ドイツのことわざ 人生の半分は整理整頓である
ドイツのことわざに、以下があります。
Ordnung ist das halbe Leben ( 人生の半分は、整理整頓である)
このようなことが、どこでわかるかというと、文房具店にいくと、書類をファイリングするようなものが数多く売られていること、オーガナイズグッズがたくさんあること。 そして、
息子がドイツ人の友達の家に遊びに行くと、家の中は、きちんと整理整頓されていて、モノが外に出ていない状態らしいのです。すべてが、棚や本棚の中にきちんと納められているということですね。
ドイツ人の家は、すっきりとしていて、モノが外に出ていないとよく言われます。所定の納める場所がきちんとあるんですね。または、必要以上にモノを集めないのかもしれません。
ですので、息子から、友達が我が家に遊びに来るときには、徹底的にモノを片付けるように厳しく言われてしまいました。でもね・・仕事に必要な書類とか本などは、そばに置いておいた方が、効率がいいんですけれどね・・
3LDKから1LDKにダウンサイズする方法
我が家は、実際に、オーストラリア時代に3LDKから1LDKに日本の家をダウンサイズしました。
さて、3LDKの家の荷物をどうやって、1LDKに納めたと思いますか?
まず、以前にあった、ピアノ、電子ピアノ、大型クイーンサイズベッドはまず、処分しました。あと、大型の本箱、食器棚も処分しました。
そして、息子の思い出のもの、私の大切なもの、これらは、全部、カラフルな旅行スーツケースを大量に購入して、その中に全部詰めていきました。下にキャスターがついているので、どこにでも動かせて便利です。(いざというときは、そのまま、実家に送ることもできます。)洋服などは、茶箱や桐のケースに入れました。残しておきたい本などは、ダンボールに詰めました。
そして、これらを、新しい1LDKの家の洋室にすべて押し込んだのです。洋室がすべての荷物ルーム、まるでトランクルームのようになりました。そして、主人は、残りのLDKで、事務所風に生活しています。(私なら、もっとシンプルに素敵に配置したいのですが、仕方ありません・・)
極小住宅は、今の時代にマッチする!
日本の我が家は、つまりは、極小住宅になります。極小住宅の良いところは、住宅ローンが少なくて済む、自然と断捨離ができ、シンプルライフになる、時代にマッチしている・・などがあります。
本当に大事なものだけを選別することができます。それなのに、住宅ローンや家賃が少なくて済むのは、素晴らしいと思いませんか?
私は、飛行機の中の狭い座席が結構好きです。あの狭い空間で、長時間、いかに快適に過ごすかを考えることが好きです。何を上の棚にいれて、足元には、どんな鞄を置いておくか、足は、どこに伸ばすか?など。
そして、エコノミー症候群にならないようにも気を付けなければいけないので、快適に過ごすためにサバイバル力が試されます。
飛行機の中での過ごし方と同じように、極小住宅では、どこに何を配置するかをものすごく考えなければいけません。そこが、実は面白いですね。発想を転換して、普通はそこに置かないでしょ・・という配置の仕方も考えるのです。
ドイツの諺、人生の半分は、整理整頓である・・・これは、本当だと思います。整理整頓にはじまって、整理整頓に終わる・・・
できるならば、毎日、整理整頓をその場、その場でしていけば、メンテナンスフリーな生活ができるわけです。まとめて後で片づけるのは、大変ですからね・・
そして、整理整頓の前に、どのようなモノを持つか、どのように使用するか・・・こんなことが、非常に大切ですね。良質なモノを少しだけ・・・という生活がこれからの時代に必要だと考えています。