子供の答えに大きくマルやバツをつけると・・・
日本の小学校では、子供のテストの解答に大きくマルやバツがつけられます。
大きなはなまるをもらうと、子供は喜びますが、その時だけやる気がでますが、
バツをもらうと、非常にショックを受けます。
つまり、マルをもらうと、いい気分になり、バツをもらうと、イヤな気分になります。大人でも同じですね。
結局、結果に一喜一憂するだけで、肝心の問題には、関心が向きません。
これが、権威主義につながっていきます。
マルが偉い、バツはだめ~という、短絡的な発想になっていきます。
小学生のテストや課題に、マルバツをつけるのはよくないのでは?と思っていました。
オーストラリアでもドイツでもマルやバツをつけない!
息子が通学していた、オーストラリアの小学校、ハイスクール、現在のドイツの学校でも、テストの結果に大きなマルやバツがついていません。
正解しているところは、チェックマーク、不正解のところは、小さなマルがついていて、見直してね・・という感じになっています。
小さなマルがついているので、あれ?何を間違えたのかな?と見直すことができます。
この方がいいのではないでしょうか?
日本は、マルやバツが大きすぎではないでしょうか?
小学生の算数の問題にものすごい大きなバツ~~をつけていませんか?
だめ~と言われているような感じがしますよね・・・
大切なことは、正解不正解ではない! 興味関心をいかに伸ばすかが大事!
勝負好きな子供などは、テストや課題につけられるマルバツを、楽しんでゲーム感覚でうけとめることができるお子さんもいらっしゃいます。
我が家の息子も、スポーツ好きで、勝負好きですので、ゲーム感覚のあるマルバツが付けられることは、好きなようです。勝率を楽しんでしまうという・・
しかし、勝負ごとが好きでない子供は、マルやバツが、良い悪いに見えてしまう場合もあるのです。
大事なことは、正解不正解ではなく、どのくらい興味をもったか、将来的にどのようにつながっていくか・・だと思います。
テストでは不正解が多いお子さんの中にも、その分野にとても関心がある場合も少なくないのです。
お母さんがちょっとだけ気がついてあげるだけで、子供の将来に違いが出てくると思いますね・・