ドイツの学校と日本の学校の違い。ドイツの学校は、束縛感がない! 日本の学校は、学校や受験の束縛がある!
現在、息子は、ドイツベルリンのギムナジウムの9年生です。その様子から検証してみたいと思います。
友達の周りの様子、息子が影響を受けている様子から見てみると、さすが、ドイツ人らしく、みんな旅行の話題をよくしているそうです。夏休みには、どこの島にいくとか、フランスに行く、イタリアに行くなど・・
また、今の時代を表していて、インスタグラムに自分の個性を出した、写真を投稿するのが流行っているそうです。
ベルリンの街中で、夕日の写真をとったり、ロストプレイスを探して、写真をとってみたり・・自分の後ろ姿をとってみたり・・など・・
クラブ活動や行事なども特にないので、自分の授業と、自分の好きな習い事などで、1週間が過ぎていきます。
試験前などは、クラスのチャットがあり、わからない問題などは、What's Appのチャットで連絡したりしています。
また、夜などは、スカイプで友人とつないで話したりしています。
さて、日本の母校の同級生は、高校1年生ですが、みなさん、高校での授業のあとは、クラブ活動とあの有名な代々木にある鉄緑会の塾に通っているとか・・・
日本は、学校とクラブと塾の3つを両立しなければいけないようです。
その他、体育祭、文化祭などの行事の準備もあるそうです。
すべての生活が高校のためにあり、プライベートなお楽しみ、旅行したり、ちょっとブラっとしたりなど・・いつできるのでしょうか?まず、時間的余裕がなさそうですね。
ドイツの学校は、自分の生活の一部である・・日本の学校は、自分の生活のすべてのようである・・・
こうまとめてしまっても、言い過ぎではないかもしれません・・
オーストラリアの小学校の卒業式で見た!オーストラリアの小学生は、卒業式でやった~!とガッツポーズする。日本の小学校の卒業式は、みんなと別れるのが悲しいという雰囲気。
息子は、オーストラリアの小学校を卒業しました。一応、卒業式もあって、校長先生と1人ずつ、握手して、写真をとるという・・・かわいい雰囲気の卒業式でした。
1回くらい練習したみんなで唄う歌の披露もありましたが、ユルイ感じでよかったです。
卒業式は、みんな、ガッツポーズでイエ~イ!という感じで、さすが、オージーらしかったです。
(オーストラリアでは、18歳で子供がハイスクールを卒業すると、親がガッツポーズで、子育てがおわった!と喜ぶそうですので・・)
それに比べて、日本の卒業式はどうでしょうか?
小学校などもみんなと別れるのがさびしいとか、思い出~なんかを披露したり、すごくウェットな感じですね。
さらば先生~さらば友よ~・・なんていう歌もありますよね・・・
ショパンエチュードの「別れの歌」を流して、卒業証書をもらったり・・・このショパンの「別れの歌」は、恋人と別れた時の曲イメージなんですが・・卒業式という別れではないのですが・・
日本は、卒業を寂しがらなくてはいけないのです。
イエ~イ!バイバ~イ!とドライな感じには、言えない雰囲気・・・
こんなところからも、価値観やものの考え方が違うと思うのです。
日本は、とても繊細な考え方でいいのですが、自由に次へ飛び立ちたい、羽ばたきたいと思っている人にとっては、少し窮屈なのかもしれません。