました。

しかしながら、10歳から親子留学に出ましたので、息子は小学校6年生までは、四谷大塚の予習シリーズで日本の勉強をしていました。主に計算と漢字、そして算数の基本的なものだけでしたが・・。

息子は11歳から英語を集中して始めましたが、このあたりから英語を海外で学ぶのが適切な時期であると今振り返って思います。そして、3年後、14歳からドイツ語をはじめたのです。

つまり、10代からは、語学を集中的に学ぶのに適していると思います。中学、高校時代、ティーン時代こそが語学習得に適していると考えます。まだ、10代の若い脳の時代に、語学を2つ習得するのは非常に良いと思います。

私は大学からドイツ語でしたが、大学受験のあとに、語学を習得するのは、振り返ってみてもあまり集中できない環境であると思いました。大学では、語学ではなくて、もっと高度なことを学びたいと考えるものだからです。ドイツ語などどうでもいいと思っていて、他の国際関係とか言語学、人類学などの授業の方に魅力を感じていました。

つまり、大学からの留学より、中高時代の方が語学習得に適していると、経験から感じています。

 

10歳まで日本語、11歳から13歳まで英語、14歳以降はドイツ語

 

10歳までに日本語の基本を学んで、11歳から13歳までは英語に集中して、14歳からはドイツ語を第1言語にしていくことが大事です。これは、ドイツの大学を目指す場合に有効であると思います。

小学校を卒業した時点から、もう日本語は放置状態でもいいのかなと思います。親とのコミュニケーションが日本語であれば良いと思います。PCでの基本言語は、英語にして、日本語のサイトを見ないようにすることも大事です。(日本語のサイトは、子供にとっても中毒性があるので、禁止した方がいいかもですよ・・・)

我が家の息子は、日本語の歌や映画やドラマなどは知りません。(小学校時代にGreeeen??かな?これは知っているようです。)10歳から親子留学をすることで、英語での歌、映画、ドラマから入っていくことができます。

結局、英語での歌や映画を知らないと、友達との話題についていけないということがあります。オーストラリアでもドイツでも共通しているところがありますが、日本は違う世界という感じなのです。このあたりは、たいした問題ではないようにも思われますが、しかし、実は子供が学校で友達とコミュニケーションを取る時に非常に大事な点でもあるのです。

もう1歩進めていうならば、日本のお笑いの感覚・・・これが身についてしまうと、外国語を学ぶときにあまり良くないかも??とも感じています。日本語のテレビもYou Tubeも見ない方がいいのかな・・・。

日本語のものを見ている時間があるなら、英語やドイツ語で映画やドラマを見る時間にした方が良いと思います。

 

20歳以降に語学習得とか・・言っている場合じゃない・・

 

親子留学で進めている者としては、ティーンエイジ以降、20歳以降に語学習得がどうの・・と言っている場合ではないのです。もう大学に入学すると、専門分野に突入するので、それまでに語学は使えるようにしていなければいけないのです。

さかのぼって考えると、10歳から19歳ぐらいまでに2か国語を習得して、自分の専門を固めて、大学に入学するという進み方が良いと思っています。

これからの時代は、専門をしっかりともたないとやっていけない時代になりますので、ティーン時代に専門を決定することが非常に大事です。

また、日本の大学に行くのか、英語圏の大学に行くのか、ドイツの大学に行くのかを早めにはっきりと決めて、言語の優先順位を決めることも大事です。

13、14歳ごろから、日本に帰国するのなら、日本語を大事にすること、英語圏の大学に行くのなら、英語中心、ドイツの大学に行くのなら、ドイツ語中心にすることを早めに決めることも大事です。どっちでもいけるようにすると、中途半端になり、結局どっちつかずになってしまうからです。

日本人の両親の場合は、親と日本語を話す機会がありますので、家でも日本語になりますので、ドイツの学校に通学される場合は、学校ではドイツ語で、生活はドイツ語中心となり、PCの中で英語を使用すれば良いと思います。

 

バイリンガルとかトリリンガルという時代は終わったのかも・・

 

子供の年代によるのかもしれませんが、2020年からは、もう時代的に、バイリンガルとかトリリンガルという考え方は終了したのではないのか・・・と感じています。

これからの時代は、専門分野に集中することが大事で、語学は結局は手段でしかないのです。

そして、時代の感覚的に、専門が大事であることを非常に感じます。

我が家は、2001年ごろには、子供をどのように進ませたいかということで、主人と話していたことは、日本で、国立附属でで国立大学まで行かせて、アメリカの大学院に2年行かせて、日本に帰国で、その後は、コンサルティングファームで・・・という、今まさに多くの学生が狙っているコースを想像していました。

いまでは、もうそのようなコースの時代は終わったような気がしています。これからは、2020年から2040、50年代へ向けての作戦になりますので、今後は特に専門性が大事で、突き進むような学歴や経歴な必要なのではないのかな・・・と感じています。早めに2ヶ国語を習得することが大事です。ティーン時代に必須です。

たぶん、親子留学で進まれている方は、良いコースを進んでいるような気がするのですが・・・。

 

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添田衣織 そえだいおり

2011年からの親子留学も14年目。EU永住権も取得、子供も成人して、本格的な移住の境地になっているところです。海外移住は10年、20年と積み重ねていくものなのですね!新しい挑戦には、いつも困難がつきまといますが、それをさらに乗り越えて・・。穏やかに、そして躍動的にチャレンジしていきましょう。

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